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　　　　　　高田さんの連載は………うーん、打ち切りでしょうか--
　　　　　　生体移植を扱った病院ものだったんですが。ちょっと地味＆難しすぎ？
　　　　　　病院もの、何となく流行りですよね。ブラックジャックによろしく、私未読なんですけど。なんとなく。
　　　　　　おたんこナースは好きな作家さんだったので読みました。あとは………なんかありましたね。＾-＾；
　　　　　　医療ミスとか大きく取り沙汰される世の中ですから、みんな何となく不安なんでしょうか。
　　　　　　健康は与えてもらうものではなく、自分で守るもの。
　　　　　　病院はそのお手伝いをしてくれるところ、と私は思います。

　　　　　　「グルグル」ついに完結しました。なんだかすっご〜く長かったような気がしますが、１６巻しかないんですね；
　　　　　　衛藤さんは、ドラクエ４コマ漫画出身で、ぱおがずっと追いかけている漫画家さんのひとりですが、
　　　　　　もうひとりの柴田亜美さんと違って、衛藤さんは寡筆ですねぇ………＾-＾；

　　　　　　グルグルは連載中に２回もアニメ化されました。１回目は見たんですがラストが何だかなー、で……
　　　　　　勇者パーティが魔王を倒しに行く、まさにドラクエな設定なんですが、倒すと終わっちゃうからや〜めた、みたいな（爆）
　　　　　　連載中だったこともあるんですけどね。それで、２回目のアニメは見ませんでした。
　　　　　　それでもそういう終わり方もアリかな、と思ってしまうのが
　　　　　　グルグルらしいといえばらしいところがドラクエとは全然違うものであることは保証するんですが。

　　　　　　そう、グルグルはドラクエのパロディから出た作品ではありますが、
　　　　　　全く違う個性的な世界と、独特の味を持った、ＲＰＧ作品として立派に完結しました。
　　　　　　衛藤さんの次回作「がじぇっと」も最初からいい感じに育っています。続きを楽しみにしています。＾＾　　　

　　　　　　最近の菊地秀行氏は、おかしい。締め切りはたいがい守るし、巻数もいきなり伸びて増えたりしない。
　　　　　　いや、それは悪いことではないのだけれど（笑）
　　　　　　その代わりといっては語弊があるかも知れないが、内容がおとなしくなったような気がする。
　　　　　　こんなペースで本当に終わるのか？　と思いながら読んでいると、あっという間にまとまってしまう。
　　　　　　なんだか肩すかしを食らったか、猫だましで倒されたかのような気分になってしまうのだった。
　　　　　　締め切りも枚数制限も守れないけれど、荒唐無稽・縦横無尽な勢いがあった昔が少し懐かしい。
　　　　　　それとも、自分が氏の書くものに慣れすぎてしまったのだろうか？？

　　　　　　「トッペンカムデンへようこそ」完結しました。
　　　　　　読み切りから始まって、長期連載まで発展した、征矢友花さんの出世作です。
　　　　　　最近の漫画家さんの中では一番のお気に入りかも知れません。
　　　　　　最終巻は書き下ろし短編もついていてちょっとお得です。＾＾

　　　　　　「〜牛若〜」のたなかかなこさんは、週刊少年ジャンプで連載していた田中加奈子さん。
　　　　　　しばらく見かけないなーと思っていたら、改名して青年誌で活躍していました。
　　　　　　少年誌の縛りがない舞台で、のびのび頑張っていただきたいものです。＾＾

　　　　　　コミック版「アンジェリーク」がついに完結しました。ゲーム的に言えば女王エンディングで。
　　　　　　アンジェのゲームはマルチエンディングですが、大きく分ければ恋をかなえるか否かの２種類だと思います。
　　　　　　ゲームでは恋がかなわない場合、女王になる、女王補佐官になる、学園に帰る、の３パターンしかありませんが、
　　　　　　かなう場合は相手次第なので１５通りのエンディング。
　　　　　　いや、ゲーム本来の目的は女王になることのはずなんですが（笑）

　　　　　　女王エンディングの時、お世話になった方々からご挨拶のお言葉をいただけるのですが、
　　　　　　それまでの仲の良し悪しで微妙にセリフが違う辺りがマルチの理由です。
　　　　　　コミックではその辺を忠実にやってもらえましたし、
　　　　　　女王になったからといって恋がかなわないわけではない、と言う解釈でありましたし、
　　　　　　前女王とクラヴィス様の物語もフォローされていて、なんかもう、言うこと無い、って感じでした。＾-＾*

　　　　　　惜しむらくはこれでもう、彼らに逢えないと言うことでしょうか。＾-＾；
　　　　　　コーエーさんもアンジェの新しいゲームではなく、全く新しいＳＲＰＧを打ち出してきていますし。
　　　　　　そういえば途中になっているアンジェリークデュエット、引っ張り出して続きしたいかも……

　　　　　　「ななか」完結です。シリアス路線に走り出してからはノリが今ひとつだったですかね…。

　　　　　　「マン＆ドラ」は急転直下の完結で、納得いかないものが…（今回そんなん多いですが）＾-＾；
　　　　　　次作でフォローされるようなのでもう少し様子を見ようと思います。

　　　　　　「聖闘士聖矢」いやー懐かしいですー。エピソードＧということで、今度の主役はゴールド聖闘士アイオリアです。
　　　　　　（でもタイトルに聖矢が付いちゃうのね（笑）

　　　　　　乙一さんの文庫新刊「平面いぬ。」は単行本「石の目」の改題です。
　　　　　　週刊少年ジャンプで割と最近漫画化された「はじめ」も入っています。
　　　　　　ぬいぐるみを扱った「ＢＬＵＥ」は、映画「グレムリン」を観ているとさらに趣が深まるでしょう。＾＾
　　　　　　ぱおはぬいぐるみ好きなので、ちょっと痛かったです。　　　　　　

　　　　　　「がじぇっと」の衛藤さんは「魔法陣グルグル」の漫画家さんですが、そのまた昔は、
　　　　　　ドラクエ４コマ漫画の作家さんでして、不可思議な作風を、ぱおはずうっと愛しております。＾-＾*
　　　　　　同じくドラクエ４コマ出身の柴田亜美さんに比べて作品数が少ないのが寂しいですが、
　　　　　　これからもその摩訶不思議世界を貫いていってくださいませ♪

　　　　　　「花音」さいとうちほさんは、デヴュー当時から好きな漫画家さんですが、
　　　　　　最近ではウテナぐらいしか読んでいないですね。少女コミック系の雑誌を買わないから…
　　　　　　実は最近ヴァイオリンを始めまして（笑）音楽マンガに敏感になっています。＾0＾；

　　　　　　…あれ？　克さんのコミック、最終巻なのに、あと書きがついてない………
　　　　　　この方、どこの出版社から出しても、必ず「作者あと書き」をつけてた漫画家さんなんですが…
　　　　　　外伝とか出るのかなー？？

　　　　　　「天愛地恋」は紆余曲折を乗り越えてようやく完結しました。足かけ何年かかったのか…
　　　　　　第１次世界大戦前のオーストリアが舞台で、世界史に弱い自分には、
　　　　　　ちょい判りづらかったです。＾-＾；
　　　　　　もう少し、知識があったら、もっと面白かったのになぁ、と思うと勉強不足が悔やまれます（苦笑）

　　　　　　樋口大輔さんが女性だと、最終巻まで知りませんでした。＾-＾；　おやおや。

　　　　　　酒見さんの「周公旦」は、封神演義では脇役の周公旦（西伯姫昌の四男で、武王の弟）に注目して
　　　　　　書かれた中国史ものです。藤崎竜さんのコミックのイメージで読むと、ちょっと違います（とても違う、とも。＾-＾；）が、
　　　　　　なかなかに面白く書かれていました。＾＾

　　　　　　「夏と花火と…」は乙一氏のデヴュー作です。
　　　　　　タマムシのリンク先サイトである不格好・部屋さまで乙一氏が絶賛されていたので、
　　　　　　ちょっと読んでみたんですが………やられました。

　　　　　　ジャンプノベル大賞受賞作なので書評は読んでいたのですが、
　　　　　　これほど完成された世界がそこにあるとは思いませんでした。

　　　　　　ミステリーのため内容には触れませんが、ぱおの読後の感想は、
　　　　　　夢野久作の系譜に連なる作家さんかな、と。
　　　　　　最近だと京極夏彦とか。京極や夢野をジュヴナイルにするとこうなるのかも……
　　　　　　江戸川乱歩とか横溝正史とかとは、ちょっと違うようです。

　　　　　　ほかの作品も読んでみようと思いますが、ハマりそうなので躊躇しています（笑）　　　　　　

　　　　　　田中芳樹さんの「海嘯」は、中国歴史物です。
　　　　　　ぱおは歴史の成績はむっちゃ悪くて（涙）日本史も世界史も先生にゲタ履かせてもらったので、
　　　　　　隋、唐、う〜んその後は清まで時代の順番がよく判ってないんですが；
　　　　　　日本では鎌倉時代あたりですかね、宋が元に滅ぼされていくお話です。
　　　　　　追われ追われて最後は海へ向かう辺り、　ちょっと、平家物語が脳裏に浮かびました。

　　　　　　歴史のとどめられない大きな流れを海嘯に見立てて、
　　　　　　抗いつつも呑み込まれていく人々の悲哀が書かれているわけですが、
　　　　　　特に自由意志を表に出せなかった女性や子供のそれは、哀しいものがあります。
　　　　　　砂漠のほうの国々もね、宗教的にそうですよね；
　　　　　　その善し悪しは言えないんですが、人権はあってしかるべきと思いましたね…--

　　　　　　「はてしない物語」は、月刊誌「ニュータイプ」に連載されているコミックエッセイです。
　　　　　　創刊号から続いているのは、もはやこの連載だけであるとか。いやそれってすごいけど？＾-＾；
　　　　　　ぱおはニュータイプ毎号買っているので、これでようやく古い切り抜きが捨てられるのね、
　　　　　　と、違うところでも嬉しかったりしました（笑）

　　　　　　篠崎砂美さんの新刊「ブルー・ストリーム」は、田中芳樹さん作の「灼熱の竜騎兵」の世界観を共有しつつ、
　　　　　　独自に展開された作品です。既存の作品世界を使って勝手に外伝を書いたりするのはパロディで、
　　　　　　同人ではよくありますが、これは作者公認で今後も書かれていくようです。
　　　　　　そういう小説のことを、シェアードワールズノベルと呼びます。

　　　　　　ご存じの方も多いかと思いますが、田中芳樹さんは遅筆で有名な作家さんで（笑）、
　　　　　　その割に作品世界をいくつもお持ちなので、なかなかシリーズが完結しません；
　　　　　　「灼熱〜」も、もう何年（何十年？）前の作品になることか………
　　　　　　今回のシェアードワールズ展開で、本作品を待ち続けたファンの鬱憤も少しは晴れるというものかな？

　　　　　　もちろん、元の作品を知らなくても楽しめますので、見かけた方はご一読くださいませ。（←宣伝）　　　　　　

　　　　　　「闇色…」は「あんしょく」と読みます。ミステリー小説です。
　　　　　　この方の作品は初めてで、帯にひかれて買いましたが、なかなかに好みでした。＾＾
　　　　　　既知の作家さんで言うと、宮部みゆきのプロットに、京極夏彦の構成か？（笑）
　　　　　　エラリー・クイーンのキャラクターも入ってるし………
　　　　　　いえ、もちろん、そんなに単純なモノではないんですが。＾-＾；
　　　　　　
　　　　　　作者の北森さんは大変博識な方と思います。文学のほかに、民俗学、医学など、
　　　　　　専門的な分野の事柄を要所にちりばめて、かっちりした落ちまで連れて行ってくれます。
　　　　　　読後、幸せになれるお話ではないんですが、大変読み応えはありましたね。

　　　　　　「アーシアン」は、昔途中まで読んだんですが、今回新装完結版が出たので再読。
　　　　　　やっぱ、高河ゆんは恋愛モノがいいです。良くも悪くも「愛だよ、愛」ですね。＾-＾；？

　　　　　　「七姫物語」は昨年の電撃ゲーム小説大賞で金賞を獲った作品です。
　　　　　　ぱおは結構「和モノ」に弱いので、表紙に釣られてつい買ってしまいました。
　　　　　　作者のお名前は「たかのわたる」と読みます。「かず」ちゃんだと思ったのにな（笑）

　　　　　　内容は「アルスラーン戦記」（作：田中芳樹）と「後宮小説」（作：酒見賢一、
　　　　　　第１回ファンタジーノベル大賞受賞作品）をふんわりブレンドしたような感じ、
　　　　　　と思います。伝説の剣もサービスシーン（笑）も無いけど、
　　　　　　とても真摯な取り組み方で、好印象が残るストーリーでした。

　　　　　　「カナタ」打ち切り状態なんですが………；；
　　　　　　役者も揃って、キャラも動き出して、これから、ってところだったのに、おかしいなぁ？？
　　　　　　もう少し続いたら、人気上がると思うんですが、編集さんが気の短いヒトだったのかしらん？--

　　　　　　新井素子さんの新刊は実は去年の９月に出ていまして、気が付かなかったので今頃読んでます。
　　　　　　この人、ＳＦ作家に分類されてますが、ぱおは実は違うと思ってます（笑）

　　　　　　さて、昨年我が家で購入した本は、３１８冊（コミック　２０１、文庫　９４、コミック文庫　１７、その他　６）でした。　　　

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2002年の記録（１〜６月）
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2000年の記録（１〜６月）
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