カバー画像
カバー
粟屋充
断崖
文藝春秋 文春文庫
初版発行 1979年12月25日
解説 福田宏年
頁数 380
収録作品数 15
「放せ!」と鋭くいう男の左手を掴んだまま岬の断崖から共に滑り墜ちた女の真意とは――十数年の数奇な運命の波に翻弄されながらただひとすじの想いを胸にひめていま一人生き残った女がはじめて明かす女の情念をもののみごとに描ききった表題作の他に、「ダムの春」「波紋」「合流点」等珠玉十四篇を収めた。 解説・福田宏年
備考
文春文庫104-16
収録作品 初出年 情報 紹介 感想
1 断崖 1952年 有    
2 驟雨 1951年 有    
3 蜜柑畠 1951年 有    
4 ダムの春 1955年 有    
5 波紋 1950年 有    
6 あげ羽蝶 1952年 有    
7 夜の金魚 1954年 有    
8 百日紅 1951年 有    
9 流星 1950年 有    
10 父の愛人 1954年 有    
11 ある関係 1957年 有    
12 赤い爪 1954年 有    
13 表彰 1951年 有    
14 殺意 1954年 有    
15 合流点 1955年 有    
文庫本限定!井上靖館作品