Visitor's Review

極私的日本語ラップの歴史、そして。
毒蝮麦包麦面 mail HP

日本語ラップを初めて耳にしたのは小学校の頃、田原俊彦の「It's Bad(作曲:久保田利伸)」でした。
中学生になると、ダンス甲子園ブームが有り、「ゼルダの伝説」のCMでスチャダラを知りました。
高校になり、m.c.A.T.やバブルガムブラザーズ、高木完、ECD、VIBRASTONEといったベテランや歌謡系のアーティストに傾倒しました。
そして時流に乗って「今夜はブギーバック(キューン、東芝2バージョン両方とも)」や「SO.YA.NA」を買った私は20歳前後ではLBネイション関係にずずっと進むわけです。

そんな人間にとって、フルヤケンジぶりっ子の小汚い兄ちゃんどもが聴く近頃の「ひっぷほっぷ」とか呼ばれる日本語ラップはもひとつ馴染めないものでした。

しかし、最近ひとつのマキシシングルが私を惹き付けたのでした。ノーザンブライトとシャカゾンビ。まるでこの、お馬さんのやうな名前の2アーティストがコラボレーションした「GET YOURSELF ARRESTED」!まだきちんと聴いてなくて試聴の段階なんですが、なんかいいです。まぁ今や歌もんとラップいうたら珍しくはないんですが、なんていうか、レイジとかリンプの類が多いわけですよね、重めのミクスチャー。私が馴染めんいうてるのはその辺りなんですよ。でもこの曲はそういうのとは違うわけです。説明はしにくいですが、まあ取りあえず聴いてみたら分かるんちゃうかと。しかも、SONY版とエイベックス版の両方有るんですか。ほーこらまた「今夜はブギーバック」みたいな小憎らしいやり方・・・。で、リミックスがアイゴン・・・ってエルマロの?はああああああああああ!これは買わなきゃ行けないんじゃないですかぁ!!元渋谷系キッズでも聴ける日本語ラップっていうのが過去のものでなく、現在も続いてくということが何よりもウレシイことだったりするのでした!

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