よい音楽、わるい音楽。
はじめに。タイトルのようなものは、ありません。
感じ方は人それぞれ。全部が全部、「よい」「わるい」なんてこと、ありえないでしょう。
さてそこで、いわゆる「応援ソング」。これはどうかな？
私は、大嫌いですね。私はね。だって「一緒にがんばろう」なんて言われても、「どうやって？」としか出てきません。
「君を救ってあげたい」
「だからどうやって？」
平行線でしょう。たぶんずっと。だいたい、なにを根拠にそんな事をいえるのか。
私にはさっぱり理解ができません。
考えてみると、歌詞には3つのタイプがあるんじゃないでしょうか。
「自分の為のもの」「不特定多数に向けられる応援ソング」「メッセージソング」
せまい頭で考えたものなので、これ以外にもある！！という方は教えてもらえませんか？
まず、「メッセージソング」（これはあくまで私の考えですよ）例に、ミッシェルガンエレファントに見受けられると思ってます。
知らない方には申し訳ありませんが、「リリィ」なんて、誰の為の歌でもありません。
「こめかみ指でこじあけてから、意識飛ばして逃げるよ、リリィ」
だーれの歌でもありません。あえてゆうならリリィの歌です。（単純？）
まぁ、チバさんの詩の世界は、私はかなり尊敬しているので、へたなことはかけません。
メッセージ、というと「不特定多数に向けられる」という考えがありますが、それは大きな間違いです。感じる人は感じる、感じない人には感じない、これぞメッセージの正体なのではないでしょうか。
さて次に、「自分の為ソング」。これはもう、例えとして、COCCOをださせてもらいます。
「遺書」では「私が前触れもなくある日突然、死んでしまったのなら」。
最高です。誰もはいれません。すっぱり周りを除外しています。
私の根本的な考えでは、自分の為だけに歌う、というものが強く、COCCOと出会った時は、衝撃をうけました。（ただこれは主旨から外れるので省きます）
このような歌にシンパシーというものは感じられませんが、強くひかれます。
周りが、「そうよね、私もそうなのよ！！」とは間違ってもなれません。
このような人は、尊敬にも値します。もっと他にもいらっしゃるのですが長くなるので・・・・
さて次に、「応援ソング」。
「頑張って！！僕（私）が救ってあげるから」、このような事を歌って、ほったらかし（少なくても、私にはそう見える）、はい次の歌にいきますよーってそうはいくかこのヤロウとなります。自分が歌って、CDにして、お金とってんだったら、最後まで責任はとれ、と。
ちなみに、先ほど書いたような二つのタイプはこれに当てはまりません。
私の言ってること、わかっていただけるでしょうか？
知らない相手に「がんばれ」と歌っておきながら、それを置いといて、次の曲・・・・
理解不能です。それで、「助けられた」という人は、どうやってか聞きたいです。
言葉に？リズムに？曲に？私には、何の責任もないような歌のような気もしてきます。
だいたい、誰の歌かも不明です。自分のためではないでしょうし、不特定多数なら、「あなた」の歌でもありません。所在なげな歌の様な気さえしてきます。
そんな歌もあっても、いいのかわるいのかと聞かれたら、
「自分で考えてください」
になります。私の考えは書きました。他の人は、どうなんだろうなぁ・・・