掲示板ログ 2002年2月
[550] 長崎の人さんへ 投稿者:三毛猫 投稿日:2002/02/01(Fri) 08:51 |
はじめましてよろしくお願いいたします。
さっそくですがお尋ねの件、井上靖の作品に間違い有りません。
作品名がわからなかったものですから、コメントを控えておりました。確か短編集に入っていました。
今度の日曜に町の図書に行く予定ですので、わかるかもしれません。
違っていたら申しわけないのですが、「異国の星」の中の一編かと・・も、思わますが・・。短編のタイトルがそれらしきものが有るとわかればいいですが。
確か、遠い記憶の端が投稿された何かによって想い出され、満州での銃の底の部分を休憩したところで無くしたのではないか・・それを探すのに規律を犯して一緒に探してくれたか、黙認してくれたか・・
どうしてもこの世に生きているうちにもう一辺逢うことが出来ればいいが、それは多分無理だろう・・しかしこの投稿者があの下志官殿だったら・・生きて帰られたのなら・・。このようなお話でした。
と思うものの「異国の星」では総タイトルとしてもあまりにイメージが違うように思いまして自信がないです。
わかりましたらお知らせいたします。
[551] Re[550]: 長崎の人さんへ 投稿者:長崎の人 投稿日:2002/02/01(Fri) 15:14 |
三毛猫 様
今、図書館から戻りました。そうです、ズバリ「異国の星」中の一作品でした!!本当にありがとうございました。
お尋ねした部分は、「異国の星」に収められた「沙漠からの手紙」の中の「富士を詠える兵士に」の一節でした。
それにしても、みなさん、すごい。本を読んだ端から忘れていく私は、ただただ、恥じ入るばかりです。
三毛猫様、ばりばり蟹座様、そして皆様、心からお礼申し上げます。
ほんとにうれしい!です。
[552] そうだったの。 投稿者:三毛猫 投稿日:2002/02/02(Sat) 08:45 |
長崎の人さん、調べるの早かったですね。(^^)
よかった、よかった。
>湖の子さん。
ハードカバーを買い求めたとか。う〜〜私などは文庫専門だよ。
でも、高いハードカバーの作品を求められるお気持ちわかります。
私は、「本覚坊遺文」は一度挫折したんだけど二度目に読み始めたら
一気に読めました。味わい深かったです。
[553] うーん、すごい 投稿者:yakko 投稿日:2002/02/03(Sun) 16:37 |
長崎の人さん、はじめまして。よかったですね、読みたい作品のタイトルが分からないのってもどかしいものですよね。
でも、改めてここのホームページの凄さを実感しました。管理人さま、三毛猫さま。頭が下がります。
湖の子さま、たくさんの本に囲まれて至福の時を過ごしているのでしょうか。井上先生の奥様の本の情報ありがとうございました。すぐ手には入らないようですが、また、ゆっくりと探してみます。
三毛猫さま「本覚坊遺文」一気読みは、羨ましい限りです。春になったら私もチャレンジしてみます。
[554] ほんと、すごい 投稿者:湖の子 投稿日:2002/02/03(Sun) 23:59 |
長崎の人様、はじめましてお目にかかります。むかしむかし・・めでたしめでたし、並の速さで落着しましたね。こちらのページの本領に感服いたしました。私もその作品を探してみようと思います。ありがとうございました。
ところで、お名前を拝読しました時に、スペインの詩のタイトルで「午後五時」というのを「午後の五時」と訳した人がいたという話を思い出しました。「長崎人」となさらずに「長崎の人」とされた事に、勝手ながらある感慨を感じてしまいます。ああ、その心やいかに・・。
三毛猫様、ハードカバーなのですが、じ、実は150円で買いました(^^;)。
まだ全部読んでおりませんが、同じくある人物の独白で話が進められていく「猟銃」に似ているような印象を受けました。猟銃の「人生の白い川床」、本覚坊遺文の「冬枯れた淋しい磧」にも、指しているものの違いこそあれ、井上靖さんの人生観においては共通しているものがあるように感じました。
yakko様、見つかるとよろしいですね。私はこちらのページではいつもお茶を濁しているだけですので、少しはお役に立てるようにいたしますね。
欲しい本を手元に置いておけるのはいいのですが、結構溜まってきますと、早く読め!と本の背表紙に怒られているような気がしてきました。今のところ至福には程遠いようです。
[555] お世話になります 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2002/02/04(Mon) 19:35 |
>三毛猫さん
長崎の人さんも、yakkoさんも、湖の子さんも書いてますが、やっぱり、すごいです!
木乃伊仏の時といい、文庫の情報を頂いたことといい、お世話になり放しですね。
本当に、ありがとうございます!
[556] こちらのページがあればこそ。 投稿者:三毛猫 投稿日:2002/02/05(Tue) 09:27 |
ばりばり蟹座さま、みなさま、わたくしのほうこそ本当の意味でお世話になっております。
こちらで楽しくお話させていただけるので、作品を読んでも深く考えることが出来ますし、なににも増して楽しく読めるようになりました。みなさまのお陰です。ありがとう、とたくさん言わせて。。。
>湖の子さん。
納得できねえぞ(^^)だって私のところでは、そういう代物は半分、そう半額だよ。いいないいな。本は放っておいても逃げないから安心よ。
>yakkoさん。
春には神妙になられるのですね。お仕事乗り切られて春よ早くこいと
とお祈りしてます。
[557] ありがとうございます 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2002/02/06(Wed) 03:31 |
>三毛猫さん
「こちらのページがあればこそ。」なんて言っていただけると、非常に嬉しいです。
この掲示板で意見を交換したり、感想を書いたり読んだり、雑談で盛り上がったりと、みなさんに楽しんでもらえてると思うと、このページを作ったかいもあるってもんです(嬉)。
研究の方は終わりまして、残すは論文のみとなりましたので、休憩がてら(そんな余裕が出来れば良いのですが…)次の更新の準備でもしようかと。
作品毎のページで、初出などの情報や感想以外にも、作品の簡単なあらすじとか時代や舞台といった、作品の紹介&情報を載せられればと思っています。
[558] 模様替え 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2002/02/06(Wed) 21:47 |
このページのデザインについてですが、友達から「背景と文字が重なって読みづらい」と言われまして、ちょっと模様替えをしてみました。
文庫本館、文庫のページ、作品のページ、作品一覧のページのデザインが新しくなっています。
まぁ、ちょっとだけなんですけどね。
「前の方が良かった」とか「この部分が見づらい」とか「こういう配色の方が良い」など、ご意見ご感想をお聞かせくださいね。
[559] 模様替え 投稿者:三毛猫 投稿日:2002/02/09(Sat) 13:18 |
文庫本館を最初に開けたとき、ちょっと違う人のホームページにきてしまった感じでしたが、2度目に見ると若々しくなっていいと思いました。グレーのモノトーンに慣れきってしまっていたので目に鮮やか過ぎると感じたのも本当の所。でも井上靖なる人物に興味をもってこちらを訪れた時、今までだと暗いイメージが先行してしまったかもしれないですね。こ今回位の色みがあったほうがいいでしょう。
テムジンの登場人物紹介などはなかなかみごとです。文庫本の鮮やかな色のものなどもメリハリがあっていいですね。
ただ私だけかもしれないけど、仕切りの線が濃い緑でしたっけ?
あの線の色がちっとばかし(^^)キツイかな。なんて色のセンスは
まるきりないので聞き流してください。
[560] ふむふむ 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2002/02/10(Sun) 22:20 |
三毛猫さん、ありがとうございます。
僕も、前のモノトーンも好きだったんですが、これからの時代(?)ちょっと見た目の鮮やかさも必要かなと(笑)
テムジンの登場人物紹介も、見事なんて言われると照れますね(嬉)
仕切線の濃い緑は、今度もうちょっと色を薄めてみますね。
僕も色のセンスは無いので、いろいろ言ってもらえると助かります。
[561] 2/10朝日新聞朝刊 投稿者:こんちゃん 投稿日:2002/02/11(Mon) 00:19 |
こんにちは初めて投稿します、このページはmyPCのインターネットトップページにしているぐらいお気に入りの場所です。とは言っても
みなさんの様に気の利いたことは言えずただ見ているだけでしたが、本日は(2/10)朝日新聞朝刊に「井上靖戦時中の創作ノート見つかる」という記事が載っていたのでうれしくて投稿することにしました。この記事を喜ぶのは私を含めた同氏のファンぐらいだとは思いますが、死後10年以上経った今でもこの様な特集が組まれると何だかうれしいですね。
現在私も文庫本を中心に作品を収集/読破中ですが、作品一覧は大変参考になります。今後も一層の作品充実をお願いします。ではまた。
[562] こんちゃんさん、ありがとう 投稿者:三毛猫 投稿日:2002/02/11(Mon) 20:19 |
朝日新聞の記事見てきました。
とてもいい記事でした。顔写真と直筆のそのノートも掲載されていました。記事にもありましたが、氏は戦争の話は3作位しかないようですね。私の知っている限り、回想された小説の短編。
なぜ描かなかったのか、と新聞にもありましたが、ほんとどうしてでしょうね・・・。やはりご自分の兵役期間がご病気のため大変短かった、そして無傷で帰ったことにあるのでしょうか・・・。
こんちゃんさん、教えてくれて感謝です。わたしもぽつぽつ集めております。楽しいです。
>ばりばり蟹座さん、
本当に私色のセンス無いんですよ。だから早すぎる色の変更は待ってね。よ〜くみんなのお声を聞いてくださいませな(^^)
[563] 新聞、見ました! 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2002/02/11(Mon) 20:57 |
こんちゃんさん、はじめまして、こんにちは!
トップページにするぐらいのお気に入りだなんて、嬉し恥ずかです♪
僕も、朝日新聞の記事を見てきました。
一面にある"紙面から"にも見出しが載っていて、大きな扱いで嬉しいですね。
公開は、3月3日までかぁ。せめて4月までやってくれたら、見に行けるんですが…。
神奈川近代文学館にある「井上靖記念室」が非公開というのも、ちょっと寂しいですね。
でも、こうして井上靖の名前を新聞の記事で見られたのは、嬉しかったです。
作品一覧は、文庫本に収録されていない作品は載せていないんですが、いずれは未収録の作品も載せたいと思っています。
また、お役に立ててくださいね。
これからも、よろしくお願いします!
>三毛猫さん
そうかぁ、お互い色のセンスがない者同士なのか(笑)
もう少しみんなの声も聞いてみますね。
みなさんのお声を、お待ちしています!
[564] 神戸新聞 投稿者:湖の子 投稿日:2002/02/12(Tue) 03:32 |
こんちゃん様、はじめまして。
ああ、神戸新聞。なぜに神戸新聞。三島由紀夫なの神戸新聞。そうなんです。家のとっている神戸新聞ではその日、三島由紀夫さんの児童書の原稿が発見されたというトピックでした。
井上靖さんの記事を探していて三島由紀夫さんの記事を見つけるという、以前図書館で大岡昇平さんと井上靖さんの作品集が並んで陳列されていた時に感じた運命とでもいうべきものを想いました。
うーん、今度の週末にでも図書館に新聞見に行こうかな。教えていただきまして有難うございました。
ばりばり蟹座様、ホームページのデザインを変えられたそうですね。青は読んでいても目が疲れにくいですから、私は好きですよ!私はブラウザはネスケを使っているのですが、ツールバーの水色とこちらのページの基調がよく調和していて、結構いい感じなんです。
それにしても、お忙しいのにきちんと管理していらっしゃる。私なんて自分のページはほったらかしですからね。ほんと、頭が下がります。
三毛猫様、戦争期間のものは三作品もあるのですか。黒田佳子さんの「父 井上靖へのレクイエム」だったような気がするのですが、その中で、中国へ出征した際に、どこかでようやく乗り込んだ列車が死体を搬送する列車で、その死体に挟まって移動をした経験をされたとあり、その亡くなった人たちにも親兄弟があるんだと思うと書けないよ、と仰られたとありました。
先日の長崎の人様の時にも、戦争を取り扱ったものがあったと知って驚きました。単にセッティングを戦争時代にしたものなんでしょうか。今はそうあって欲しいと思います。
[565] まさに、その様子でしょう 投稿者:三毛猫 投稿日:2002/02/13(Wed) 00:29 |
湖の子さん。
そちらの地元紙は神戸新聞というのん、私んとこは、千葉日報というのよ。(別に意味は無ったけど。。。)
朝日をご覧になれば、おお!!と思われると思います。
湖の子さんが言われている、>どこかでようやく乗り込んだ列車が死体を搬送する列車で、その死体に挟まって移動をした〜。
記事にあった、氏のノートの抜粋がまさにその様子だと私には思えました。お嬢さんにしみじみとその回想をされたのでしょうね。
>書けないよ、というその言葉がとても印象深いです。
戦争を題材にしたものは、タイトルあやふやですが。
「無蓋貨車」・・・病気帰還の時にやっと乗れた貨車の中は悲惨なものだった、というもの。これは多分、そのお嬢さんが描かれたものと
同じ題材だと思っています、新聞に抜粋されていたものと同じかと。
もう一つは先日の長崎の人さんの捜されていたもの。
と、もう一つ位有るように、朝日新聞を見て思ったのです。
[566] Hmm・・神戸新聞 投稿者:湖の子 投稿日:2002/02/13(Wed) 02:10 |
昨日、12日は休刊日の筈なのに、朝起きたらなぜか朝刊がある。前日見た二日分のテレビ欄は幻か?いや、早くもこの歳にしてぼけだしたのか?かなり焦りながらも新聞を開いてみる。・・ん?あれ?デイリー(スポーツ紙)?やばい、末期症状か、と思いつつもなにかおかしいと思って一面に返る。”特別号”・・ちゃんちゃん。なんと神戸新聞社は休日を返上して、オリンピック記事を軸になんとも心臓に悪い特別号なるものを発行、販売店をたたき起こして配送していたのです。果たしてその効果の程は?と考えるとどうもあやしいものですが、その物造りにかける熱意には、心打たれるものがありました。がんばれ!神戸新聞!でも、井上靖さんの記事は口惜しや。
ところで、日報というネーミングが、いかにもローカル紙という感じですね。こうなれば他の地域の新聞もどんなものがあるのか興味深いですね。求む 全国の地元紙!!
あの貨物列車にまつわる作品があったとは!(呻吟)過去の感動が泣いている!今のところなんとも言えませんが、見つけ出して読んでみたいと思います。
それにしても、三毛猫様はよくご存知ですね。「井上靖ジュークボックス」と申すべきか・・。いや、失礼の段、お許しの程を。
[567] おひさしぶりです 投稿者:みや 投稿日:2002/02/15(Fri) 12:59 |
もう1年以上もご無沙汰しているのでほとんど「はじめまして」ですね・・。
この頃はけっこう時間があったので井上作品を何作か読んでいました。中でもおもしろかったのが「風と雲と砦」です。生き生きとした登場人物が素晴らしい。特にひめが好きですね。「戦国無頼」のおりょうにも似ているんだけど元気で一途で・・好きです。
しかし、この文庫版も絶版。本当に絶版が多くてもったいないというか悲しいです。
僕以外にも久しぶりで来る方がけっこういて楽しいです。やっぱり、みんなここに帰ってきてホッとするんでしょうね。
また来ます。
[568] かなり久しぶりです 投稿者:ユミ 投稿日:2002/02/15(Fri) 21:23 |
優雅に過ごすはずの春休みが、いざ始まってみるとあれこれと忙しく、井上作品を読み進めることも、こちらのページを見ることすらもできない毎日でした。
今日久しぶりに見てみたら…私と三毛猫さんは同じ県に住んでいるようです。うちでは千葉日報はとっていませんが。朝日新聞もとっていないので記事が見られず、残念です。好きな作家さんの記事、書評などが新聞や雑誌に載っていると、スクラップするあてもないのにとりあえず切り抜いてしまいます。それがファンの心理というものですよね。
こんちゃんさんの書き込みに「死後10年以上経った今でも…」とありましたが、ホントにそうですね。作品を読んでいると、今もどこかで井上先生が、あの強い視線で何かを見つめているのではないかという気がしてならないです。
[569] 私も続きまして 投稿者:yakko 投稿日:2002/02/16(Sat) 11:36 |
仕事が一段落して、久しぶりに遊びに来ました。私もバタバタしていまして、なかなか井上先生の作品が読めずちょっと禁断症状です。
朝日の井上先生の記事、実は私も今知って、大きな驚きでした。先生と戦争。私も不勉強なので、先の戦争が背景の先生の作品は余り知らないんですが、どのような想いでノートを書かれたのでしょうね。
以前、先生が毎日新聞の記者時代書かれた8月15日の終戦の記事を読んで、この原稿の向こうで先生は何を考えていたのかな、と想いを馳せたことがあります。
でも、何かいつもの集中した顔つきで、ノートを書いている先生の姿が見えそうですね。
神戸新聞に千葉日報。懐かしいですね。ちょっと前の若くて可愛い頃、記者クラブの受付をニコニコと笑ってしてました。神戸新聞さんも千葉日報さんもうちのクラブに入ってましたよ。
さて、欲しい井上先生の本がほとんど手に入らないので、今日は念願の神田に行って探して来ます。もう、みなさんから次々と面白そうな情報ばかり受けて、刺激いっぱいですよ。
[570] 無題 投稿者:三毛猫 投稿日:2002/02/16(Sat) 19:41 |
禁断症状のyakkoさん、お久しぶりです。
今日の収穫はおありですか?新品でも古本でも探しているものが有った時は、胸キュンものの嬉しさですよね。
記者クラブの受付嬢をされていたのですね。すごい活気のあるところでしょう?ぼやっとなんかしてられないですね。すごいすごい。
終戦の記事というの、読んでみたかったです。
>ゆみさん。一緒でうれしい!
菜の花の、女性知事の、TDRの、国際空港の、でも井上靖氏とは縁の無い、この県。でもまあ愛すべきところです。
新聞だけども、私んちは毎日ですが、今回の朝日の記事は載っていなかったですね。毎日よ、なぜだ?と随分恨んだ^^。
新聞記事って、載る載らないもそうですが、記事によって随分とり方が違いますよね。ローカルネタなどは特にそうですが、それにしてもあまり個性的に過ぎると、私イヤ、と言いたくなります。
>どのような想いでノートを書かれたのでしょうね
>でも、何かいつもの集中した顔つきで、ノートを書いている先生の姿が見えそうですね。
>今もどこかで井上先生が、あの強い視線で何かを見つめているのではないかという気がしてならないです
・・・ここにこて、このような氏への気持ちを新たにできることが、とても嬉しいです。そしてそう思うお仲間がいらっしゃるということが。ついセンチメンタルなことを言ってしまう。でも本当のことです。
[571] お宝いっぱい 投稿者:yakko 投稿日:2002/02/17(Sun) 12:58 |
三毛猫さま、行って来ましたよ。もうーーーっ。すごい数の初版本がザクザクでした。詩集が特に充実していましたね。ただ、探していた詩集はなかったんですけど。そこで改めて先生の精力的にされてきた仕事を痛感しました。
ただ、文庫は全然なかったんです。もっと別のところに文庫が充実しているところはあるのかしら。
文庫に関しては、近所の古本屋さんを丹念に探した方が見つかるのですかねぇ。
終戦の記事は、学研から出ている先生の随筆全集に載っています。終戦の記事だけではなく、美術記者として書かれた記事も載っていましたよ。
でも、本当にここでたくさんの先生と先生の作品が大好きな人と出会って、そして自分でも先生への想いを新たに出来て・・・と私もすごく嬉しいです。
管理人さま、多謝。頑張って更新し続けてね。
[572] 文学碑追加 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2002/02/17(Sun) 23:19 |
>みやさん
お久し振りです!
なんだか懐かしいお名前を発見して、嬉しかったです。
ここが、帰ってくる場所のようなことを言われてると、照れてしまいますね(嬉)
これからも、よろしくお願いしますね!
ユミさんと三毛猫さんが、同じ千葉にお住まいだったとは。
もしかして、街やどこかですれ違っているかも知れないと思うと、ドキドキものですね(そうか?)
>湖の子さん
『井上靖ジュークボックス』、僕も賛成です(笑)
木乃伊の件、異国の星の中の作品の件、三毛猫さんの知識には頭が下がります。
ちなみに、静岡の地方紙の名前は、その名もズバリ『静岡新聞』です。
そのままですね(笑)
>yakkoさん
神田に行かれたのですね。
羨ましいです!僕も、春休みには行きたいですね。
あぁ、新潮社が最近(でもないですが)に出版した、井上靖の全集が欲しいっ!!
はい、頑張って更新し続けていきます。
これからも、末永く、よろしくお願いします!
文学碑のページですが、19番の『渡岸寺』と30番の『旭川信用金庫前』の碑に写真が追加されています。
ともに僕が撮ったのではなく、提供していただいた写真です。感謝、感謝♪
良かったら、ご覧になって下さいね!
井上靖と戦争の関係は僕もよく分かりませんが、黒田佳子様から頂いた年賀状に『新しき年の初めに』という井上靖の詩が載っていました。
最後の一節には、「争いごとのない平和な地球!今はそのほかには何も願わない。」とあります。
井上靖が戦争のことを書いた作品は少ないかも知れませんが、この言葉だけでも思いは伝わってくるようです。
[573] おひさしぶりお 投稿者:どら 投稿日:2002/02/18(Mon) 12:58 |
カキコしようと思いながら
なかなかここのノリがつかめなくて
ただのぞくばかりでした
いまだにノリはつかめないけど
関係あるかい!って感じでいきます。
最近氷壁を読みましたが
魚津さんの会社はどこにあるんだろ?
通勤経路がかなり自分と似てる気がしました。
ちょうど「品川から・・・」
っていうとこを読んでるときに品川通ってたり
ひとりで「おお!!!」って思ってました。
ひとめ会いたかったです。
今は亡き魚津さん。。。
ってもともといないか。
[574] 写真見ました 投稿者:三毛猫 投稿日:2002/02/18(Mon) 21:30 |
写真も増えてきてますます充実した井上ワールドが出来上がっていきますね。スゴイ。お写真も良かったよ。
年賀状のお話、>思いは伝わってくるようです。ということ。
ばりばり蟹座さんがそう思われたということに、なんだかジンとするものを感じてます。そのすぐむこうに、氏を父として育った黒田様と井上氏のお気持ちがぴったりと寄り添っている。蟹座さんがお若いから余計にそう思ってしまうのかな。
>yakkoさん。
相変わらずお元気ですね!! 初版ゾクゾク、有るとこには有るんですね。初版を手にとるとやはり古い人なんだなあとしみじみしません?一冊だけS・30年代のハードがありますが、それなど旧かな・旧漢字で読むには苦労しました。
学研のこと知らなかったです。ありがとうね。今度捜してみます。
>どらさん。
「氷壁」私もかなり好き。これを読むと魚津さんに会いたくなる人はたくさんいるようですよ。(^^)
彼のモデルになった人は実際に切れるはずの無いザイルが切れて友を失った登山家さんだと聞いたことがあります。氏はその登山家さんを全面的に信頼して取材したとか。
結構会社もお近くだったりして!
>湖の子さ〜ん
元気?たまたま知ってただけですってぇ。
もう恥じを偲んで白状します。私まだ「闘牛」読んで無いです。
しばらく本物の猫になって旅にでてくるわ・・・。「闘牛」捜してくるね。
[575] モデル 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2002/02/20(Wed) 01:11 |
>どらさん
お久し振りです!お元気でしたか?
カキコはなくとも、遊びには来ていてくれたんですね♪
魚津の会社ですか。
作品によっては、ビルとかホテルとか、モデルが特定出来たりしそうですよね。
『氷壁』の中で魚津の会社に関する記述があったかどうか思い出せませんが、魚津の会社の場合も、モデルがあるかも知れませんね。
>三毛猫さん
こうして、少しずつでもページが充実していくのは嬉しい限りです。
次の写真をお楽しみに♪
『闘牛』捜しの旅に出るのですね。
あまり遠くまで行って、迷子の猫にならないでくださいね(笑)
[576] 再読 投稿者:宇部のひと 投稿日:2002/02/24(Sun) 13:11 |
「あすなろ」もう一度読みました。やっぱりいいですね。
「しろばんば」と比べると少し暗い感じがしますが、そこがまた
いいな。
僕は個人的には、大学生の加島が好きです。
勉強するときは彼が鮎太にいっていた克己ということばを
思い出して、やってます。
「あすなろ」は中学生の受験期に読んで感動し、それから
井上先生のファンになりました。
高校生ですが、宜しくお願いします。
[577] 若い 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2002/02/25(Mon) 00:49 |
宇部のひとさん、こんにちは!
高校生とは、お若い!
こうして、若い井上靖ファンがいると思うと、嬉しいですね♪
ゲストブックの方で、オススメの本の話がありましたが、ここの掲示板の過去ログなんかを読むと、みなさんのオススメが書いてあったりして楽しいですよ。
[578] 退部 投稿者:宇部のひと 投稿日:2002/02/25(Mon) 12:29 |
僕はU高の柔道部に一週間前まで入っていたんですが、
辞めてしまいました。
訳は部員が練習に来ないからです。やるのは僕を含めて、
ナント二名!試合には出たことは一応あるんですが十秒
も立っていた部員はいません(笑)
自分はどっちかと言うと投技よりも、寝技の方が
得意です。
こう言うときに「四高柔道部」があったらなと
思う今日のこの頃です。
[579] 高専柔道 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2002/02/26(Tue) 20:35 |
宇部のひとさんは、柔道家だったのですね。
僕は高校時代は星を見ながら過ごしていたので、スポーツとは縁がなかったですね。
まぁ、当時は読書とも縁はありませんでしたが…。
四高柔道部ですかー、耳の形が変わってしまいそう(笑)
確か、旧帝大では、まだ高専柔道をしているところもあるそですね。
そういえば、以前、柔道をやっている若かりし頃の井上靖の写真を見たことがあるんですが、とっても凛々しかったです。
[580] 無声堂の畳 投稿者:湖の子 投稿日:2002/02/27(Wed) 01:44 |
皆様、ご無沙汰しておりました。
昨日は名古屋、瀬戸に行っておりました。
名古屋っていいですねぇ。都会なんですが、人は素朴で、便利さと住みやすさのバランスがよくとれているように感じました。
瀬戸では、赤津焼の窯元へ。
茶碗では茶だまりにあたる部分に、セキレイの絵が描かれた盃を買いました。うーむ、酒がすすむ、すすむ。
宇部の人様、私も高校生の時は柔道をしておりました。そして、なんだか部の状況も似ているようで、当時の事をいろいろと思い出しました。私達の方は、部員もなんですが、顧問の先生が練習にこないんです。部活は自主的なものですから仕方がないのですが、誰が教えるねん!というような部で、自分たちで本を見たり、ビデオを見たり、話し合ったりと色々と試行錯誤しながら技の研究をしていました。そういう部にこそ、寝技がふさわしかったのでしょうね。地味で苦しい寝技よりも、派手な立ち技ばかり練習してました。なるほど、練習量が勝敗を決める柔道ですか、今にして思えば惹かれるものがありますね。
ばりばり蟹座様、今日、図書館で「わが一期一会」を借りて読んでおりましたら、無声堂の掲額式でのエピソードが載っていました。
掲額式とは、無声堂が明治村に移築後、部歌額とかつての部員の名札をかける額を掲げる式のことで、そこでスピーチを依頼された井上靖さんは、かつて共に柔道に打ち込んだ一学年上の先輩が1人を残してみんな戦死をした事に改めて心打たれ、何も言う事が出来なかったそうです。
卒業後、短い人生しか持つ事が出来なかった先輩達と一体いつ、どこで、どういうふうに別れたのか、また、部生活で自分自身を律する事を己に課し、その後の野営生活でも苦しさに耐えた先輩達にとって、そういった禁欲的なものを己に課す事が、彼らの生涯にとってどういった意味をもっていたのか、そういった内容のエッセイでした。
ところで、あれだけ寝技をやるとすぐに耳が腫れるでしょうね。あれって試合のときに見ると、強そうに見えるんですね。