掲示板ログ 2002年11月
[852] 秋満喫 投稿者:yakko 投稿日:2002/11/01(Fri) 21:23 |
急に、すっかり冷え込んでしまい、ほんの2週間前まで元気に半袖で歩きまわっていたのが嘘のようです。みなさん、風邪なんかひいていませんか。
週末に「憂愁平野」を抱えて山梨に行ってきましたが、すでに秋の気配が濃くなっていました。山梨では思いもかけず、信玄公の廟にも行って参りまして、この春から夏にかけて読んだ「戦国無頼」や「風と雲と砦」、それに「風林火山」の登場人物が思い出されて・・・読んでてよかったーと満ち足りた笑顔を浮かべてました。
青空に柿の色も映え、心ものびのびしてきました。そうそう、友人宅から見える富士山も真っ白に聳えていて、2階から見ながらワインを飲むのは最高でしたよ。富士山を見ると、井上先生を思い出してしまいますね。
三毛猫さま、おもしろいページを教えてくださってありがとうございます。今度ゆっくり読みますけど、みんなたくさんの本を読んで、いろいろ想いを巡らせているんですね。本当、刺激になります。
黒砂さま。もしかして、卒論は井上先生ですか?それなら、いろいろお話しを伺いたいです。あっ、オフ会はここではなくて別のサイトなんです。
湖の子さま。そんなに飲んでどうしたんですか?でも、さすがにもう酔いは覚めたでしょう。滋賀はいいお酒がありますね。琵琶の長寿、大好きです。明日、滋賀に行きますので、飲めるお店を探してみようかしらん♪
伊豆さま。・・・録画に失敗した私には、伊豆さまが超余裕に見えました。くやしーぃっ。でも、伊豆さまの「井上先生、時代を先取り」解釈は楽しく、「なーる」とかいって読ませていただきました。
と、いろいろ書きましたけど、管理人さま。明日から大好きな石山に行ってきます。大阪に用事なのですが、どうしてもと頼んで石山にも寄ってもらうことにしました。月は新月かしら・・・三日月くらいは残っていてもらいたいんですけど。ここで仕入れた「石山の山の上から見る琵琶湖」を楽しみにしてきます。
で、結局「憂愁平野」ですが。特急「かいじ」は居酒屋「かいじ」と名づけていいほど、乗客がみな宴会モードで他人の私にも振舞われて、読むことができませんでした。帰りの快速も似たようなもので・・・明日からの旅のお供にします。
[853] 石山 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2002/11/07(Thu) 20:27 |
ご無沙汰しておりました、皆様お元気ですか?
って、管理人なのに、いつも書くたびに「ご無沙汰」とは…。
う〜む、いかんなぁ。
yakkoさん、石山はどうでしたか?
たまに帰省しても、あまり石山に行く機械がなかったりするんですが、久しぶりに石山からの月も見てみたいですね。
黒砂さん、お久しぶりです!
オフ会は、ここではなくて“野良犬少年さん”のサイトですね。
野良犬少年さんの掲示板は凄いですね、いろんな意味で(笑)
楽しいところですよ。
[854] 石山、よかったですよぉ 投稿者:yakko 投稿日:2002/11/13(Wed) 22:27 |
管理人さま。お返事、遅くなってごめんなさい。石山は、40何年ぶりかの観音様のご開帳で、初めてご尊顔を拝しました。10年ぶりくらいで石山に行ったのですが、期待をそぐわないやはり大好きな場所として、今もありました。紅葉もちらほらで、日が暮れるときに行ったのですが、残照に木々がきらめいて美しかったです。石山の山の上から見る琵琶湖を楽しみにしていたのですが、それは残念ながらマンションにさえぎられて見られませんでした。それと、初めて石山温泉に宿泊したのですが、料金が腰が抜けるほどリーズナブルでお部屋食で、そして宿のみなさんも親切で感動しました。石山って私の中で大切な場所のひとつ。またいい思い出が増えて、嬉しい旅でした。
管理人さまや湖の子さまが仰るとおり、井上先生の文学は今の南地域の琵琶湖には残っていないかもしれません。でも、変わり行く琵琶湖の景観の中で今も残っているものもあるのでしょうね。先生は、なにを見られたのでしょう。ちょっと琵琶湖談義をしてみたいものです。
[855] 秘仏 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2002/11/19(Tue) 00:42 |
>yakkoさん
石山の旅は楽しかったようで何よりです♪
こうして石山の地が話題に出るというのは嬉しいものですね。
それにしても、石山寺で秘仏の御開扉があったとは知りませんでした。
いや、実はそれ以前に石山寺に秘仏があることすら知らなかったんですが…。
そういえば、『星と祭』にもちょっと名前が出てくる守山市の福林寺の秘仏も御開扉していたそうです。
写真だけは見ることが出来たのですが、美しいですね。
実家の近くにあるのに見に行けないとは…、悔しいかも。
[856] 万葉食 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2002/11/19(Tue) 01:11 |
先日、万葉食というものを食べてきました。
浜北市(浜松市の北にあります)に『万葉の森公園』という施設があって、万葉植物が溢れていてそれを見て回るだけでもなかなかに楽しいんですが、ここで万葉時代の食事を再現したという『万葉食』も食べられるんです。
貴族の万葉食と庶民の万葉食というのがあったので、貴族の万葉食を食べて貴族気分に浸ってきました(笑)
と言っても、今の時代で想像する豪華なメニューとは勿論違うんですが。
万葉植物(あふい、月草等)の揚げ物や、木の実がこんなに美味しいとは知りませんでした。
他にも珍しい料理があって感激でした。
額田女王も、こんな食事をしていたのかな?なんて思ってみたり。
そうそう、この公園には300種の万葉植物があるそうですが、一つ一つにその植物が出てくる万葉集の歌が添えられていて、こちらも楽しめます。
勿論、額田女王の歌もありますよ。
僕は井上靖の小説で『額田女王』を知ったもので、歌を読みながら小説の場面を思い浮かべてみたりしていました。
井上靖と直接は関係無い場所ですが、お薦めです♪
あ、万葉食は日曜日限定らしいです。
[857] 無題 投稿者:ころすけ 投稿日:2002/11/19(Tue) 03:25 |
お久しぶりです。しばらくインターネットが使えない状況にいます。久しぶりに友人のノートを借りてこちらにお邪魔してみました。ふみパパさんや、アーリーさんもお元気でしょうか?
最近児童文学のほうに興味を持ち、いろいろ読んでました。なぜか企業としてのホンダにも興味を持って(就職という意味でなく)、いろいろその手の本を読んでました。
先日探していた夜の声をとうとう入手しました.まだ読んでませんがいつか感想を報告したいと思います。
[858] おめでとうございます 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2002/11/20(Wed) 00:46 |
>ころすけさん
お久し振りです。
遂に『夜の声』を手に入れられたのですね、おめでとうございます!
感想、楽しみにしていますね。
児童文学やホンダの本まで、いろいろと読まれているようで、やっぱり読書の秋といったところでしょうか?
いいですね〜♪
[859] おめでとうございます2 投稿者:yakko 投稿日:2002/11/21(Thu) 19:22 |
ころすけさん、「夜の声」を手に入れられておめでとうございます。探していた本が手に入る時の嬉しさって、たとえようがないですね。そういうときは、「更級日記」の例の「源氏物語」を手に入れたときのくだりを口に出してしまいます。・・・ちょっと変?もう、「夜の声」は読まれましたか?私は先生の作品の中では、かなり不思議な気持ちで読みました。よく「四角な船」とあわせて評されますが、どの評価も私の中ではしっくりしないのです。読まれたら、是非感想を教えてください。
管理人さま。万葉食とは、羨ましい体験をして来られましたね。なんか興味がムクムク起きあがりそうです。次に浜松に行く時の「訪れる先リスト」に入れておきます。でも、日曜限定なのですか?プライベートで計画をたてないといけませんね。
[860] 無題 投稿者:ころすけ 投稿日:2002/11/24(Sun) 02:28 |
「夜の声」、「四角な船」と表裏一体とでも言ったらいいのでしょうか。どちらも現代社会に対する強烈な批判とともに人間や社会に対する別の価値観、人生観が含まれていると思いました。また、それに対する個人の無力さみたいなものも感じました。
現代と古代の両時代が境四郎を通して交錯していくところは「星と祭」や西域物にも見られる、井上作品特有の時間概念を感じました。それにしても、あの万葉集でさえ現代に対するメッセージとして見えてしまったのには、なんだか悲しいものがあります。今度万葉集や古今和歌集といった古い歌集物を通して、古代日本人の元来持っていた自然観や世界観、芸術観といったものを勉強してみたくなりました。(学生時にやっとけばよかった。)
[861] 無題 投稿者:黒砂 真墨 投稿日:2002/11/30(Sat) 00:31 |
先日、読もう読もうと思いながら何故か手を出せないでいた「氷壁」を図書館で借りました。しかし、「氷壁(下)」・・・・・ちゃんと表紙を見なかった私もアホですが、上下巻のうち下巻しか棚になかったなんて。また、おあずけです。
三毛猫さま、
お礼が遅くなりましたが、すてきなページを教えていただきましてありがとうございます。
yakko さま、
卒論は確かに井上靖ですが、はずかしながらそれほど作品を読んでいないのですよ、
ダメ学生でした。歴史物が好きで。現代小説の方にチャレンジしています。
管理人さま、
現代小説といえば、かなり前におすすめいただいた「遠い海」は読みました。ちゃんと。
もう、ほんとに遅すぎですね。会話が多くて軽妙な感じの中に、人の心の奥底の動きが面白く描かれていたと思います。
万葉食、これも素敵な感じですね。古い時代の、歴史ロマンに浸れそうです!