カバー画像
カバー写真
大塚静吾
遺跡の旅・シルクロード
新潮社 新潮文庫
初版発行 1982年12月25日
解説 無し
頁数 309
収録作品数 9
58歳にして初めてソ連領中央アジアに旅し、青年時代からの夢を果たしたのが昭和40年。以来、著者は憑かれたようにシルクロード地帯を訪れる。53年、名作『敦煌』を発表してから20年を経てその舞台に立つ。55年、ヘディン、スタイン以後、外国人として初めて西域南道に足を踏み入れる。──本書は、<絹の道>の栄光の歴史のあとを経巡った15年間の旅の記録である。写真多数。
備考
新潮文庫 草63=28
ISBN4-10-106328-1
「第一回西トルキスタン紀行」「第二回西トルキスタン紀行」「エジプト、イラク紀行」は新潮社刊『遺跡の旅・シルクロード』(昭和52年9月)に収録された。「オリエント古代遺跡を訪ねて」は毎日新聞社刊『砂漠度・草原の旅』(昭和49年12月)に収録され、のちに『遺跡の旅・シルクロード』に収められた。「敦煌と私」「玉門関、陽関を訪ねる」「河西回廊の旅」は日本放送出版協会刊『シルクロード絲綢乃路第二巻 敦煌−砂漠の大回廊』昭和55年8月)に、「謎の国 楼蘭」は『同第三巻 幻の楼蘭・黒水域』(昭和55年8月)に、「絲綢南道を経巡る」は『同第四巻 流砂の道西域街道を行く』(昭和55年10月)に、それぞれ収録された。
収録作品 初出年 情報 紹介 感想
1 第一回西トルキスタン紀行        
2 第二回西トルキスタン紀行        
3 オリエント古代遺跡を訪ねて        
4 エジプト、イラク紀行        
5 敦煌と私        
6 玉門関、陽関を訪ねる        
7 河西回廊の旅        
8 謎の国楼蘭        
9 絲綢南道を経巡る        
文庫本限定!井上靖館作品