第３回　血液検査

検査項目 正常値 2003/04/30 考えられる主な疾患 コメント
赤血球数 5.5～8.0 7.18個/μ㍑ ↑：脱水 　　
↓：失血、溶血、赤血球再生不良、骨髄抑制
白血球数 5000～17000 10,000個/μ㍑ ↑：興奮、ストレス、炎症 　
↓：感染、ショック
PCV 40～55 52.9% ↑：脱水 　　
ヘモグロビン 12～18 19.5g/dl ↓：失血、溶血、赤血球再生不良、骨髄抑制 先生からは特にコメントがなかったのでたぶん問題は無かったのでしょう
血小板数 20万～50万 20.1万/㎜3 ↓：自己免疫疾患、骨髄抑制、膵機能亢進 　　
BUN 10～20 17㎎/dl ↑：腎前性、腎性、腎後性の腎不全
クレアチニン 0.6～1.5 2.1㎎/dl ↓：肝硬変、蛋白欠乏 この値と上の「BUN」の値の両方が異常値の場合は注意が必要
AST 10～50 26U/㍑ ↑：心筋・骨格筋の壊死、肝疾患 要注意項目です
この4項目で判断するらしい
ALT 10～70 52U/㍑ ↑：肝壊死、肝炎
ALP 20～150 302U/㍑ ↑：幼若犬、肝疾患、胆管閉塞
総ビリルビン 0.1～0.6 0.2㎎/dl ↑：溶血、胆管閉塞、肝炎
血漿蛋白　　 5.4～7 6.1g/dl ↑：脱水、グロブリン増加、老齢、感染 　　　
↓：栄養・消化・吸収不良、肝・腎疾患
アルブミン 2.5～4.0 g/dl ↑：脱水　　↓：栄養・消化・吸収不良 　　
血糖値 60～110 101㎎/dl ↑：糖尿病、ストレス 　
↓：インスリン過剰、低血糖
LDH 10～200 U/㍑ ↑：心筋・骨格筋の壊死、腫瘍、肝疾患 　　
CPK 30～140 114U/㍑ ↑：心筋・骨格筋の壊死 　　
アミラーゼ 400～2000 712U/㍑ ↑：膵炎、腎不全、腸炎　　↓：肝炎 　　
総コレステロール 100～265 265㎎/dl ↑：高脂肪食、糖尿病、甲状腺機能障害 ぴったり賞！
↓：吸収不良、栄養不良、肝疾患
Na（ナトリウム） 135～147 mEg/㍑ 　 　
K（カリウム） 3.5～5.0 mEg/㍑ 体内のミネラル成分 　
Cl（クロール） 95～125 mEg/㍑ 　 　　
Ca（カルシウム） 8.8～11.2 11.0㎎/dl ↑：腎疾患、腫瘍　　↓：泌乳過剰、クル病 　
P（リン） 2.5～7.0 ㎎/dl ↑：腎疾患、ホルモン疾患 　
TG 6～58 43 中性脂肪の値もOK