掲示板ログ 2004年9月
[1285] 鳥取 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2004/09/04(Sat) 09:57 |
今週は台風が来ましたね。
僕のいる寮は無事だったのですが、全国ニュースで水に浸かった近所の様子が映ったりしてビックリしました。
>指月紀美子さん
縁の地と言えば、すぐ北にある鳥取県には井上靖の記念館が二つに文学碑もあるのに、まだ行ったことが無いのですよ。
夏に行こうと思っていたのに、9月になってしまいました。
また機会を作って行かなくちゃですね。
指月さんは、次の旅の候補はあるのでしょうか?
その時はまた、話を聞かせて下さいね!
[1286] 「フライング」読み返してみました。 投稿者:リンゴ・スター 投稿日:2004/09/04(Sat) 20:36 |
>指月さん
「フライング」 を読み返してみました。うーん、私には指月さんのように深くは読めませんでした。なにか「氷壁」に登場する男女関係
を想像しました。それとは別に 「ハリー」がフライングのことで他の人には想像できない心理的な葛藤を抱いている・・・。
結果的に私にはよくわかりませんでした。気が向いたらもう一度読んでみたい と思います。
[1287] 朝刊より 投稿者:ひさにい 投稿日:2004/09/05(Sun) 11:23 |
みなさん、はじめまして。
「しろばんば」〜「北の海」までの井上靖自伝的長編小説が好きな中年です。
今日の朝刊で大変興味深い記事がありました。
「旧制沼津中の同盟休校事件 後輩の処分案じる井上靖の決議文」のタイトル。
軍国主義的教育に反発した沼中生徒達が、講義の為に授業を放棄し香貫山に立て篭もった事件に対する生徒の処分について、四高に在学中だった井上靖達が金沢沼中会として当時の校長に送った決議文が発見された...というものでした。
「井上靖青春期」の佐藤さんは「井上作品の中に同様の決議の記述は見られず...血気さかんな若者が事件を見逃せず...井上の人となりを理解する上で非常に興味深い」とコメントされています。
決議文の複写が今年末まで井上靖文学館に展示されているそうです。
[1288] そんな記事があったとは 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2004/09/16(Thu) 22:17 |
>ひさにいさん
はじめまして!情報、ありがとうございます!
新聞に井上靖の記事が載っていたのですね。
最近はめっきり新聞を読まなくなっていたので、全く気付きませんでした。
どの新聞だったのでしょうか?
しかし、このような話があったとは知りませんでした。
どのような決議文だったのか、読んでみたいです。
それにしても、もし井上靖も当時に中学生だったら、参加していそうな気もしますね。
[1289] 有難うございます! 投稿者:Esslingen3900 投稿日:2004/09/18(Sat) 03:41 |
初めまして。
ゲストブックへ初書き込みさせて頂きました、
Esslingen3900と申します。
>ばりばり蟹座さん
レス、有難うございました。
が、しかし、2冊とも絶版なんですね(涙)
古本店などを巡ってみるしかないのかな・・・。
今後は自伝系に限らず、色々な作品を読み進めて行こうと思います。
では。
[1290] 自伝系、人気ですね。 投稿者:指月紀美子 投稿日:2004/09/21(Tue) 17:18 |
こんにちは。最近の書き込みを拝見していると、井上靖の自伝小説がなかなかの人気のようですね。私も自伝系はとても好きで、井上靖の自伝系と思われるものは、ほぼすべて(?)読んでいるのではないかと思います。中でも「夏草冬濤」は一番好きな作品です。初めて読んだのがちょうど主人公たちと同じ年代の高校生の時だったので、本当に彼らと青春を共にしたような気持ちがしています。女子高だったこともあり、「金枝くん」は憧れの先輩、という感じでしたね。これほど爽やかに率直に衒いなく、誰が読んでも気持ちよく自己の青春を語れる作家は、やはり貴重な存在だと思います。
自伝というわけではないのですが、井上靖が年老いたご両親のことを書いた「風」「雪の面」「月の光」などの小品も、とてもいいと思います。ありがちな単なる<家族もの>などでは勿論なく、ご両親の老いや死を通して人生や人間の運命といったものを静かに見つめた清冽な作品です。確か「月の光」は舞台化され、井上靖の役を風間杜夫さんが演じておられたように思います。
これも自伝とは直接関係ないですが、ご子息の卓也氏が書かれた「グッドバイ、マイ・ゴッドファーザー」もとても面白いですよ。息子さんの目から見た父親としての井上靖像が、ユーモアと愛惜をこめて語られています。
自分自身も、また周りの方からも、語るをよしとされる人生って、素晴らしいですよね。
参考にして頂けるとうれしいです。
[1291] 金沢 投稿者:マサソ 投稿日:2004/09/22(Wed) 19:11 |
こんにちはマサソといいますが、井上靖の作品の中で金沢が舞台として出てきている(一部だけでも)作品で、夏草冬波・北の海以外でありませんか?
それと、昔の北の海の表紙になっている橋は何という橋ですか?
[1292] はじめまして 投稿者:りん 投稿日:2004/09/24(Fri) 12:46 |
こんにちは!! ずっとここのホームページは見させてもらっていたのですが、初めてのメールです。
中学生のときから井上靖が大好きで、10数年たちました・・・。好きになったきっかけは、国語の教科書に載っていた「しろばんば」を読んだことです。そして今現在、靖の作品の中で一番好きなのは「氷壁」です。おととしあたりに、山形の酒田市美術館の企画展で「氷壁」が映画化されたものを見る機会があり、貴重な体験だったのでは!? と自分では思っています。
みなさんは、靖の映画化された作品を見たことはありますか?!
[1293] 突然に失礼します。 投稿者:ゼミ生 投稿日:2004/09/25(Sat) 00:46 |
今度私がゼミで井上靖の「漆胡樽」について調べるのですが資料があまりないので困っています。なのでわかる方がいらっしゃれば教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。
[1294] お知らせ 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2004/09/28(Tue) 19:59 |
時間が無くレス出来ず申し訳ありません。
黒田佳子さんから情報を頂いたので、取り急ぎお知らせまで。
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平成16年、10月9日、13時開場、14時開演。
場所=岩手県北上市の日本現代詩歌文学館。
読み手・栗原小巻さん。朗読作品・「シルクロード詩集」「幼き日のこと」「風林火山」
入場整理券9月15日〜30日・館窓口か往復はがきでの申し込みになります。
この日本詩歌文学館は、設立時に井上靖が一生懸命思い入れをした経過もあり、井上靖に力を入れてくれているところです。中には井上靖の「詩」を記念する部屋も作ってくださっています。
というわけで、今回私もはるばる北上まで行くつもりです。新幹線をおりたら、サーと10月の冷たい空気に包まれ、あ、はるばるきたぞ、という旅の気分に包まれそうな気がしています。、朗読とともに、紅葉も期待。
先日は沼津の文化センターで仁木てるみさんの朗読会にもいきました。朗読会なんて地味なものですから、主催者側は、「誰もあつまらなかったら・・・」と気を揉んでいたと聞いていたのですが。なんと、500人収容の会場はほぼ満席で、本当に驚きました。
また、親の作品といえ朗読会というのは・・・密かに思っていたのですが、これがまた凄く感動。「猟銃」でしたが、この作品がまた朗読に向いているのです。会場の観客も最後の最後まで。いいな、と感じたのは私ひとりではなかったようです。
そういうわけで、今回はすっかり栗原さんの朗読を楽しみにし始めているところです。
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