昔ワンダラ今トンデモさんの情報によると、この未知生物には「南極のゴジラ」というあだ名があるらしい。『世界の怪獣大百科』(ケイブンシャ)などではそう呼ばれている。 ただし、その挿絵は「ゴジラそのもの」だそうだ(笑) 他にも、『学習まんがふしぎシリーズE 怪獣のふしぎ』(小学館)でも南極のゴジラと呼ばれているそうなので、おそらく、当時そうした報道があったのだろう。以下、『怪獣のふしぎ』より。 進行役「さて次は、南極の怪獣君です。 昭和三十三年、南極かんそく船『宗谷』は、昭和基地から氷 の海を日本に向かっていました。 松本船長は、船の前方に、黒いものがうき上がるのを見まし た」 船員A「ウマみたいだ。毛も生えている」 船長「双眼鏡で見てみろ!!」 船員B「は、はい。 目があります!!耳のようなものが二本見えます!!」 進行役「山田機関士も、くわしく見ました」 山田機関士「頭が1.5メートルで、全体が茶色。耳がカバのように ぴくぴく動きました。 体の長さは十メートルくらい。しっぽは長くてひらひらして、 せなかにこぶが二つありました」 船員A「ゴ、ゴジラだ」 船員B「南極のゴジラだ」 船員C「そうだ」 船長「それがいいや」 それがいいやって、あんた等・・・・・(笑) ともかく、このUMAに南極のゴジラというあだ名がつけられた事は、この会話からもうかがえる(^_^; |
その後、妖怪世界というHPに、さらに詳しい情報が掲載された(「妖怪探求」というBBSに、スレッドがある)。
南極のゴジラと命名したのは、船員Bではなく松本船長だったのである。
松本船長の著書『南極輸送記』(著・松本満次、昭和34年・創元社発行)がその出典なので、問題の部分を転載したい。
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Update/2000.11.30