作品名 | 孤猿 |
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さくひんめい | こえん |
初出誌 | 文藝春秋[1] |
初出号数 | 1956年10月号[1] |
文庫/全集 | 巻 | 文庫本名/副題 |
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新潮文庫 | - | 姨捨 |
角川文庫 | - | 孤猿 |
旺文社文庫 | - | 猿狐・小盤梯 他八編 |
井上靖小説全集 | 19 | ある落日 |
井上靖全集 | 5 | 短篇5 |
時代 | 昭和(戦前〜戦後) |
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舞台 | 静岡県(浜松市)、大阪府、大分県(高崎山) |
あらすじ | “私”が初めて孤猿という言葉を聞いたのは中学生の時で、非常に厳格で誰もが恐怖を持っていた体育教師の石村東平がある時に話した、彼が俳句を詠む時に使う号だった。そして二度目に孤猿という言葉を目にしたのは新聞記者時代のことで、傲岸不遜な日本画家である谷村大峯が書いた「孤猿図」であった。孤猿という言葉から、自らを仲間から独り離れた孤独な猿を想像していた“私”だが、ある時生物学者の津宮洪作から、野生の孤猿の話を聞く。 |
[1] 井上靖ノート