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恐怖の毒リンゴ | |
幻獣退治を終えたあたしが挨拶に行くと、村長さんは役場の隅っこから、あたしをちょいちょいと手招きした。 「材木店の南にある森の中に変な老人がいるそうなんじゃ。 ちょっと行って見てきてくれんかのう?」 行くのはいいけど、見てくるだけでいいの? 子供のお使いじゃないんだからねー。 森の中のおじいさんはすぐに見つかったよ。別にそんなに変な顔でもないけどなぁ… こんにちは、いいお天気ですねー、なんて愛想良く話しかけたら、お使いを頼まれちゃった。 村はずれにいるおばあさんに、リンゴを届けて欲しいんだって。 おばあさんのほうが、どちらかいうと変な人なんじゃないかな、って思う。 リンゴのお礼に元気が出るドリンク剤をもらったんだけど、 これ、飲んでも大丈夫なのかなー………? |
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村長さんはあたしの話を聞いて、ひとりでウンウンうなずいてた。 あたし、ホントに役に立ってるの?^-^; きっと納得いかないような顔をしていたんだろう、 村長さんは思い出したように、 あたしにもうひとつお仕事をくれるという。 あたしが冒険者の腕を磨いて、もう少し強くなったら、 頼みたい事があるから、と言われちゃったよー。 精歴114年木月15日 |