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「松と月」/東山魁夷
歴史小説の周辺 歴史エッセイ集 1
講談社 講談社文庫
初版発行 1983年5月15日
解説 無し
頁数 266
収録作品数 29
「天平の甍」「敦煌」「蒼き狼」「おろしや国酔夢譚」「風濤」「後白河院」等々――井上歴史文学のこの雄大な作品群が誕生するルーツを探り、歴史小説のフィクションとノンフィクションの関わりに多くのヒントを与える、歴史エッセイ集。私達はここに限りなくロマンに満ちた、もう一つのドラマに出会うことができる。
備考
ISBN4-06-183036-8
昭和48年1月、講談社より刊行
収録作品 初出年 情報 紹介 感想
1 I 「唐大和上東征伝」の文章        
2 「天平の甍」の登場人物        
3 私の敦煌資料        
4 西域のイメージ        
5 「蒼き狼」の周囲        
6 自作「蒼き狼」について        
7 「おろしや国酔夢譚」の旅        
8 安閑天皇の玉碗        
9 白瑠璃碗を見る        
10 「風濤」の取材        
11 「後白河院」の周囲        
12 II 明治の風俗資料        
13 戦国時代の女性        
14 「信貴山縁起絵巻」第一巻を観る        
15 桑原隲蔵先生と私        
16 木乃伊考        
17 ゴンチャロフの容貌        
18 長恨歌讃        
19 肯定と否定        
20 「むらさき草」の著者        
21 茶々のこと        
22 III シベリア紀行        
23 西トルキスタンの旅        
24 大和朝廷の故地を訪ねて        
25 飛鳥の地に立ちて        
26 西安の旅        
27 揚州紀行        
28 長城と天壇        
29 万暦帝の墓        
文庫本限定!井上靖館作品