装幀 |
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山口源 |
楼蘭 | |
講談社 | ロマンブックス |
初版発行 | 1962年10月10日 |
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解説 | |
頁数 | 218 |
収録作品数 | 6 |
紀元前二世紀の中頃、西域の砂漠の中に楼蘭という小国があった。美しいロブ湖のほとりにありながら、絶えず二民族の争闘にまきこまれ、やがては可憐な王妃まで自ら命を断って国家と共に永遠に消え去っていった。本書は妖しい謎を秘めたロブ湖の不思議な物語を中心に、幸うすく滅亡した悲劇の小国の運命を、叙事文学として詩情豊かに描いた秀作である。 | |
備考 | |
収録作品 | 初出年 | 情報 | 紹介 | 感想 | |
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1 | 楼蘭 | 1958年 | |||
2 | 幽鬼 | 1958年 | |||
3 | 平蜘蛛の釜 | 1958年 | |||
4 | 佐治与九郎覚書 | 1957年 | |||
5 | 川村権七逐電 | 1958年 | |||
6 | 高天神城 | 1957年 |