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並河萬里
西域物語
新潮社 新潮文庫
初版発行 1977年3月30日
解説 江上波夫(昭和52年2月)
頁数 256
収録作品数 2
東はゴビ砂漠から西はカスピ海に到る宏大な地域──西域。西域は著者の青年時代からの憧憬の地であった。本書は、二度の西域旅行の印象をもとに、この地に展開された苛烈な民族争覇の歴史、往古の詩人や英雄たちの活躍、城邑から城邑へと移動していった隊商の生活などをいきいきと描き、夢と冒険と謎に満ちた西域の魅力をあますところなく伝える。『アフガニスタン紀行』を併録する。
備考
新潮文庫い-7-22
ISBN4-10-106322-2
「西域物語」は昭和44年11月朝日新聞社より刊行され、のちに、朝日新聞社刊『朝日選書2 西域物語』(昭和49年2月)、新潮社刊『井上靖小説全集第27巻 西域物語・幼き日のこと』(昭和50年5月)に収められた。「アフガニスタン紀行」は前記『朝日選書2』に初めて収録された。
*表紙画像はRYOMEIさんから戴きました
収録作品 初出年 情報 紹介 感想
1 西域物語 1969年 有    
2 アフガニスタン紀行 1971年      
文庫本限定!井上靖館作品