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新編 歴史小説の周囲
講談社 講談社文芸文庫
初版発行 2009年12月11日
解説  
頁数 288
収録作品数 24
遠い日、夜の砂丘で青年の目を射た流星の一条の光――遥か西域への憧れを胚胎した井上文学誕生の瞬間を描く「砂丘と私」始め、『天平の甍』『敦煌』『風濤』など歴史小説の名作を点綴、その発想の源泉と想像力を刺激してやまぬ歴史の魅力を語る。『蒼き狼』をめぐり大岡昇平と闘わせた論争への真摯な反論、80歳の作家を駆り立てた『孔子』への情熱――など、井上靖の凛とした詩魂がほとばしる歴史随筆24篇。
備考
 
収録作品 初出年 情報 紹介 感想
1 I 砂丘と私        
2 安閑天皇の玉椀        
3 戦国時代の女性        
4 茶々のこと        
5 「唐大和上東征伝」の文章        
6 「天平の甍」の登場人物        
7 揚州紀行        
8 II 私の敦煌資料        
9 西域のイメージ        
10 敦煌と私        
11 「蒼き狼」の周囲        
12 歴史小説の主人公        
13 自作「蒼き狼」について        
14 「風濤」の取材        
15 小林さんのこと        
16 「おろしや国酔夢譚」の旅        
17 ゴンチャロフの容貌        
18 シベリア紀行        
19 III 大和朝廷の故地を訪ねて        
20 「後白河院」の周囲        
21 枯れかじけて寒き        
22 「本覚坊遺文」ノート        
23 "負函"の日没        
24 小説「孔子」の執筆を終えてて        
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