作品名 | 大洗の月 |
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さくひんめい | おおあらいのつき |
初出誌 | 群像[1] |
初出号数 | 1953年11月号[1] |
文庫/全集 | 巻 | 文庫本名/副題 |
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新潮文庫 | - | 姨捨 |
旺文社文庫 | - | 猿狐・小盤梯 他八編 |
井上靖小説全集 | 10 | 伊那の白梅・大洗の月 |
井上靖全集 | 4 | 短篇4 |
時代 | 昭和(戦後)のとある年の9月 |
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舞台 | 茨城県(霞ヶ浦、土浦、水戸、磯浜町、大洗、鹿島灘) |
あらすじ | 佐川は柄にもなく、大洗で仲秋の名月を見てやろうという気になっていた。そして、水戸から大洗に向かう途中で立ち寄った磯浜町の古道具屋で、紫水の落款を持つ日本画を見つける。佐川は若い頃に日本画の蒐集家である父親と一緒に、京都の高名な日本画家である坂本紫水を訪ねたことがあった。その夜に再び古道具屋を訪ねた佐川は紫水の絵について訪ねるが、主人は紫水が同じ町にいると言うのだった。 |
おなまえ | 日付 | ちょっと一言 |
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リンゴ・スターさん | 2004.02.26 | 高校生の時教科書で読んだ「大洗の月」が井上靖との出会いです。偽作家である主人公の人柄とその背景である秋?の大洗周辺の月夜がマッチしていて感動的な作品でした。 |
[1] 井上靖ノート