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terror unemployment実にくだらない、、
abiya 

 投稿者の斉藤さんって方の評論はすごみがあった。僕も嫌いな音楽に対しては、嫌いな理由があるし、その理由があるから好きなものもあるわけで。嫌いなものから意味を見いだすという言葉には同感です。
 ところで、みなさん、邦楽と洋楽って違うと思いますか?
僕にとっての洋楽は歌を聴くというよりもギターのぶっ壊れた演奏や、ベースの部分とか、ドラムのリズム感とかキーボードとかそんな「音」だけを聴いてしまうのです。ですから、ヴォーカル部分もすべて楽器の音とみなして聴いてしまっちゃているのかなあ?ですから基本的に僕は歌詞を全くといっていいほど読んでいないのです。
 それでもグッとくるから不思議でしょうがないんです。邦楽を好きな人は歌詞を主に聴いている傾向があると思っています。最近はどうなのでしょう。多分他の方もおおよそそんな感じ方をしていると思います。 ?椎名林檎さんが洋楽ファンに人気があるというのは少なからず、普通の邦楽と差別化する何か独特のものがあるとみた。まだ聴いていないので聞き込んでみて機会があったら感想を述べようと思います。
 ちなみに僕の好きなバンドは、ペイヴメントです。歌詞は何をいいたいのかほとんどさっぱりっていうのが多いと思いますが、僕は彼らの緊張感と緩和の同居がたまらなく気に入っています。なんていうか、肩に力が入っていなくてグッとくるんすよ。リスナーをからかっているような演奏やその歌い方はヒューモアがあってほのぼのします。全くがんばれソングなぞ無いですし、僕は彼らの歌を聴くと彼らの人生を知りたくなる。ペイヴメント、スティーヴマルクマスっていう人の頭の中を覗きたくなる。
 覚えてます。「サマーベイブ」の脱落感と優しいベースラインのメロディーに脳味噌を溶かしたときのことを。。ああ、なんてすばらしい!!だってその当時そんなだらけた音を鳴らすバンドといえば、ダイナソーJR.とか、たぶんソニックユースとか。それ以外に彼らの中に感じたものといえば、やっぱ衝動的なパワーと、脳味噌を直接なめられるようなあの不思議な音のからくりです。いや、1st時のペイヴメントの音はソニックユースとかをも思い起こさせるものだったと思います。で、彼らは2ndで自分たちの立場をはっきり示す(他のフォロワーバンドとペイヴメントとの差別化)ことができたと思います。「カットユアーヘアー」は明かにヘヴィメタや格好だけのバンドに対する攻撃の意を感じるし、だけど、「ゴールド・サウンズ」みたいな虚無感の中にも輝きを感じられる音もあるし、とにかくぼくはあの「クルーキッドレイン」というアルバムは歌詞と曲にもっと意志を感じることができた。そして楽器の音の実験的要素というよりも「うた」としてのすばらしさに圧倒されっぱなしだった。「レインジライフ」のどこまでも自由方便で「僕はゆったりすごしたいだけ」って気持ちが曲からもにじみ出て本当にリアルに表現し切れていたと思う。
 個人的に僕はこのアルバムの中の「アンフェアー」という歌にもっとも感銘を受けたのです。この歌のさびの部分に僕は最初は「怒り」しか感じなかった。しかし、これはあくまでも僕個人の感じ方なのですが、2,3年あとに聞き直してみて、この歌のさびをよく聴いてみると、これは怒りというよりもむしろ生きていることに対する喜びを歌い上げているかのように感じたわけです。全然説得力無い文章と思いますが、この歌は不思議な歌だと今でも思ってます。僕の趣味、オナニー評論の場とかしてしまいましたが書きたい事書いているだけなのでご了承ください。彼らの歌の中には一聴してグッとくる歌はほとんどなかった。しかし数回繰り返すうちにどんどん歌自体の持つ力が徐々に出てくる、そんなものが多いと思ってます。特に彼らの3rdアルバム「ワーウィーゾーウィー」は彼らの作ったアルバムの中でも不思議な空気に包まれているものだと思います。一聴時の印象は「売り飛ばそう!!」って感じでした。が、ききこんでいくうちにとんでもなくこのアルバムのとくに前半の1曲目から8曲目の、「氷のように冷たく」「これでもかってくらいのさらけ出し方」にびっときました。スティーヴマルクマスはこのアルバムを出す前に「次作るアルバムは朝聴きたくなるようなものにしようと思う」とロッキンオンで言っていた。そして実際に彼は何が何でも夜に聴きたくはない、朝じゃないとぴんとこないアルバムを作ってしまった。というか、このアルバムは後半は夜の空気、アヴァンギャルドな空気に包まれたのも結構入っている。うわー僕は根っからのペイヴメント信者で3rdアルバムについてはいやがる人にも押し勧めて「いい!!」と言わせた。ペイヴメントをまだ聴いたことのない人にはぜひとも「ワーウィーゾーウィー」だけは聴いてもらいたいです(布教活動の自由)。聴いてみてゲロ吐きそーなったからといって因縁つけないでください。彼らの下手な演奏とスティーヴのへたくそのヴォーカルに最初はひくことは間違いない。ところが先ほども言ったように聴く回数を重ねたらよくなります。あ、、断言してしまった。。この世に「絶対」はありえませんよねえ。すんません。ただ本当に生涯でたった一人の運命の女性に会えたような気分になってしまうほど惚れたバンドが僕にとってはペイヴメントだったって訳です。読んでくれていたらもしくはこの最後の文章だけでも読んでくれていたらありがとうございます。これは感想文です。僕は表現はできない。
 最後に、、どなたか邦楽だけど、洋楽ファンでも十分グッとくるバンドって知っていたら教えてください。そんなバンドっていったら僕にとってはエレカシ、、だなあ。

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