第６回　血液検査

検査項目 正常値 2004/12/04 考えられる主な疾患 コメント
赤血球数 5.5～8.0 7.6個/μ㍑ ↑：脱水 　　
↓：失血、溶血、赤血球再生不良、骨髄抑制
白血球数 5000～17000 12,600個/μ㍑ ↑：興奮、ストレス、炎症 　
↓：感染、ショック
PCV 40～55 50.6% ↑：脱水 　　
ヘモグロビン 12～18 18.3g/dl ↓：失血、溶血、赤血球再生不良、骨髄抑制
血小板数 20万～50万 36.1万個/㎜3 ↓：自己免疫疾患、骨髄抑制、膵機能亢進 　　
BUN 10～20 22㎎/dl ↑：腎前性、腎性、腎後性の腎不全
クレアチニン 0.6～1.5 ㎎/dl ↓：肝硬変、蛋白欠乏
AST 10～50 32U/㍑ ↑：心筋・骨格筋の壊死、肝疾患 要注意項目です
この4項目で判断するらしい
ALP値が少し増えた。
ちょっと気になる。
ALT 10～70 45U/㍑ ↑：肝壊死、肝炎
ALP 20～150 350U/㍑ ↑：幼若犬、肝疾患、胆管閉塞
総ビリルビン 0.1～0.6 0.4㎎/dl ↑：溶血、胆管閉塞、肝炎
血漿蛋白　　 5.4～7 g/dl ↑：脱水、グロブリン増加、老齢、感染 　　　
↓：栄養・消化・吸収不良、肝・腎疾患
アルブミン 2.5～4.0 g/dl ↑：脱水　　↓：栄養・消化・吸収不良 　　
血糖値 60～110 98㎎/dl ↑：糖尿病、ストレス 　
↓：インスリン過剰、低血糖
LDH 10～200 U/㍑ ↑：心筋・骨格筋の壊死、腫瘍、肝疾患 　　
CPK 30～140 U/㍑ ↑：心筋・骨格筋の壊死 　　
アミラーゼ 400～2000 U/㍑ ↑：膵炎、腎不全、腸炎　　↓：肝炎 　　
総コレステロール 100～265 391㎎/dl ↑：高脂肪食、糖尿病、甲状腺機能障害 正確な値を調べるには、人間と同じで検査前１２時間は食べちゃいけないらしい
↓：吸収不良、栄養不良、肝疾患
Na（ナトリウム） 135～147 mEg/㍑ 　 　
K（カリウム） 3.5～5.0 mEg/㍑ 体内のミネラル成分 　
Cl（クロール） 95～125 mEg/㍑ 　 　　
Ca（カルシウム） 8.8～11.2 ㎎/dl ↑：腎疾患、腫瘍　　↓：泌乳過剰、クル病 　
P（リン） 2.5～7.0 ㎎/dl ↑：腎疾患、ホルモン疾患