ボディの組み立て


クラヴィコードは、長方形のボディの対角線方向(鍵盤に向かって低音側奥から高音側手前)に弦の張力がかかり、ねじれるように変形します。そこで底板を厚くしたり、底板に背骨のような角材を通したりしてボディの変形を抑えます。また、あらかじめ変形するのと反対方向にボディをねじって組み立てます。チェンバロの構造と共通するのは、がっちりと強固な構造で変形を抑えようとするのではなく、力のかかる方向を見極めてバランスを上手くとった柔構造であることです。これは、楽器全体の重量を減らすためにも重要です。

ボディ側板の接着 ボディ側板と底板の接着