薬莱山(標高553.1m)(07.04.28)

4月28日、家内と一緒に標高553.1mの薬莱山へ登ってきました。別名加美富士と言われている山です。
登山口から頂上まで706段の階段があり急坂で単調な登りですが、これが結構きつく思う存分山登りを体験できました。
1昨年の秋、10月6日に初めて登った山でした。今回は山頂の地蔵尊脇にある一本杉がどの位大きくなったのか見る楽しみもありました。前回登ったときに一本杉の冬囲いをしていた地元の方にお会いしました。丹精込めて面倒をみている方でした。その時の出会いを思い出しての登山になりました。

■国道457号線から「やくらい薬師の湯」・薬莱山登山口

仙台方面から国道547号線の色麻を経て小野田に入り、国道347号線の小野田を通り過ぎると「やくらい薬師の湯」の看板が見えてきます。そこを左手に曲がると田園が開けてきます。薬莱山が一望に見えることから写真を撮ることにしました。水を張った田んぼには逆さ富士のような薬莱山を見ることができました。

■登山口の鳥居と看板

薬莱山は桜の名所として知られているところですが、鳥居へ続く桜並木はちらほらと咲き始めていました。
午前8時、鳥居のある登山口へ到着。登山口には「頂上まで706段」という標識がありました。標識が50段毎に設置してあり目的地をはっきりさせてくれます。杉木立を抜け登山を開始してから初めて出迎えてくれた花は紫色をしたカタクリでした。途中、何度か休憩をしながら登っていきました。706段目の階段を上ると暫く平坦な尾根道が続き一つ目の神社が見えてきます。頂上はその先で地蔵尊を通り無料望遠鏡のある尾根を過ぎて少し急な坂を上りきったところです。

■船形山と一つ目の神社

階段を上りきったところから山頂まではあと少しです。
林の間から遠く船形山を見ながら尾根道を歩きました。薬莱山の一つ目の神社に到着しました。登山の感謝と家内安全を祈願しました。

■地蔵尊と一本杉

神社を通り過ぎ少し下ると目的の地蔵尊が見えてきます。
厳しい冬を乗り越えてきたスカーフを被った地蔵尊が鎮座していました。直ぐ脇にある一本杉はまだ冬囲いをしたままでした。1昨年に見た時と違い少し大きく成長したような気がしました。一本杉を見て懐かしい場所に戻ってきた感じがしました。地蔵尊は手作業と癌予防のご利益があると知られているようです。裁縫の時に使ったハサミ等が奉納されていました。

■ 大崎平野

地蔵尊を過ぎ尾根伝いを歩いていくと無料展望鏡があります。
眼下には大崎平野が広がっていました。黄色の絵の具を撒き散らしたような場所が目に飛び込んできました。薬莱ガーデンの菜の花が満開になっていました。折角の機会なので帰りは菜の花畑へ寄ることにしました

■薬莱山頂・栗駒山

山頂までは展望鏡の場所から数分のところにあります。
山頂へ到着したのは午前9時頃でした。約1時間の登山になりました。2つ目の神社があり立派な薬莱山の石碑が立っていました。山頂にはまだ少し雪が残っていました。遠くには雪を抱いた栗駒山を見ることができました。

■天然のしいたけ

登山をしている人に出会ったのは3人組の1グループのみでした。土曜日の晴れた日でしたが里山の薬莱山は静かでした。倒木のところに天然のしいたけがあったと言っていました。これほどまで大きくなると虫がついているけど大丈夫でしたと見せてくれました。珍しい天然しいたけということで写真を撮らせてくださいとお願いしました。夜の食事は天然しいたけのバター焼きと言っていました。私たちが先程通った道なのに気がつかなかったことを悔やみました。林道の脇に小粒のたらの芽やコシアブラをみつけました。もう少し大きいと採れたのにと残念に思いました

■ 薬莱ガーデンの菜の花畑

薬莱山のふもとには薬莱ガーデンがあります。
山頂から見た菜の花畑を見ることにしました。入園料500円を払い菜の花畑に行ってみました。チャペルのある菜の花畑と薬莱山は絵を見るように美しい景色でした

■ 荒沢のミズバショウ

薬莱山から車で約10分のところにミズバショウの群生地がありました。ミズバショウの葉は大きく成長していました。そろそろ終わりかと思いながら木道を歩いてきました。

■ 大滝キャンプ場にある大滝

荒沢自然公園を見た後、大滝キャンプ場で昼食をとることにしました。ボンベを持参してきたので食事は即席のうどんを食べることにしました。具はきつねと笹かまぼこでした。食事を終えた後、近くにある大滝へ行ってきました。雪解けの水がゴーゴーと音と立てながら流れていました。

■ 国指定重要文化財建造物「松本家」

加美町小野田にある国指定重要文化財「松本家」に寄りました。今まで何度か訪れたことがありました。かやぶき屋根の建造物は重厚で趣がありました。周りの畑にはチューリップ等の草花が咲いていました。何となくほっとする癒しの空間に浸ってきました

■ 思い出を作った登山

今回は山頂の一本杉を見ることでしたが、思いがけずに薬莱山の菜の花畑を見て、荒沢のミズバショウを見ることができました。天候にも恵まれいろいろと思い出を作った登山になりました。

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