home page > My hobby

最近ちょっと凝っているオーディオについて…
スピーカー Altec 409-8E on flat baffle
スピーカーその後 Westrex 2080-G in Aletec 816B
スピーカーその後のその後 Altec Model 19
パワーアンプ EL34 single with constant current plate load
パワーアンプ 平衡型全段差動プッシュプルミニワッター 6N6P Balanced All Stage Differential Push-Pull Mini Watter
プリアンプ FET差動 FET differential pre amplifier
プリアンプ FET差動平衡化 Balanced FET differential pre amplifier
プリアンプ FET差動バランス型プリアンプのアップグレード Balanced FET differential pre amplifier upgraded versionNEW
DSD (direct streem digital) 再生 Playing DSD files


スピーカー
Altecの20cmコアキシャルのスピーカユニット409-8E片ch2発を平面バッフルに、同じくAltecのウーファエンクロージャ816Bにヤマハのエレクトーン用の38cmウーファを入れた。手持ちのものや友人からもらったり借りたものを組み合わせてすこぶるローコスト。816Bには上もホーンでないとなんてヤボは言いっこなしで(笑)
そもそもの始まりは、遊んでいる816Bがあるよという友人の甘いささやき。たまたま38cmのウーファが手元にあって、これは10数年前に別の友人の引っ越しを手伝った時にもらったもの。この二つを組み合わせれば…
長年使っていた409-8Eのバスレフ、これは大阪の偏屈な親父さんが作って販売していて、購入したのは確か1987年頃だったと思う。ただしちょっといわくがあって、20年以上使ってヴォイスコイルの断線で片chの音が出なくなったので、開けてみたらユニットには409-8Dのラベルが貼ってあったが、それが普通のシングルコーン。409シリーズならあるはずの同軸トゥイータがない。ユニットはAltecと言われて買った覚えがあるし、輸入元のエレクトリのラベルも貼ってあるのだが…まあ、気を取り直して近くのオーディオショップで中古の409-8Eを探してもらって付け替えた。

最初についていたユニットは、どうも403Aのフェライトヴァージョンだったらしい(4 Feb. 2015)。

で、これを816Bの上に載せてみた。最初はまあまあ、でも当然上が弱い。大枚はたいてホーンなんて手を出せないので、低音がいらないならエンクロージャから出してみたら、と仕事場を建てた時の床板の余りで平面バッフルを作って409-8Eを納めてみたら、それがなかなかいけるんですな。ミケランジェリのシューマンの謝肉祭、第3曲で最高音がカーンと鳴るところで、それまではこもって聴こえなかった音が、きれいに聴こえるようになった。低音を出すという気の重い仕事のストレスから開放されたユニットが、平面バッフルというもっとも負荷の少ない舞台で水を得た魚のように活きいきと鳴り出したという感じ。
クロスオーヴァーの周波数を変えながらネットワークをあれこれやって、ユニットの後ろにおもりを付けたりしているうちに、ちょっとバカなことをしてユニットをオシャカにしてしまった。エポキシで着けたおもりを外そうとしたら意外にしっかりくっついていて、なんとか外そうとやっきになって…
さいわいエレクトロヴォイスから現行品で409-8Eが出ていたのでget。でも壊したユニットに未練が…。エイヤとばかりに分解してみたら、原因がポールピースとマグネットの接着部が動いたためにギャップが均一でなくなり、強い磁力でヴォイスコイルが挟まれてしまったことにあることが判明。ギャップを調整して接着し直してから、マグネット部分をアルミ板とボルトでフレームに固定してなんとか元通り(?)に音が出た。
それから、余った2本のユニットの活用方法を考えて、まずはスピーカーマトリクスを試してみた。音の広がりが出て、それなりに面白かった。ホールの残響成分が後ろのスピーカーから聞こえることには感動。でもその後、やはり中高域が弱いことが気になり、少しは816Bに対抗できることを期待してバッフルを継ぎ足して片ch2発に。バッフル継ぎ足しは平面ならではの芸当^_^ ユニットは並列にすれば音圧が2倍になるはずだが、そうするとインピーダンスが低くなりすぎて4Ω端子のない真空管アンプとのマッチングがNG。半導体アンプならOKなのだが… 同じユニットなので直列でも問題なしと判断、音圧レベルは変わらないがコーン紙の振幅は半分になって負荷が軽くなる分再生音の質はUPする、はず…
ネットワークは試行錯誤の結果、現在のところ6dB/oct. -3dB、500Hzクロスに設定。

スピーカー その後

中高音が409-8Eを2本直列で16Ω、ウーファは8Ω、一方アンプの出力インピーダンスは8Ωと、インピーダンスマッチングがとれていないことが気になってきて、そこに816Bを貸してくれている例の友人が16Ωのウーファが遊んでいるという。そのユニットは Westrex London 2080-G 。オークションに数十万円で出ていることもあるというヴィンテージもの。なんとも太っ腹な友人である^_^ 816Bに取り付ける時にスペーサーからボルトが飛び出しているので、コーン紙を傷つけないようにとめちゃくちゃ緊張しました^^;
ネットワークの定数を変更して部品を調達。16Ωになるとインダクタの容量が倍になるので、これまで使っていたJantzenの空芯コイルでは直流抵抗が結構高い。そこで同じJantzenのP-coreというタイプを使ってみることに。ネットワークの部品を取り替え、ネジ穴の位置を合わせるためのスペーサーに穴をあけ直して2080を816Bに取り付け、アンプの出力端子を16Ωにつなぎ替えて作業完了。
結果は大正解。中高音は今までよりも鮮やかに聴こえるようになり、とても天井埋め込みのPA用スピーカーとは思えない。低音もガッチリ締まって芯の通った音に。アンプの8Ω端子に16Ωのスピーカーをつなぐのでは電力ロスが大きくなるので、409-8E2本が逆効果だったのかも^_^;
スピーカー その後のその後
スピーカーに大きな変更。とうとうわが家にAltecのホーンがやってまいりました!
友人に借りていたAltec 816BとWestrex 2080-Gを返すことになって、その代わりにやってきたのが、Altec Model 19。このスピーカーはAltecを代表するスピーカーシステムであるA7のユニットを家庭用のエンクロージャーに納めたもので、ウーファー416-8B、ドライバー802-8G、ホーン811Bという構成。家庭用と言ってもやはりサイズは大きい。
といってもまだこれは、わが家のシステムの一員になれるかどうかの試用期間のような状態。1つが65kgもあって、友人に車も出して手伝ってもらって運び込んだけれど、翌日は腕の筋肉がケイレンする始末^^; 音出しをすると片側のホーンから音が出ていない。ドライバーを開けてみるとやはりというべきか、リード線が断線。おまけにフェイジングプラグが外れていた。

ネットで修理方法を検索して、ロボットケーブルという極細の芯線を使ったコードを購入。ヴォイスコイルのリード線が幅1mm、厚さ0.05mmだったので、断面積が同じになるように0.08mmの芯線を10本束ねてハンダ付け。無事音が出るようになった。修理後は早く音を出したくなるのでつい写真を撮り忘れます^^;
最初は、高音がキンキンと耳に突き刺さるようで、反対に低音がちょっと弱い印象だったが、1週間ほどでだいぶよくなってきたように思う。当然のことながら中高音域がコーンからホーンに替わったことで音色がだいぶ違って聞こえるが、慣れてくるとそのパワー感はさすが。小音量でもくもったような音にならずに楽しめるのが意外かも。

パワーアンプ
部品を一つひつと集めるのが面倒だったので、KT88シングルのキットを購入。シングルアンプの要である出力トランスにタムラの特注品を使用しながらリーズナブルな価格というところに惹かれた。ただしキットといえども自分で組み立てたものは、でき上がってもそれでOKとならずいろいろ手を加えたくなるのが人情というもの。かなり手を加える結果になったが、キットのデザイン優先のコンパクトなシャーシが改造には制約となった。自作アンプでは、大きめのシャーシを使い、信号経路に沿って余裕を持たせた部品配置がセオリーだが、これは後々手を加えやすくするためにも必要なことと身をもって知ることに。
まず組み立てる段階から、信号経路に沿ったアースラインの見直し。完成してからは、低域の改善のためにドライブ管のパスコンの容量アップ(100μFから500μF)、わが家のスピーカーシステムのキャラクターを考えると強力なNFBは必要ないと考えて、抵抗の定数変更(1kΩから1.5kΩ)、それにともなってリップルによるハムが大きくなったので電源のコンデンサ容量アップ(47μFx2のところに並列に47μFx2を追加) 、KT88からEL34へパワー管の差し替え。聴き較べるとKT88はよく言えばおおらかななりっぷり。でもどうも音の輪郭がボケるというか大雑把な印象。EL34は輪郭がくっきりする感じ。それとやはりヨーロッパ管という魅力も^^(キットではUL接続と3極管接続とを端子のつなぎ替えで変更できるようになっているが、もちろん3結で)。


改造前(ドライブ管のパスコンはすでに容量up)
回路を検討したところ、そのまま差し替えるとEL34がわずかに定格オーバーになるので、動作条件を見直すことに。いろいろ考えたあげくパワー管のプレート定電流化を敢行。もとは自己バイアスだったが、カソードの抵抗とコンデンサーをはずして、代わりに半導体をつかった定電流回路を組み込んだ。シャーシに余裕がなく結構大変だったがなんとか収まった。
同時にB電源とカソードを100μFのコンデンサで結んでアースラインと電源のコンデンサーから出力段の信号経路を分離した。これはシングルアンプでは電源で低下する低域のクロストーク改善が目的。これもシャーシにスペースがないので、ブロック型は無理。さいわい耐圧500Vのアキシャル型が真空管メーカーのJJから出ていたのでget。


改造後(カーソルonで定電流回路部分を拡大)
プレート定電流(定電流バイアス)化は、最初に試した回路は大失敗^_^; 測定のために一本だけ挿していたEL34のプレートが真っ赤になってあわててスイッチOFF。冷や汗タラタラ。素人の悲しさで原因がわかるまで半日かかった。わかってみれば単純なというよりわかっている人にはありえないミス。もともとこのアンプはB電源が480Vと高く、テスターをつないで測ってみるとスイッチon直後は500V以上の高圧がかかっていることが判明。B電源とパワー管のカソードとをつなぐコンデンサが充電されるまでの間、その高圧が定電流回路にかかってくるということなので、それに耐えられるよう600V耐圧の2SC3632というトランジスタを探し出して使ったまではよかったのだが、同時に組み込むツェナーダイオードと定電流ダイオードの耐圧を考えていなかったため^_^; せいぜい耐圧100Vのダイオードがショート。計算するのもこわーいくらいの電流がEL34のプレートに流れた。なお2SC3632は多めに購入したものを簡単な測定治具を作ってhFEを測定、選別して使用した。

傍熱整流管を使ったりB電源の立ち上がりを遅らせるタイマーリレーを組み込んだりはスペース的に無理。ギターアンプにあるようなB電源を別なスイッチでON/OFFできるようにということも考えたが、スイッチの順番を間違えると壊れる回路を組み込むのもどうかな…ということで、動作電流を自前で取る回路はあきらめて、パワートランスの容量に若干余裕があることを確認した上でB電源からもらうことにした。定電流特性を70mAと45mAに切替えられるように背面にスイッチもつけた。負帰還量を少し減らしたのとカソードのバイパスコンデンサをはずしたせいかハムが若干増えたので電源のコンデンサを補強した。EL34では気にならないレベルに下がったが、KT88ではハムがちょっと気になる。

キットの元の回路ではプレート電流はKT88で約80mA、EL34で約60mA流れていたので、プレート損失はKT88で34W弱/80mAから33W/70mAとほとんど変わらないが、EL34では27.5W/60mAから21.6W/45mAに下がった。25W定格のEL34にはいくらか優しい動作条件になって、わずかながら消費電力も減ってメデタシメデタシ^_^ 最終的な定電流回路の回路図はこちら

B電源スイッチは、パワースイッチON直後の高圧回避のためにあった方がいいかなと思案中。

で、肝心の音は…
定電流化の結果、それまであったざらざらした感じがなくなってなめらかになったのは驚いた。餅にたとえると、なかに米のつぶつぶが残っていると舌触りがよくないけれど、しっかりと搗いてつぶつぶが全くない餅は舌触りがつるっとして旨い、そんな感じ。全体に音のリアリティが数段あがったと思う。これまで409-8Eがほんらい得意のはずのウォーカルが今ひとつ魅力的に聴こえなかったのが、改造の結果つややかで息づかいが伝わるような再生音になった。音楽に集中できるようになったのがなによりうれしい。
トランジスタやダイオード類、抵抗は安価なものだが特性をそろえるために多めに購入したり、高耐圧コンデンサが意外と高価だったり、通販サイトも一カ所では部品がそろわないので結構送料もかさんで、当初の予算をだいぶオーバー、さらにかなりの時間も費やした改造だったが、それだけの甲斐はあったかな^_^

もろもろの改造は「情熱の真空管アンプ」と著者のぺるけさんこと木村哲さんの同名のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました。

ミニワッター 平衡型全段差動プッシュプル

以前から気になっていた全段差動プッシュプル。シングルで使って気に入ったEL34を使って作ろうと思い、べるけさんのサイトを眺めていたが、そこで紹介されていたミニワッターが気になり始めたのが約1年前。出力は約1W、6N6Pというロシアの双3極管を使うので2本でプッシュプルが組める、真空管アンプのコストの半分を占めるトランス類も廉価なミニサイズ、それでいて出てくる音はじゅうぶんにメインのシステムになるという、いいことずくめのアンプ^^ 1本でヒーター電力1.5Aが4本必要なEL34に比べ6N6Pは0.75Aが2本なのでちょうど1/4の消費電力。原発再稼働を許さないためにも電力消費は少ないに越したことはない。さらにどうせ作るなら平衡型にしたい。XLRのコネクタでつなぐのはプロっぽくてかっこいい(笑)今年の春にまず真空管を調達し、その後トランスを購入、半月ほど前にぺるけさんから選別した半導体とCR類を分けてもらってパーツがそろうと、矢も盾もたまらず作ってしまった^^;
Mini-Watter Chassis

シャーシは、楽器の材料としてきれいなところを使った残りのサクラ材で作った枠に、2mmのアルミ板を穴あけ加工したトップパネルを乗せたもの。小さく作る必要もないので作業性を考えて余裕を持ったレイアウトにして、入出力もパネル上に配置。穴あけは数が多くてどうなるかと思ったが、1日かかってなんとか終了。


appearance

部品を取り付けてみたところ。外観はイメージ通りにちょっと間延び^^; これはこれでよしとしよう(笑)
音量調整はプリアンプに任せることにしてヴォリュームはつけず代わりに50kΩの抵抗を入れる。平衡型では2連X2、または4連X1のヴォリュームが必要になるので、部品代の節約にもなります^ ^


ラグ板に半導体類とCR類を組んだところ。上2つが電源回路、下は左右の増幅部。2段構成の初段には半導体を使用したハイブリッドアンプ。


電源回路とヒーターを配線して電圧をチェック。


入出力以外の配線完了。スイッチONで真空管が動作状態になるというところ。ハラハラドキドキの一瞬。


これで完成。半固定抵抗(ラグ板上の青色の直方体)を回して出力段のバイアスのバランスをチェック。ぺるけさんによれば3mV以下になればOKとのこと。


音出し。スピーカー(Altec Model 19)の能率が102dBと高いので、パワーにはまったく不足はない。よく考えてみたら1Wの出力を加えて1m離れたところで102dBの音圧が得られるということで、100dBというと電車が通過するガード下の騒音レベルだから不足のはずはない(笑)もしこれが84dBなんていう今時の低能率のスピーカーだったとしたら、同じ音圧を得るためには60W以上のパワーが必要なわけで、高能率スピーカーのなんとありがたいことか。
残留ノイズはまったく聞こえず、とても静かなアンプ。


いろいろ改造したEL34シングルは、最初は満足しても繰り返し聴くと不満なことろも出てきた。低音はシングルにしてはがんばっていたと思うが、友人のプッシュプルをつないだ時との違いは一聴瞭然だった。ミニワッターはプッシュプルとは言え出力トランスは極小。どこまで低音が出るか気になるところだったが、オルガン曲を数曲聴いたみたところペダルがぼやけることなく鳴っている。ピアノトリオのウッドベースの歯切れがよくなった。今までなんとなくのっぺりと貼りついたように聞こえた全体の音像が見通し良くなったような気もする。
省エネ・ローコストのミニワッターで音楽を楽しめるようになって、わが家の電力消費を減らすことにも貢献。気持ちがいい^^
(11 November 2014)

完成してから数日、あれこれ聴いてみたが、そこにいるんじゃないかとハッとすることがある。いつのまにか自然に音楽を聴いている。

その後、電源トランスがかすかに唸っていることに気づいた。触ると明らかに振動している。ビスを増し締めしても変わらなかった。ちょっと重いものを乗せると消えたり、何もしなくても振動していないこともある。鉛のシートを貼ったりすると効果がありそうだが、すっきり仕上がった外観を損ねずに防振する方法を思案中(27 Nov.)

トランスの唸りはしばらく使っているうちにいつの間にか消えた。ネット上の情報にも

正式にわが家の一員になったAltec Model 19をドライブするミニワッターの勇姿(^ ^)



FET差動プリアンプ

ぺるけさんのサイトにあるFET式差動ラインプリアンプ。アンプ部はそのままで、電源部は手元に可変3端子レギュレータLM317があったのでAC100V版の回路を組むことにした。
回路図はこちら(改訂版)
増幅用と定電流回路用のFETは特性をそろえる必要があるので、ぺるけさんの部品頒布を利用させてもらった。部品頒布のページには「電力会社から金品を受取った方、情報操作や隠蔽に加担した方、さまざまな利権に関わる方、原発推進関係者の部品頒布利用はお断りします。」という但し書きがあるが、さいわい私は電力会社とは無縁なので分けてもらうことができた。部品集めも終わって、実体図も描いて、あとは組み立てるのみとなったところでまとまった時間をとることができず半年放置…^^;

FET line preamp

夏休みの工作で組み立て完了。シンプルな回路にも関わらず数カ所ミスがあって動作するまでさらに数日かかった^^; ミスは、3端子レギュレータの端子の配置を間違えた、LEDの極性が反対、さらにヒューズホルダーの端子の片方に線を差し込んだままでハンダ付してなかったという3つ。3端子レギュレータのミスは電圧が想定通り出てないことで気づいたが、参考回路で端子が左からin adj outとなっているので実物もその通りの順番とすっかり思い込んでしまったというミス^^; LEDは点灯しないのですぐに極性を疑えばよかったのだが電流の流れる方向と、リード線の長い方がプラスという電解コンデンサのつなぎ方とがごっちゃになったミス。ヒューズホルダーは最後まで気づかず電圧が不安定なのでテスターを当てながら回路を遡って行くと後回しにしたハンダ付がされないままで… まあミスというのはだいたいこんなものです^^;

FET line preamp
FET差動プリアンプ平衡化

毒を食べたついでに皿もということで、ミニワッター平衡版を作ったついでにプリアンプを平衡化した。こちらのサイトの回路を参考にさせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
入力は不平衡のままなので、ヴォリュームも2連のままでOK。半導体類もそのまま使用して回路を組み替えて、出力端子をRCAからXLRに変更してレセプタクルを取り付ける24φの穴を開けるだけなので、この際やってしまおうということで始めてしまったが、実際取りかかるとラグ板上の部品をすべて外すのが思いの外たいへんだった^^;

組み上がったユニット。FETは外さずにそのままの位置で使えるように部品を配置。黄色い大きな部品は先日たくさん分けてもらったフィルムコンデンサ
参考にさせてもらった回路では1μFになっているが、これは1.5μF


作業完了^^ 無事に音が出て一安心。プリを平衡化してこれまでとどう変わったのかと聞かれると??? 精神安定剤のようなものかな^^;


デザインの統一性があるようでない、ないようである(笑)プリとミニワッターの平衡型差動コンビ


しっかりXLRコネクタで接続されている(^ ^)v


(13 November 2014)

FET差動バランス型プリアンプ

6N6Pミニワッターができてしばらくして、低音が少し物足りなくなった。ミニサイズの出力トランスを疑ったが、この春日のトランスKA-8-54P2は申し分ない周波数特性を持つと言うことなので、大きなサイズの出力トランスに交換したい誘惑をぐっとこらえて、もう一つ気になっていたプリアンプをアップグレードすることにした。例によって「情熱の真空管」サイトを運営するぺるけさんのこちらの作品。ぺるけさんには今回も部品頒布でお世話になりました。この場を借りてあらためてお礼申し上げます。

プリアンプの更新を思い立って、まずは電源部分だけを今までの24V 0.1Aから12V 0.3Aに変更。そのまま数ヶ月経過。いつでも取りかかれるようにぺるけさんに部品も分けてもらっていたものの回路の複雑さを考えるとすぐには手をつけられず、仕事がもう少し捗ってからと自制していたが、さすがにぼちぼち音楽が聴きたくなり取りかかった。

トランジスタが24個、抵抗が51個など部品点数が多く、それを2枚のラグ板に実装して背中合わせにするという高度なテクニックを駆使ww このくらいの規模の回路はプリント基板の方が楽のはず。でもラグ板工作は好きなので挑戦することに^^


左右2チャネル分を背中合わせにしたところ。


ケースに組み込み。入力はアンバランスのみなので、ヴォリュームも2連のまま。


途中、トランジスタを数個つけ始めたらラグ板の反対側だったことに気づいてヒートクリップを使って慎重に外して付け直しなんてこともあったが、だいたい1日で組み上がって音出し。パワーアンプが暖まると同時にスピーカーから盛大なハムが^^; あわててスイッチを切って配線ミスがないか見直し。1か所ハンダ付けが怪しいところがあったくらいでミスは発見できず。やはり1発で音出しは無理か〜ちょっと背伸びしすぎたかな〜とかいろいろネガティブな想念が浮かんだ。これは長丁場になるかなと覚悟したら、入力端子がオープンの時はほとんど無音なことに気がついた。それでたぶんアンプ部は正常に動作していて入力あたりに原因があるかもと思ってチェックしたら入力の一端がアースされていない。そこを配線したらめでたく音が出た^^
バランス型は音場に奥行き感があるとの評だが、これまで今ひとつその意味がわからなかったが、最初の印象は奥行きが感じられる!例にもれずオーディオをアップグレードすると片っ端からCDをかけてみない気がすまない。仕事に追われている時はそっちの方が問題かも^^; 低音も満足できるところまでいったようだ。ビル・エヴァンストリオのスコット・ラファロのベースがいい感じで鳴っている。

DSDファイルの再生
流行のハイレゾリューションがどんなものか、手持ちの機材で試してみたので、感想を。
使用するのはKORGの1bitレコーダーMR-1。クラヴィコードの演奏ではいつもお世話になっている筒井さんがMR-2を購入したからと持ってきてくれたもの。
ダウンロードしたDSD音源をPCからMR-1に転送して、out端子からのアナログ出力をプリアンプにつなぐ。MR-1の内蔵HDDが20GBなのでCDにすると10枚分も入らないが、試してみるにはじゅうぶん。さらに、KOEGのAudioGateというソフトを使ってCDをDSDに変換したものをMR-1に転送して再生し、CDと比べてみた。

まずはハイレゾ音源。ダウンロード先はこちら
音源によってこんなにも音が変わるのかというのがまず最初の感想。再生装置は手のひらに載る大きさで、CDプレーヤーで言えば普及価格帯の値段。つないでいるコードはありきたりのミニステレオ-ピンケーブル。そこからなんとも鮮やかな音が飛び出す様は不思議な光景ですらある。ピアノでは低音弦を強打した時の高次倍音がぶつかりあうザワザワした音もしっかり再現されている。ヴァイオリンはなめらかというより鮮やかでちょっと硬めの印象。
続いて手持ちのCDをDSDに変換して聞いてみた。この辺は人によってあまり違わないという評価もあるようだが、わが家の環境では大きな変化を感じられた。たとえばCDで歌ものの語尾の子音が不自然に大きく聞こえたものが自然に聞こえるというのはかなり大きな違い。いろいろ聞き比べるとCDがすこしザラついて聞こえる気がする。ただ、録音が古いものや低音中心の響きではあまり変化を感じられなかった。
とにかくDSDファイルの直接再生が、高価な機材をそろえる必要もなく手軽に高音質を楽しむことができる方式であることには間違いない。オーディオメーカーが普及に積極的ではないのもうなずける。

back to home page