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村沢朝子
春の海図
角川書店 角川文庫
初版発行 1958年9月30日
解説 福田宏年
頁数 190
収録作品数 1
井上氏独特の清潔でメタファシックな精神の交流としての恋愛を描いた昭和二十八年の作。真門仁太郎の妻茜は夫が外遊に出たとき開放感に浸って昔の恋人の木元を訪ねていくが、既に昔日の木元ではない。姪の光子の恋人の河野にたいする愛情をはっきりと意識したとき河野は外国へ去っている。詩の如く清純な恋愛小説。
備考
 
収録作品 初出年 情報 紹介 感想
1 春の海図 1954年 有    
文庫本限定!井上靖館作品