カバー・本扉デザイン |
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谷村彰彦 |
シルクロード紀行(上・下) | |
岩波書店 | 同時代ライブラリー |
上巻 | |
初版発行 | 1993年8月20日 |
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解説 | 福田宏年『井上靖との旅』 |
頁数 | 297 |
収録作品数 | 32 |
名作『敦煌』の舞台を作者が訪れることができたのは、執筆後二十年が経過していた――本書は自らの青春の夢を探り、古今の探検家たちの足跡に想いを馳せながら、憑かれたように栄光の歴史の跡を経廻った記録である。本巻には、西安、敦煌、西域南道、ホータン、トルファンなど、中国の旅を収める。 | |
備考 | |
同時代ライブラリー157 ISBN4-00-260157-9 本書は、『井上靖歴史紀行文集』第二、三巻(岩波書店、1992年刊)より新たに編集したものである。 |
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下巻 | |
初版発行 | 1993年9月16日 |
解説 | 井上修一『旅の父』 |
頁数 | 306 |
収録作品数 | 23 |
少年時代の夢の中で、大人になるまで変色しないで私の心に生き続けて来たのは、中央アジアへの夢である――フェルガナ、ピャンジケント、タシケント、ブハラ、サマルカンド‥‥砂漠の砂と風とたたかいつつ、シルクロードのオアシス都市をめぐる作家の眼に、滅亡した繁栄の歴史がよみがえる。 | |
備考 | |
同時代ライブラリー158 ISBN4-00-260158-7 本書は、『井上靖歴史紀行文集』第二、三巻(岩波書店、1992年刊)より新たに編集したものである。 |