作品名 | 四つの面 |
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さくひんめい | よっつのますく |
初出誌 | 群像[1] |
初出号数 | 1957年10月号[1] |
文庫/全集 | 巻 | 文庫本名/副題 |
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新潮文庫 | - | 姨捨 |
井上靖小説全集 | 27 | 西域物語・幼き日のこと |
井上靖全集 | 5 | 短篇5 |
時代 | 昭和(戦前〜戦中〜戦後) |
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舞台 | 静岡県(沼津)、京都府、大阪府、中華民国(河北省)、東京都?、 |
あらすじ | “私”が中学生の時に、斎田斎三という若い英語教師がいた。教壇に上がった斎田は灰汁が強く独特の雰囲気を持っていた。授業に入る前には無駄話の時間があり、ある時、人間には他人には見せてはならない四つの面があるという話をしたことがあった。一つは厠の中の姿、一つは金を勘定してる顔、それから嫉妬している顔、残りの一つは男女の交合の時の顔ということだった。四つの面は、それからの“私”の人生に少なからぬ影響を与える。 |
[1] 井上靖ノート