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　　　　　　この頃、積ん読が少し減ってきたので、かなり前の本も読んでます。
　　　　　　嬉しい限りです。＾＾；

　　　　　　藤田さんの「１０」は、編集ものでして、画集とか解説とかインタビューとか、
　　　　　　いろいろ入ってお得な１冊。
　　　　　　追っかけを自認しているぱおでしたが、知らない読み切りが判明して少しショック。
　　　　　　さすがに、「麗人」はチェックしてなかったよなぁ（苦笑）；

　　　　　　「妖魔夜行」は、第１期完結という上下巻の長編でした。
　　　　　　いろいろ言いたいことはあります。個人的に、作者の方に。
　　　　　　シリーズ中、もっともシビアで容赦無いストーリー、とだけ述べておきます。

　　　　　　柴門さんと秋元さんの対談風エッセイは、男女の人生観・恋愛観・結婚観などの
　　　　　　ずれについて、軽妙に、かつ、ツボをついた語りが大変楽しく、
　　　　　　笑える場所も肯く場所もありありで、楽しめました。＾＾；

　　　　　　「ワンダーランド駅で」は、洋画のノベライズです。
　　　　　　映画のほうは見に行けなかったので、読んでみました。
　　　　　　恋愛ものではあるのですが、主役のふたりが出逢うのはほとんど終わり近く。
　　　　　　出逢うまでのふたりの人生が交錯しながらすれ違う、そんなストーリー展開が、
　　　　　　なかなかに面白かったです。

　　　　　　高尾滋さんは、花とゆめで作品を描かれている方です。
　　　　　　線の柔らかな、やさしくてなんとなく懐かしい感じの絵柄が好きです。
　　　　　　お話もリリカルなものが多いです。ほのぼのして、少しせつなくて。
　　　　　　この頃、花ゆめ本誌で短期連載が入るので、今後も楽しみな漫画家さんのおひとりです。＾＾

　　　　　　「魂の駆動体」は、はじめは全然SFぽくなくて、ただの車好きの
　　　　　　車の話なのですが、進むにつれてどんどんSFになってゆき、
　　　　　　最後はとても深いSFになって終わるという、言葉の魔術師・神林さんらしい作品でした。
　　　　　　メカニカルな用語が多数出てきて、免許も持っていないぱおには、？？だったり。＾＾；

　　　　　　ＧＷの間に、一所懸命読みました。＾＾；
　　　　　　「未完の月」は、飯田晴子さんがコミックを描いていらっしゃいますが、
　　　　　　その原作者の方が書き下ろした、違う時代のお話です。
　　　　　　でも、飯田さんの挿し絵（というより、挿しコミック）がたくさん入っていて、
　　　　　　得した気がしますね。＾＾

　　　　　　「半熟〜」というのはハヤカワFT文庫の新刊なんですが………；
　　　　　　言ってしまいますが、久々に、すっっごく、つまんなかったです；；
　　　　　　ぱおに向いていないだけかも知れないですけど、
　　　　　　もう、文句たらたら言いたい；；

　　　　　　まず、これは、FTじゃなくてSFだと思う。
　　　　　　線引きには異論はあるとしても、文章がSF手法ではないかと。
　　　　　　邦題も内容にあっていないし、だまされた気がするかも；
　　　　　　本の帯のアオリが大げさなのは仕方ないとしても…；

　　　　　　主人公は怒ってばかりいるだけで、感情移入も全然出来ない。
　　　　　　世界背景もなかなかつかめないし、物語に入り込めない。
　　　　　　作者だけ判っていることばかりで進み、そのまま終わってしまう感じ。

　　　　　　訳者の井辻朱美さんは物語の書き手としても素敵な方で、
　　　　　　だから訳者の所為ではなく元の文章の所為だと思うんですが、
　　　　　　こんなに合わない物語には、本当に久しぶりにお目にかかりました。--;　　　　　　

　　　　　　「Ｐａｒｒｏｔ」は、ＣＧコミックです。
　　　　　　背景は本物、キャラクターも立体的で、オールカラー。
　　　　　　なんだか、慣れるまで時間がかかりました。＾＾；
　　　　　　短編集なので、あのCAT'S EYEも入っていて、得した気もします。

　　　　　　「トラキア」最終巻です。
　　　　　　外伝というか、アナザーストーリーと言うか。（同じ？？）
　　　　　　ぱおはまだ、「トラキア７７６」クリアしていないので、
　　　　　　無性に続きをやりたくなってしまいました。

　　　　　　「リヴァイアサン」は、大塚さんの一連の作品（MADARAとか、サイコとか）
　　　　　　と、衣谷さんの絵が好きなので買ったんですが、
　　　　　　期待よりも面白かったです。

　　　　　　近頃のハヤカワFT文庫は、「時の車輪」シリーズと違う作品を１ヶ月おきに出版してますが、
　　　　　　「妖魔を呼ぶ街」はシリーズと違う月に出た作品です。
　　　　　　後回しにしてたんですが、手を着けたらあっという間でした。
　　　　　　全編に醸し出される夏の夜の匂いと湿った森の空気、
　　　　　　日常と非日常は背中合わせで両者の境はとても薄く、
　　　　　　小さな小石が転がる先で運命は大きく変わってゆく怖さ………みたいな。

　　　　　　「ときめきトゥナイト」は、とても久しぶりだと思いますが、
　　　　　　本編で描ききれなかった完結編と番外編、というところですね。
　　　　　　少女漫画なのに、主人公が世代交代していくなんて、ありか？
　　　　　　とか思いましたが、王子様と結婚してめでたし、めでたし、
　　　　　　………の訳無いだろーがっ！（爆笑）　の、先の話もきちんと描かれていて、
　　　　　　それはそれでいいかな、とも思いますね。
　　　　　　新しいファンも古いファンも楽しめる、ザンスシリーズのような感じ。
　　　　　　池野さんの他の作品も、そうなんですが、
　　　　　　「ときめき」は特に、恋する女の子の想いがテーマですから、
　　　　　　登場人物たちの真っ直ぐな瞳に、思わずつられて泣けそうになったりします。
　　　　　　泣き顔の可愛い女の子が上手に描けるのって、よいなぁ。＾＾；

　　　　　　積ん読がいよいよもって増えちゃったので、GB休んで読書してます（苦笑）。
　　　　　　新刊じゃないのが混じるのは、そういう訳なんですが。

　　　　　　「明るい街へ」これは北方さんの初期短編が入っていたりするのですが………。
　　　　　　初めにこれを読んでいたら、北方ファンにはならなかったかも知れないと思われます。
　　　　　　あの独特の文体、軽妙なテンポが、まだあらわれていないんですね。
　　　　　　読後の爽快感がない。カタルシスもない。
　　　　　　ただ、兆しはあります。それは、そうと知って読んでいるからだと思うのですけれども。

　　　　　　みょ〜なタイトルの本、読んでますが；
　　　　　　これは、物語じゃなくて、手記集ですね。
　　　　　　ワイドショー的に他人が言いたい放題、じゃなくて、
　　　　　　みのさんが、説教かますわけでもなくて、
　　　　　　ただ淡々と当事者のお話が続くだけ。
　　　　　　なので、かえって面白かったというか。
　　　　　　人生って、ある意味、物語よりもドラマですわ。＾＾；

　　　　　　アンジェの絵本、可愛くて、内容も良かったです。
　　　　　　９人の守護聖様方とアンジェしか出てきませんけど、挿し絵の笑顔がとても素敵でした。

　　　　　　帰ってきた「ＢＲＥＡＫ−ＡＧＥ」。や、とっても嬉しいです。＾＾
　　　　　　前作から１年後の港町が舞台と言うことで、メインキャラも一新されていますが、
　　　　　　話が進めば、どこかで絡むに違いない。絡まないわけがない。… ＾＾；
　　　　　　楽しみにしてますです、ちーめいさま。

　　　　　　「Ｂ’Ｔ　Ｘ」は、最終巻です。
　　　　　　個人的には、四聖将の皆さんには生きていて欲しいなぁ………。
　　　　　　車田せんせは既に次作「リンかけ２」を執筆中です。

　　　　　　「退引町」は、新刊じゃなくて、かなり以前の出版なのですが、
　　　　　　今更のように遠藤淑子さんを買い始めたもので………。
　　　　　　ところが、近年の作品以外は既に白泉社との契約が切れていることが判明；
　　　　　　大概の本屋さんでは返本された後で、手に入りません；；
　　　　　　後は場末（笑）の本屋さんか、古本屋さんへ行くしかない今日この頃（泣）。

　　　　　　「学校怪談」の中で八千華がしているコスプレは、「ミルクがねじを回すとき」
　　　　　　という高橋せんせいの旧作の主人公、ミルクちゃんです。
　　　　　　（………って書いても、誰も判んない、ってば…… ＾＾；　）

　　　　　　「アルスラーン」何年ぶりでしょうね（笑）。
　　　　　　読み返さないと忘れているかもと思ったのですが、
　　　　　　作者のほうも意識しているのか、キャラの説明は親切設計に出来てます。
　　　　　　願わくば続きは近いうちに出て欲しいものです（爆）。

　　　　　　「エイリアン〜」シリーズは久しぶりの刊行です。
　　　　　　ちゃんと発売予定日に出て、１巻で完結しているのが凄い（爆笑）。
　　　　　　菊地センセイは、遅れるのと枚数伸びるので有名なんですよ；
　　　　　　でも、ちゃんと楽しめる内容です。大ちゃん、元気で嬉しいです♪

　　　　　　「ファイアーエムブレム〜」は、ただのゲームノベライズではありません。
　　　　　　トラキア７７６の前史・後史である「聖戦の系譜」も、「紋章」もカバーした群衆歴史物（？）に
　　　　　　なっております。まだ、完結していなかったので、３巻の発売が待たれます。

　　　　　　今更ながらの「東京〜」なのですが。
　　　　　　TVドラマの頃は、トレンディドラマ、とかいう売りに先入観がありまして、
　　　　　　敬遠してしまいました。
　　　　　　当時読んでいたら、リカ嫌い、さとみ可哀想、だったかなぁ。
　　　　　　今ではどちらも可愛いですね。
　　　　　　実はこの物語は、尚子さんのひとり勝ちな話だと思っていたりします（笑）。

　　　　　　「AGAPES」最終巻です。
　　　　　　今回雑誌連載のほうは追いかけていなかったのですが、どうも支持率が下がってしまったようですね。
　　　　　　もう少し続けて読みたかったのですが………
　　　　　　次回作、お待ちしています。＞山田玲司さま。

　　　　　　「天馬の血族」最終巻です。
　　　　　　最終回はすこ〜しSFっぽさが。「地球へ…」を思い出したりして。さすが、竹宮さん、ですが。
　　　　　　個人的にはロトが好きでしたね。あと、諫早。イスマイルも、幸せになっていて欲しいなぁ…。

　　　　　　久しぶりに「美味しんぼ」読んだんですが………
　　　　　　いや、なんだか、ベビーラッシュで笑っちゃいましたね；
　　　　　　だいたい、あのふたり、やっとのことで結婚したのに、
　　　　　　何でいまだに、山岡さん、栗田さん、なの？（笑）

　　　　　　ところで、今日放映のTVチャンピオン（１２ch系列）に、長谷川裕一氏が出演してました。
　　　　　　しかもチャレンジャー。しかも………………。
　　　　　　済みません、笑っちゃいました；　あっはっはっ………

　　　　　　姫野さんのお話は、ペーソスがあるというか、
　　　　　　展開判るんだけど、ホロリとさせられてしまう、という……。
　　　　　　特に今回のペルシアンの話は、オリジナル解釈でも
　　　　　　ゲームやアニメに深みが出ていいかな、と思いました。

　　　　　　「フォーチュン」と「ロードス」は、角川ミニ文庫で出たものに加筆が入ったものです。
　　　　　　結構あるんですよね、そういうこと………。
　　　　　　でも、最初に出たときに読みたいし、絶対に後で出るという保証もないし…。
　　　　　　商売上手で困っちゃいますね、ここ。

　　　　　　お正月休みがあったのに、本の山がちっとも減っていません；
　　　　　　ＬＤ観てたのと、ポケモンしてたのが主な原因かも。

　　　　　　「３×３ＥＹＥＳ」、３３巻だなんて、ちょっと記念巻数かな、と思ったりしました。
　　　　　　克さんの久々少年誌な連載（♪）は、サービスシーンもあるけれど、ちゃんとSFしています。
　　　　　　以前の作品「風使いカラス」がすこぅし思い出されて、今後の展開に期待大、です。　　　　　　

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1999年の記録（１〜６月）
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