作品名 | 湖上の兎 |
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さくひんめい | こじょうのうさぎ |
初出誌 | 文藝春秋[1] |
初出号数 | 1953年12月号[1] |
文庫/全集 | 巻 | 文庫本名/副題 |
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新潮文庫 | - | 姨捨 |
角川文庫 | - | 楼門 |
旺文社文庫 | - | 猿狐・小盤梯 他八編 |
井上靖小説全集 | 10 | 伊那の白梅・大洗の月 |
井上靖全集 | 4 | 短篇4 |
時代 | 昭和(戦前〜戦後) |
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舞台 | 東京都、福島県(安積群(現郡山市)、猪苗代湖、郡山、五百川、安積疎水) |
あらすじ | “私”は昨年の秋に入院していたことがあったが、病院に入った翌日に永眠した香住りゑという女性がいた。棺が病院を出て行くところを見た“私”は彼女の生前が不遇にまとわりつかれていたような感じを受けたが、その後、彼女の幾人かの知人から聞いた話では、彼女の人生は必ずしも不遇とも不運とも言えなかった。翌年、学校時代の友達を訪ねて福島県の郡山に出掛けた“私”は、香住りゑの故郷だった猪苗代湖畔を訪れる。 |
[1] 井上靖ノート