カバー画像
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装画 船越保武
A・D 坂田政則
流沙(上・下)
文藝春秋 文春文庫
上巻
初版発行 1982年11月25日
頁数 435
ボンに留学している気鋭の考古学者・左門東平と、パリで修行中のピアニスト・章子は、友人の仲介で見合いをし、短い交際を経てチューリッヒで結婚式を挙げた。オリエントへの新婚旅行の途中、二人は早くもエゴイズムをぶつけあい、深い溝の存在に直面する。べつべつの志を抱く二人の愛はしょせん幻影にすぎないのだろうか?
備考
文春文庫い-2-26
ISBN4-16-710426-1
下巻
初版発行 1982年11月25日
解説 諏訪正人
頁数 444
章子はピアノに対する断ちがたい思いから、別居中の夫・東平と正式に別れようといったんは決心する。時が流れ、親友のみゆきのきびしい愛の形を知った章子の裡に、東平への新しい思いが芽ばえる。仕事と愛の両立は可能か。ヨーロッパの街々からオリエントの砂漠へと、現代のさまよえる愛を追う抒情長編。 解説・諏訪正人
備考
文春文庫い-2-27
ISBN4-16-710427-X
昭和55年6月毎日新聞社刊行
収録作品 初出年 情報 紹介 感想
1 流沙 1977年 有    
文庫本限定!井上靖館作品