掲示板ログ 2007年1月


[1519] 謹賀新年 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2007/01/01(Mon) 00:04
あけましておめでとうございます!
昨年も、このサイトを訪れてくださった皆様には、大変お世話になりました。
こうして、今年も新たな年を迎えられたことを感謝しております。

そして、今年は井上靖生誕100周年の記念すべき年です。
大河ドラマは初の井上靖原作作品となっていますし、伊豆市では記念行事が開催と、井上靖で盛り上がりそうです。
どんな一年になるか楽しみですね。

それでは、今年もよろしくお願いします!

[1520] 謹賀新年-生誕百周年ですね。 投稿者:ヘディン 投稿日:2007/01/02(Tue) 22:53
 あけまして、おめでとうございます。大変ご無沙汰しております。
 公務に心と時間をすっかり奪われ、なかなかパソコンに向き合える状況が作り出せませんでした。すみません。そういう状況からようやく開放され、1年数ヶ月ぶりに書き込ませていただきます。

 今年は井上靖さんの生誕百周年ですね。1月28日には翌檜忌もあるようですし、何とか時間を作ってまたお墓参りにいきたいものです。私の住む京都も井上靖さんに非常にゆかりの深い土地ですので、京都でもこの生誕百周年を少しでも盛り立てたいものです。手始めに仕事で仲良くなった新聞記者さんにいろいろと情報提供を…と思っております。この掲示板にもまたちょくちょく書き込ませていただきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。


[1521] あの人に会いたい 本日19時45分 教育テレビ 「出演・井上靖」 投稿者:カシュガル 投稿日:2007/01/07(Sun) 12:38
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。みなさんも書かれていますが、今年は井上靖生誕100年の記念すべき年です。本日放送される大河ドラマが楽しみですね。わくわく。題名に書きましたが、あの人に会いたいが、また本日放送されます。みなさん是非みてください。

>ヘディンさんご無沙汰しています。またいろいろ教えてくださいね!
>ばりばり蟹座さん、今年もよろしくお願いします!


[1522] 『補陀落渡海記』読みました 投稿者:ほんのわ 投稿日:2007/01/07(Sun) 17:34
明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願いします。

『風林火山』の話題で盛り上がる前に間に合ってよかったあ。
『補陀落渡海記』の感想を一筆。

永禄八年(1565年 室町時代)の話ですが、描かれている心理は現代人の(作家の)ものだろうことを意識しながら読み終えました。
私自分は日誉上人のタイプだと思います。
「どうせ・・・」という決心の仕方、必死になって救われることを願う気持ち・・・。
しかし想像するだけでも水死は怖い。
補陀落渡海というのは実際にあった風習です。
調べてみると事実を元に、氏がどこを描き、どこを描かなかったかわかり、作家の創作の秘密を垣間見ることができます。

ちなみに永禄四年(1561年)は、川中島の戦いです。



[1523] 迎春 投稿者:黒砂 真墨 投稿日:2007/01/09(Tue) 21:44
あけましておめでとうございます。
ご無沙汰しています。生誕100年と言うことで、今年はもう少しこちらにも顔を出したいな、と思っています。

風林火山も見ました。
微妙。
ドラマを見た視聴者が、「井上靖の原作も読んでみたいな」と思ってもらえるようなのを期待なのですが。
はらはらしながら今後を見守っていきます。

[1524] 風林火山 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2007/01/09(Tue) 23:29
遂に始まりましたね、NHK大河ドラマ『風林火山』が。
「原作 井上靖」と画面に映し出されたときは、ちょっと感動していまいました。
ドラマでは若い頃の山本勘助も描くようで、しばらくは原作に繋がるまで物語が続くようですね。
さて、これからどう展開していくのか、楽しみに見ていきたいと思います。


>ヘディンさん
こちらこそ、よろしくお願いします!
忙しい状況からも解放されたようで何よりです。
これからは、また井上靖を読む時間も作れますね。

今年の「翌檜忌」は行きたかったのですが、仕事の都合で行けそうにありません。
伊豆の地でお会いしたかったのですが、残念です。
また京都でお会いしましょう!


>カシュガルさん
19時45分から教育で「あの人に会いたい」放送していたのですね。
『風林火山』に気をとられていて、見過ごしてしまいました…。
再放送しないかな、と思っていたら本当にやってくれるみたいです。
BS2になりますが、 1月12日(金)の午前9:50〜10:00の10分間。
今度こそ見なくては。
では、今年もよろしくお願いします!


>ほんのわさん
僕の方こそ、よろしくお願いします。
『補陀落渡海記』は想像すると、いや、ちょっと自分は想像も出来そうにありません…。
ほんのわさんのブログの方も拝見しました。
ブログで書かれていたコメントも、紹介されているページも非常に勉強になりました。
短篇ですと読み流してしまいがちですが、こうして興味を持って調べてみることも大事ですね。


>黒砂真墨さん
今年もよろしくお願いします。
なるほどドラマの『風林火山』を見て原作を読んでみたいかといえば……確かに微妙ですね。
もっとも、若い頃の勘助に興味を持って原作を読んでも「あ、あれ?」となるでしょうが(笑)
ドラマはまだ始まったばかり、今後に期待ですね。

[1525] Re:[1521] あの人に会いたい 本日19時45分 教育テレビ 「出演・井上靖」 投稿者:ほんのわ 投稿日:2007/01/17(Wed) 22:25
>カシュガル様
『あの人に会いたい』観ました。
よかったあ。
若い人を愛する気持ち、『孔子』への思い、氏の人柄と文学の力を信じる使命感が伝わる、素晴らしい内容でしたね。
感動が冷めないうちに『孔子』を読むことにしました。
(『河岸に立ちて』はまだ見つかりませんが、いつか必ず)

>ばりばり蟹座様
氏が『孔子』について語った講演のCD、見つけましたよ。
これも聴きたい。
新潮社ホームページより
  http://www.shinchosha.co.jp/book/830190/

[1526] 「孔子」を語る 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2007/01/18(Thu) 17:24
>ほんのわさん
情報ありがとうございます!
どうやらまだ廃盤にはなっておらず、入手可能みたいですね。
早速、本屋で…と思ってもきっと売ってないのでネットで探してみようかと思います。
まだ『孔子』は読んでいないのですが、予習しておかなきゃですね。

[1527] 孔子 投稿者:カシュガル 投稿日:2007/01/19(Fri) 00:11
>ほんのわさん
こんばんは。孔子を読まれるのですね!孔子は井上靖が長年あたためてきた作品です。執筆当時は体調が優れず(晩年の作品です)病床で書いたとか。作品に対する彼の想いを感じます。
彼の自伝的小説「夏草冬波」のなかで、主人公の洪作少年=靖少年が友人に「逝くものは斯くの如きか。昼夜をおかず」という孔子の言葉を教えてもらって感動する場面があります。孔子の言葉は彼の心をとらえて離さなかったのでしょうね。
CDいいですね。情報ありがとうございました。
それから、「様」でなくて、できたら「さん」にしてくださいね。
様はこそばゆいです(笑)


[1528] 「佐治与九郎覚え書」は我が郷土が舞台 投稿者:石井 茂 投稿日:2007/01/26(Fri) 15:35
 初めまして、愛知県常滑市大野町にある市民ボランティア「大野コミュニティ」の会長を務めている石井と申します。
 お願いがあって書き込みさせて頂きました。
井上靖先生の初期の作品「佐治与九郎覚え書」の主な舞台である大野城一帯は、私達の住む町であり、この作品を若い人も含め多くの地元の人たちに知って貰い、郷土を愛する心を養って貰いたいと思っています。
そこで、当コミュニティ新聞に、是非、この作品の内容を掲載させて頂けませんでしょうか?不都合があればご連絡ください。

[1529] Re:[1528] 「佐治与九郎覚え書」は我が郷土が舞台 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2007/01/26(Fri) 23:53
石井様

初めまして、このサイトの管理人です。
作品内容の掲載については、こちらではお答えすることが出来ません。
このサイトは、あくまで個人が運営している井上靖のファンサイトで、返事を出来るような立場にはないからです。

井上靖の作品については、遺族の方が設立された『井上靖記念文化財団』という財団がありますので、そちらにお尋ねされてみれば、何か分かるかもしれません。
お役に立てず、申し訳ありません。

お力にはなれませんでしたが、僕も「佐治与九郎覚え書」がコミュニティ新聞で紹介され、大野町のみなさんに広く井上靖作品を知っていただくとともに、より郷土愛を深められることを願っています。

[1530] 佐治与九郎覚え書 投稿者:石井茂 投稿日:2007/01/27(Sat) 16:19
 早速のご返事ありがとうございました。 一度 記念文化財団のほうを当たってみます。 ご親切にありがとうございました。

[1531] あすなろ忌… 投稿者:ヘディン 投稿日:2007/01/31(Wed) 14:53
 1月28日(日)のあすなろ忌に万難を排して参加しようと思っていたのですが、間際になって、どうしてもはずせない仕事が入り、泣く泣く断念しました。でも、仕事の場所が私にとって未踏の地であり、「しろばんば」にも出てくる豊橋だったので、「これはこれで…せめてもの救いかな」と自分を納得させていました。近々日を改めて湯ヶ島にはお邪魔しようと思います。その時のために今、「しろばんば」を読んでいます。

>ばりばり蟹座さん
 ということで、結局伊豆には行けず仕舞いでした。また都合が合えば、熊野山でお会いしましょう。
 風林火山も見ています。私は原作が大好きだったので、そのイメージとは重なりませんが、今後の成り行きを楽しみにしています。

>カシュガルさん
こちらこそご無沙汰しています。「あの人に会いたい」をせっかく教えていただいたのに、録画を見事に失敗し、見逃してしまいました。せっかくの機会なのに、本当に残念です。

>ほんのわさん
 はじめまして!「孔子」を読まれているのですね。いかがですか?私は作品の中に入り込むのに時間がかかりましたが、次第に引き込まれ、後半は一気に読みきってしまいました。「天命」についての考え方など、井上靖さんの作品の中でも、最も大きな影響を受けた作品の1つです。