作品名 | 別れの旅 |
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さくひんめい | わかれのたび |
初出誌 | 太陽[1] |
初出号数 | 1957年10月号[1] |
文庫/全集 | 巻 | 文庫本名/副題 |
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集英社文庫 | - | 青葉の旅 |
井上靖小説全集 | 27 | 西域物語・幼き日のこと |
井上靖全集 | 5 | 短篇5 |
時代 | 昭和25年の夏〜昭和32年の夏 |
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舞台 | 東京都(西銀座、新橋、日比谷、新宿)、北海道(札幌、小樽)、長野県(志賀高原、上高地、松本)、長崎県(島原)、熊本県(三角)、北陸の小さい町 |
あらすじ | 数年前、大部屋女優の一人だった“わたし”は、うまく演技が出来ないことから千載一遇のチャンスまで逃し、映画の仕事に自信を無くしていた。演技が下手なのは男を知らないからだと言われ、ある映画の祝賀会で唯一自分に関心を持ってくれた箕作洪太に体を与える。その後、映画女優として成功するが、箕作との秘密の関係は続く。何度か一緒に行った旅で別れようとするものの今まで別れられずにいたが、箕作の妻が他界してから半年、初めて人目を憚ることなく箕作と旅に出る。 |
[1] 井上靖ノート