波の音

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作品情報

作品名 波の音
さくひんめい なみのおと
初出誌 若い女性[1]
初出号数 1956年10月号[1]

収録状況

文庫/全集 文庫本名/副題
集英社文庫 - 青葉の旅
井上靖小説全集 19 ある落日
井上靖全集 5 短篇5

作品紹介

時代 昭和14年〜昭和32年頃
舞台 北国の城下街、大阪、兵庫県(舞子)
あらすじ

多加子は幼い頃から可愛らしい、美しいと言われたり、逆に憎らしい、可愛げがないと言われたり、反対の評価を受けてきた。中でも特に心に残っている二人の評価があった。一人は、多加子が将来美人になると言ってくれた大阪の叔父さん。一人は、多加子が女学校時代に演劇をすることになった時、その演劇の指導者で、多加子を祈祷師の老婆役にした高石零太だった。多加子が二十四才を過ぎ、春を迎えた頃、思いがけないことが起きる。

参考

[1] 井上靖ノート

文庫本限定!井上靖館作品