掲示板ログ 2003年8月


[1070] もうしばらく 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/08/01(Fri) 00:31
みなさん、こんばんは!
様々な話題で盛り上がっているようで、嬉しい限りです。
掲示板は見ていたのですが、忙しくて書き込み出来ず申し訳ありません。
来週には落ち着きそうです。

みなさん、夏には楽しそうな計画が待っているようで何よりです。
それにしても、いずさんがモンゴルに行かれるとは。
行ってらっしゃい!
向こうでの話、聞かせて下さいね!

[1071] 日本現代詩歌文学館 投稿者:ヘディン 投稿日:2003/08/07(Thu) 15:12
 こんにちは。いずさん、内モンゴルのフフホトヘ赴任ですか。色々な面で本当に大変だと思いますが、ご活躍をお祈りします。

 さて、私の方は、岩手県北上市の日本現代詩歌文学館に行って来ました!蟹座さんが書いておられた、井上靖記念室の「楽しい工夫」に初めは気づきませんでした。でも、何か変な物が変な所にあるなと思ってやってみて、ビックリするとともに思わずニヤッと笑ってしまいました。他に人がいなかったので私は思う存分満喫しましたが、知らない人が遠くから見たら、地べたに座りこんだり、覗き込んだり、触ってみたりしている私は間違いなくあやしい人か変な人だったと思います。折角ではありますが「楽しい工夫」については行ってのお楽しみということで、ここでは触れないことにします。
 小説も良いですけど、やっぱり詩も良いなあと何か満ち足りた思いで館を後にしました。
 でも岩手は遠かった…。

[1072] おかえりなさい 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/08/08(Fri) 22:10
夏休みということで、滋賀県の実家に帰ってきました。
台風が近づいてきているようで、すごい風です。
みなさん、台風は大丈夫でしたか?
そして、これから台風が来る地域の方は、お気をつけて。

>ヘディンさん
お帰りなさい!
京都から岩手まで、お疲れ様でした。
『楽しい工夫』を存分に楽しんでこられたのですね。
読んでいると、なんだか本当に楽しそう。

実は僕も、なにやら『楽しい工夫』があると知っているだけで、具体的に何があるかは知らないんですよ。
聞いてしまうと、ドキドキ感も減ってしまうので、ヘディンさんの配慮に感謝です♪
いつか行く時が楽しみですよ。

[1073] 「佐渡の海」 投稿者:ぴろりん 投稿日:2003/08/13(Wed) 00:42
はじめまして。
おたずねしたいことがあり、書き込みさせていただきます。
高校時代の現国の教科書に、たしか井上靖氏のエッセイで「佐渡の海」と
いうのがあったのですが、最近急に読み返してみたくなりました。
自分なりにいろいろ探してみたのですが、見つけられずにいます。
簡単に手に入るもので、掲載されているものをご存知の方、是非お教え
ください。もしかすると井上氏の作品ではないかもしれませんが・・・。
ちなみにわたしの高校時代とは、15,6年前のことです。

[1074] 「佐渡の海」 について 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/08/13(Wed) 23:02
>ぴろりんさん
はじめまして。
井上作品の収録状況などが載っている資料があるのですが、現在は帰省中でして、簡単な資料しか手元にないのです。
その簡単な資料で調べた限りでは、井上靖の作品に『佐渡の海』というエッセイはありませんでした。
『雪と海の大佐渡小佐渡(大佐渡小佐渡)』というエッセイはあるようですが、もしかすると、こちらでしょうか?

いずれにせよ、自分の家に帰らないと、『佐渡の海』というエッセイがあるかどうかや、どの本に収録されているかなどは分からないので、来週末以降に再度、この掲示板で報告しますね。

[1075] ふと、高校時代を振り返る 投稿者:お江戸の純@黒豹 投稿日:2003/08/14(Thu) 19:50
 はじめまして。たぶん、書き込みは初めてだと思います。4年前、私が高校時代、井上文学にはまっていた時に何回かこのホームページに訪れました。高校2年生の私は、図書館に置いてある分厚い井上文学全集をむさぼり読んでいました。「憂愁平野」「蒼き狼」「北の海」「孔子」等々。その時、このホームページを見つけたので内容を見て次この話読もうかな、とか色々と役立ちました。ありがとうございました。今は、藤沢周平の時代劇小説にはまっていますので、また井上靖の本を読もうと思った時にはこのホームページを参考にさせてもらいますのでよろしくお願いします。

[1076] その時はぜひ 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/08/16(Sat) 00:29
>お江戸の純@黒豹さん
はじめまして。
4年前というと、まだこのサイトが出来たばかりで、掲示板も無かった頃ですね。
あの頃は僕も一日中、井上靖ばかり読んでた気がします。
当時は情報も少なかったと思いますが、お役に立てたようで嬉しいです。
また井上靖を読む時には、ぜひ遊びに来てくださいね。
情報を充実させて、待っています!

[1077] やっぱり面白い三部作 投稿者:こころ 投稿日:2003/08/16(Sat) 23:01
はじめまして。39歳OLです。(39歳でもOLと呼んでいいのか?・・苦笑)

今日、『北の海』を読み終えました。実は中学・高校時代に『しろばんば』、
『夏草冬濤』、『北の海』は一度読んでました。
で、つい先日、本棚で『しろばんば』を見つけて懐かしさにかられて読み出すと面白くて面白くてとうとう三部作すべて一気に読んでしまいました。

読んですがすがしくなりましたね。青春っていいなぁって!
それになぜか私のなかではこの三部作は夏にぴったりのイメージの作品なのです。

今の時代に『夏草冬濤』『北の海』みたいな学生同士のつながりって
なくなってきているから、この時代っていいなぁ、って単純に思いました。
これといった大事件が次々起こるわけでもないのに、どうしてこんなに
面白く又うまいこと書けるんだろう。やっぱり井上靖はすごい。
登場人物一人一人の描き方が実にうまい、「うまい事表現してるなぁ。」とクスクス笑わせられたり、登場人物の言葉にジーンときたり・・。
いい小説ってこういうものなんだなぁ、つくづく思いました。

私も偶然にもお江戸の純@黒豹さんと同じく、ここ最近はすっかり
藤沢周平にハマってましたが、ちょっと路線を変えて又井上靖にしばらく
戻ろうかと思い出しました。
まだ読んでない作品にこれからしばらくチャレンジしていこうと思ってます。
もちろんこちらのHPを参考にさせていただきます。

15年くらい前に一度行った湯ヶ島ですが(住んでいる近畿からは遠いです・・)、又訪れたいですし、沼津も行ったことないし、金沢も再訪して
みたいと思いました。

[1078] Re:[1074] 「佐渡の海」 について 投稿者:ぴろりん 投稿日:2003/08/17(Sun) 00:02
ばりばり蟹座様

さっそくの返信ありがとうございます。
わたしは来週実家に帰省するので、高校の教科書を探して
みたいと思います。

[1079] 佐渡の海 投稿者:座禅草 投稿日:2003/08/17(Sun) 15:58
「佐渡の海」・井上靖全集26巻に収録されています。後部説明によると、「井上靖エッセイ集」7巻にも収録。昭和50年毎日新聞「私たちの風景」として書かれたものだそうです。
早々、私も読みました。英国の風景画の説明と併せて、佐渡の風景を説明。絵も風景もこんなふうに見るといいのかな、と思わされた、エッセイです。
 さて、前頁には「大佐渡小佐渡」が掲載されていたので、次いでに思い切って読破?(短編)   良いです!!  お薦めです。
 何気ない旅行記が、どうしてこうなのでしょう・・・クスクス笑いながら、泣きたいように感動。  出会う人々が、皆ねえ・・・・    佐渡では、貧しい家の屋根が風に飛ばないようにと押さえて置いてあるのは金を含んだ佐渡の石なのだとか・・・モンゴルにも行きたいけれど、佐渡にも是非、行ってみたいな。

[1080] 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/08/18(Mon) 00:21
夏だというのに、雨ばかりですね。
涼しいのは助かりますが、せっかくの休みなのに外で遊べないので、ちょっとは、暑い、夏らしい夏になって欲しいものです。

>こころさん
はじめまして!
三部作を一気読みされましたか。
雨ばかりの夏……、それこそ有意義な過ごし方というものですよ(笑)

これといった事件がないのに面白いというのは、確かにそうですね。。
大事件が起きて「一体どうなるんだ?」というわけではないのに、先が気になって仕方ない。
登場人物たちの会話も生き生きとしていて、本当に楽しめますもんね。
三部作は、印象に残る会話も多いです。

三部作紀行、叶うといいですね。
これは僕もやってみたい事の一つです。

井上靖に戻ってこれられましたか。
掲示板の過去ログにもは、みなさんのお薦めが満載なので、ぜひ参考にしてくださいね!

>ぴろりんさん
どうやら、座禅草さんが書いてくださいましたね。
「手元の資料には載ってない」と書いたもの、ちゃんと存在したようで……。
申し訳ありませんでした。
やはり全集が手に入りやすいと思います。
といっても高価なもので買うのは辛いですが、図書館に行けば置いてあるものだと思うので、教科書が見つからなかった時は、そちらで探してみると良いと思います。

>座禅草さん
『佐渡の海』の情報ありがとうございました!
感想、なにやら気になる書き方ですね〜。
短編なら時間が無くても読めそうなので、浜松に帰ったら探してみたいと思います。
それにしても、いろんな作品を読むごとに、行きたいところが増えていって、困ってしまいますね(笑)

[1081] おひさしぶりです 投稿者:黒砂 真墨 投稿日:2003/08/23(Sat) 16:13
ほんとうにたまにしか足跡を残さないわたくしですが、時々見に来てはいます。相変わらずここは活気ありますね。
わたくしは一人暮らし始めたり勉強始めたりでばたばたして、あまり本を読んでいないのですが、ちょっと生活乾いてしまいます。
今晩、NHKでラジオドラマ、「大黒屋光太夫」やるので、聞いてみてよかったら、原作にも手を出してみようと思ってます。井上版とどうちがってくるでしょう?

[1082] おーし!ツクツク♪ 投稿者:ガメラ 投稿日:2003/08/25(Mon) 00:24
やっと夏らしくなってきました。これまでのうっぷんを晴らすかのように太陽ギラギラ、今日は暑かったですね。でも鳴いている蝉はツクツクボウシ…このまま夏は燃え尽きて終わって行くのでしょうか。

そんな中、「地図にない島」を読み終えました。とてもいい作品でした。自分のこれからの人生にとって、とても重要な感性を与えられたような気がします。そのくらい登場人物一人一人が生き生きとしていて、胸に染み込むような場面が一杯詰まってました。

さてこれからは、井上作品からちょっと離れて、司馬遼太郎氏の「燃えよ剣」を読むつもりです。来年のNHK大河ドラマです!

[1083] しまった! 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/08/26(Tue) 01:39
>黒砂真墨さん
お久し振りです♪
NHKで「大黒屋光太夫」のラジオドラマがあったとは。
完全に聞き逃してしまいました…。
最近のNHKラジオはよく井上靖関連の作品を扱ったり、今回のように同じ題材の作品が登場したりするので、油断出来ませんね。

>ガメラさん
本当に、このところ毎日のように暑いですね。
明日は雨のようなので、少しは涼しくなるかな?
「地図にない島」は特にラストシーンが印象に残っています。
そういえば、カバーの写真も、とっても綺麗でしたね。
来年は新撰組、楽しみですね!


[1084] Re:[1079] 佐渡の海 投稿者:ぴろりん 投稿日:2003/08/27(Wed) 05:48
座禅草さん

ありがとうございました。
この四月に仕事で新潟にきたもので、ふと「佐渡の海」を思い出して
読んでみたいなと思ったのでした。高校のときの現国の先生は、とても
辛口の先生で、教科書に載っているような作家の作品はわりと批判的な
方だったのですが、この「佐渡の海」と、梶井基次郎氏の「檸檬」だけ
は「いい!」っておっしゃってたんですよね。

帰省したおりに実家を探してみたのですが、20年近くも前の教科書は
みつけられるはずもなく、なんだかさみしい気持ちになっておりました。

本当にありがとうございました。
お礼遅くなってしまって、すいません。


[1085] Re:[1080] 雨 投稿者:ぴろりん 投稿日:2003/08/27(Wed) 05:51
ばりばり蟹座さま

「佐渡の海」の件、ありがとうございました。
この掲示板のおかげで、「忘れ物」がみつかったような感じが
しています。

さっそく近くの図書館にでも探しに行こうと思っています。
ありがとうございました。

[1086] ご無沙汰してます 投稿者:カシュガル 投稿日:2003/08/28(Thu) 00:48
この夏は何だかとても忙しくて、すっかりご無沙汰していました。久し振りに来ましたが盛り上がってますね。
「佐渡の海」ですか。うーん、読んだことないです。私も図書館で探してみまーす。
来年の大河ドラマは新撰組なんですね。知らなかった!この夏東京の日野に出張する機会があったのですが、そういえばそんなポスターが張ってありました。
最近井上靖の作品を読んでないんですよ。専ら江国香織です。ふふ

[1087] 火星 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/08/29(Fri) 01:00
火星が非常に接近中だというのに、さっぱり晴れませんね。
といっても、望遠鏡がないので、晴れたところでベランダから眺めるぐらいのものですが。
望遠挙で見たいものです。

>ぴろりんさん
いえいえ、僕は「そんな作品は無さそうだ」なんて言ってしまって、恥ずかしいぐらいで。
本当に、座禅草さんさんには感謝です。
「佐渡の海」は辛口の先生も「いい!」と仰るとは、それだけ魅力的な作品なのでしょうね。
僕もいつか読んでみたいと思います。

>カシュガルさん
お久し振りです。
僕は夏休みは実家に帰ってのんびりしていたんですが、浜松に帰ってきたら、研究で再び忙しい日々に戻ってしまいました。
江国香織さんといえば「きらきらひかる」の人ですよね。
といっても、小説を読んだんじゃなくてドラマをちょこっと見ただけですが(笑)
最近は全然本を読んでませんよ。
あ〜、読みたい!

[1088] 開通しました 投稿者:いず 投稿日:2003/08/29(Fri) 15:02
ばり蟹さん、みなさま。お元気でしょうか?
内蒙古の省都フフホトについて、1週間がたちました。
7月31日に日本をたって、電気を水道もない草原で10日間過ごし、国際列車でモンゴル国のウランバートルに行き、1週間過ごして、8月19日にフフホト入りし、日本語教師として赴任しました。
やっと電話が開通して今日このページに来ることができました。
井上靖の本は読みかけの憂愁平野しか持ってきませんでした。
今後ここで話題に出た本を探すことができないのがすごく残念ですが、できれば話に参加したいのでこれからもよろしくお願いします。

[1089] 祝!開通 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2003/08/29(Fri) 18:23
>いずさん
電気を水道もない草原で10日間……すごいです。
フフホトに着くまでに一苦労だったようですが、無事に到着出来たようで何よりです。
そして、フフホトから、この掲示板に書き込んでいるなんて、なんだか感慨深いです。
最初は食べ物が合わなかったりするかも知れませんが、身体にはお気を付けて。
また、そちらでのお話など聞かせて下さいね!

[1090] いずさん頑張れ! 投稿者:ヘディン 投稿日:2003/08/30(Sat) 11:15
>いずさん
 今の日本では想像できない長い旅をして、フフホトに着かれたのですね。
 本当にお疲れ様です。想像を絶する、そんな遠くに住んでいるいずさんからこの掲示板に書き込みがあるいうのは考えてみるとスゴイことですよね。
 これからの生活は慣れない事や慣れない人の中で、本当に大変だと思いますが、めげずに頑張ってください。あなたの汗や涙が、きっと誰かの役にたっていくんだと思います。頑張ってください!
 読みかけの憂愁平野しかお持ちでなかったとのこと、欲しい本があれば、
言ってください。送りますよ!

[1091] 感激!! 投稿者:いず 投稿日:2003/08/30(Sat) 18:24
ばり蟹さん、ヘディンさん>
ありがとうございます!!お言葉、ほんとにとってもうれしいです。
井上作品が手に入らないことや、ちょっとしたものが取り寄せたいけど(何せ旅のために軽装で行ったのでほとんど何も持っていかなかった)面倒だなと思うことはありますが、まぁ想像してたほど「外国暮らし」ではありません。
日本でのみんなに忘れられるのが寂しかったりしますので、今後ともよろしくお願いしますね。
もし、あまってる本がありましたら送ってください。な〜んてな。
でもせめて3部作はもってくるべきでした・・・。

[1092] 無題 投稿者:アーリー 投稿日:2003/08/31(Sun) 23:19
 皆さんお元気でしたか? この夏は暑かったり,寒かったりめまぐるしい夏でしたね。 私は自宅、店舗を作ったりと忙しくなかなか活字を読む機会がなくて、掲示板をちょくちょく覗く程度になっていますが、すみません。
  いずさん・・・始めまして、モンゴル、遠い国に行ってさぞかし勇気のある方だなと思いつつエールを送ります。  がんばって、日本の良い所を教えてください。