| 海外特派員報告!?(NO8 ドイツ編U) | ||
1月上旬ですがアメリカのアトランタに住んでいる友人から2月中旬に4ヶ月間にわたり海外研修のためドイツへ行くというメールをいただきました。私から「研修で何かと忙しいと思いますが、是非、ドイツで体験されたこや写真を撮ったら送ってください」と返信していました。早速、友人からメールが届きました。友人から送られてきたメッセージと写真を「海外特派員報告!?ドイツ編」でご紹介したいと思います。 |
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| ◆ドイツでの近況とチヨークパステルの芸術 ◆ドイツナチスの強制収用所 ◆バーバリア宮殿とネオゴシック様式の教会 |
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| ◆ドイツでの近況とチョークパステルの芸術 このページのトップへ | ||
| ドイツへきて早三週目になり、時間の過ぎるのもあっという間です。」という友人は、いろいろとドイツ人を観察しているようです。今日もその観察記録などがメールにしたためてありました。 「まず気づくことは、ドイツ人は携帯電話を持っているのですが、レストランでは携帯をオフにして食事中に席を離れて携帯を取り次ぐことはないのでゆったりしています。アメリカの友人が話していたのですが、レストラン内の音楽はアメリカのポピュラー音楽が多いのでアットホームな感じがするそうです。そういわれると確かにレストランに行くと英語の音楽です。」 「先日ドイツ語の先生のふるさとであるアイクスタット(Eichstatt)へ電車で行く機会がありました。ここでは、アメリカ出身(Shoshanna Ahartさん)の画家がいるということで、早速彼女ののアトリエへ訪問することにしました。チョークパステルを使った絵画を中心に描いているそうです。チョークパステルは主にドローイングで使用するのですが、油絵のように描く画家は世界的にも少ないそうです。」 「ドイツに到着してから4年になり、アメリカにはないドイツの建築物に魅了されているそうです。「はじめは建築物を中心に描いていていたのが、最近は花や植物も建築物の中にとりいれて描いてます。日常生活にありふれているようで、よく普通の人々がつい見逃してしまう場所をスケッチしています。カラーを新しく創るのではなく、気に入ったカラーを強調して描きます。チョークパステルを使用することで、オレンジで描くところを色彩の強いオレンジで表現できるところがすばらしいです。油絵だと乾くまで二時間かかりますが、乾くまで待つことがないのもチョークパステルの良さだと思います。」と彼女は話していました。個人的にはやわらかい感じのクリーム色の作品が目を引きました。」 「彼女の旦那さんはドイツ人ですが、彼も画家で主に鉛筆を使用した精細で、標本に出てくるようなアートでした。最近この地、アイクスタットで、ジュラ紀の頃のどのグループにも属さない始祖鳥と、恐竜の中間ではないかと思われる化石が発見され話題になりました。恐竜の中でも、猫のようにすばやく、三つの爪を持ちその上、翼のある生き物といってなかなか描くのが難しいのではないのでしょうか。鳥類の進化を探る上で非常に貴重な化石だと思います。彼は、この頃の恐竜を鉛筆で精細に描いています。紫外線や、赤外線をあて、肉眼では把握できない部分にも焦点をあて、ジュラ紀の頃の生物を再現しています。彼の絵を見ると非常に科学的でもあり、説得力がありました。」 「先日、ヨーロッパアートの講義を聴く機会がありました。先生は黒板に横線を引き、この横線と同じ長さの縦線を横線の上に引いてみなさいといいました。実際は同じサイズに見えても実際ものさしで図ると、縦線がはるかに短いことに驚かされました。数字の「8」も上の丸の部分が小さい方が同じ上と下が同じより綺麗に見えます。パルテノン神殿の石柱もこの美学に基づき上の柱の部分が狭く、下の円柱部分が大きく設計されているそうです。現代のデジタイズされた設計物よりギリシア時代の建物が美的に見えるのは、その目の錯覚をすでにこの時代で、把握していたからだそうです。紀元前400年にはギリシア文化の全盛期を迎えます。この時代にはもうすでに政治で民主主義の概念や、哲学、ピタゴラスやユークリッドの定理でおなじみの数学など、今でも、十分高度な学術やアートが発展していました。」 「中休みを利用してこの目でギリシアのパルテノン神殿や、ギリシア時代の後のヘレニズム文化の影響のある建築物にも 訪れてみてみたいと思います。もしかしたら、何かの機会でギリシャ時代の神話に登場する、ゼウス、ポセイドン、アフロディテなどにも出会えるかもしれません。」 「明日から泊まりがけで、スパルト(Spalt)とニュールンブルグへ行きます。個人の生徒たちが一人一人、ドイツ人の家に泊まるので、少し緊張しているようです。自分も緊張していますが、いい経験になると思います。」 私も友人と一緒にドイツに滞在しドイツの事を知り、アトリエを訪問し絵の魅力を感じ、物知り博士になっているような感じがしました。友人の観察力にはいつも凄いと感心しています。メールを読んでいても情景が浮かんできます。友人からのメールを待ち望んでいる私でした。 |
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| ◆ドイツナチスの強制収用所 このページのトップへ | ||
「先日、ツアーでバスを移動中、第二次大戦の爆撃で破壊された建物跡を見ました。ドイツナチスの強制収容所にも訪れました。普通の旅行会社が企画しているツアーと違って、修学旅行でないといく場所ではないと思いますので、見苦しいとは思いますが、あえて訪れた外の風景とガス室の場所をメールで添付します。」 「ユダヤ人や、ドイツナチス政権にはむかうドイツ人はこの強制収容所に移動されました。生体実験で医師がユダヤ人に電気ショックをあてたりやせはてた栄養失調の収容所の人達をみると見るにも無残でした。 実際に強制収容所に住んでいたベッドも一人一人に割り当てられていたわけではなく、3人、4人と一緒に寝ていたそうです。」 「ガス室は天井が狭く、息苦しく感じます。ガス室のある強制収容所ドイツで数箇所あり、自分の訪れたところでは実際使用されてはいなかったようです。火葬場は、はじめは一箇所しかなかったのですが、処理が間に合わず1940年以降二つ追加したそうです。」 友人からのメールはリアルで生々しく思いました。収容所に収監された人々はどんなにか残酷な日々を送ったのかと思いました。改めて平和の尊さを感じるメールになりました。 |
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| ◆バーバリア宮殿とネオゴシック様式の教会 このページのトップへ | ||
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2月3日(金)に丸一日かけてミュンヘン方面へ旅行してきたというメールが届きました。 インゴルシュタットからバスで約2時間ほどの距離で、ミュンヘンはドイツで三番目に大きな都市なそうです。 市内をバスで通ったとき、BMW自動車会社の本社やオリンピックで使用された競技場なども通過したそうです。ここから、普段はアルプス山脈の山並みが見渡せるとのガイドツアーの話ですが、あいにく天気が悪く見ることが出来なかったそうです。 写真はバーバリア宮殿と市内のネオゴシック様式の教会で(Neues Rathausというそうです。) 「バーバリア宮殿では白鳥や鴨が氷で覆われている池で休んでいました。この宮殿はこの地に住んでいる王様が息子のために建築したそうです。王様の息子のお相手がイタリア出身だったため、後で追加した建物がイタリアからの建築様式をとっているのもこのせいだそうです。公爵が現在でもこの場所に住んでいるそうです。この宮殿から10分ぐらい歩くととハンティング専用の屋敷もありました。天井には円形のバルコニーで景色を見渡せる構造になっていました。」と説明がありました。 |
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