掲示板ログ 2000年3月
[15] 買出し 投稿者:おん 投稿日:2000/03/02(Thu) 00:14 |
今日、なかなか行けなかった方面の古本屋の散策をしてきました。
原付バイクで行ってきたので(なんと走行距離100km)
とても寒かったです。
古本屋地図なんぞというものを片手に行ってきたのですが、
ほとんどがつぶれてしまっていました。
でも、リュックを背負って古本屋を次から次へと周り、
井上靖の欄しか見ない自分はなんかその手の業者さんみたいな
感じがしてきました。
#成果は聞かないでください。
金曜日には、東京の下町近辺を攻めて見たいと思います。
さすがに電車で行きますが。
[16] はじめまして! 投稿者:洪作 投稿日:2000/03/07(Tue) 04:33 |
自称「ヤスシスト」(笑)です。
井上靖大好きっ子で、『北の海』なんて何回読んだか・・・。
私も主に文庫本で読んでいるんですけど、最近とくにハイペース!
中学校の教科書に『しろばんば』が載っていましたが、最初は『敦煌』です。その後は『天平の甍』『蒼き狼』『風林火山』『戦国城砦群』ってな感じで歴史小説から入ったんですが、
最近ふっと恋愛小説が読みたくなって、角川や文春を着々と読み進めています。
ちなみに今読んでるのは『風濤』と『花壇』。
『遠い海』は読み終わったところです。
『あした来る人』もいいですよね。
おしゃべりしたいことはもうたくさん!
ばりばり蟹座さん、素敵なページを作っていただいてどうもありがとうございます。
おんさん、伊豆さん、RYOMEIさん、皆さんよろしくおねがいします!
(ちなみに魚座です)
[17] Re[16]: はじめまして! 投稿者:校倉 投稿日:2000/03/08(Wed) 01:50 |
はじめまして、洪作さん!
> 中学校の教科書に『しろばんば』が載っていましたが、最初は『敦
自分たちの時代は教科書といえば「あすなろ物語」が定番でした。
でも 少年時代までの、物語としては 1/3 くらいのところまでしか
扱われていなかったので あらためて全編読んだときには
結構ショックを受けたことを思い出します。
ちなみに、氏の恋愛小説でしたら自分的には
『青衣の人』がおすすめです!
煌』です。その後は『天平の甍』『蒼き狼』『風林火山』『戦国城砦
群』ってな感じで歴史小説から入ったんですが、
> 最近ふっと恋愛小説が読みたくなって、角川や文春を着々と読み進めています。
> ちなみに今読んでるのは『風濤』と『花壇』。
> 『遠い海』は読み終わったところです。
> 『あした来る人』もいいですよね。
> おしゃべりしたいことはもうたくさん!
> ばりばり蟹座さん、素敵なページを作っていただいてどうもありがとうございます。
> おんさん、伊豆さん、RYOMEIさん、皆さんよろしくおねがいします!
> (ちなみに魚座です)
>
http://member.nifty.ne.jp/azekula/index.html
[18] 失礼しました 投稿者:校倉 投稿日:2000/03/08(Wed) 01:53 |
[19] Re[16]: はじめまして! 投稿者:RYOMEI 投稿日:2000/03/08(Wed) 12:31 |
[20] ありがとうございます&すみません! 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2000/03/09(Thu) 22:18 |
洪作さん、はじめまして。書き込みありがとうございます!
僕が恋愛小説の中で一番好きな作品は『遠い海』でしょうか。
ハイペースで読めるなんて羨ましい!僕は春休みに入って、旅行の電車で移動中に、地道に読んでいますが、なかなか何冊もとはいかずです。
それでは、これからもよろしくお願いします。
旅行中にと書きましたが、実は今も旅行中です。インターネットカフェで見たら書き込みが増えていて、嬉しかったです。
そんな訳で更新なんかが遅れて、すみません!
帰ってきたらまとめて更新したいと思います。
[21] ありがとうございます! 投稿者:洪作 投稿日:2000/03/11(Sat) 02:27 |
校倉さん、RYOMEIさん、ばりばり蟹座さん、ありがとうございます、うれしいです。
「花壇」を読み終わって、ちょうど(→校倉さん)「青衣の人」(2回目)を読み始めたところです。最初に読んだ恋愛小説なんですが、靖の恋愛小説の王道って感じで(笑)好きです。
「敦煌」は映画を見てから小説を読みました。映画も素晴らしかったですが、小説ではそれをベースに感動が増幅されました。
「おろしや国〜」は先に小説を読んでから映画を見たらなんだか物足りなさと違和感を感じました・・・。中身の濃さを考えるとやっぱり映画→小説のほうがいいんでしょうね。
ばりばり蟹座さん、旅行中とのこと。いいですねえ。安全で楽しい旅を!
[22] Re[21]: ありがとうございます! 投稿者:伊豆 投稿日:2000/03/12(Sun) 17:08 |
はじめまして。伊豆です。
こちらこそよろしくお願いします。
私も井上靖作品を読むようになったのは映画がらみです。
でも、私の場合、「敦煌」「おろしや国…」など歴史小説&
最近の公開作品&メジャー(笑)作品(映画として)
ではなく、昭和20年代ー昭和30年代の映画(もちろん井上作品の恋愛小説の)からです。
個人的に戦前から昭和30年代までの日本映画(現代劇一辺倒)と
スター(今も活躍されている方々がたくさんおられます)が大好きで、井上作品(原作)との出会いは前記の趣味により、キネマ旬報社から出ている「日本映画作品全集」を読んでいた時でした。あらすじ紹介で「憂愁平野」と「猟銃」が取り上げられていて(映画のワンシーンの写真もありました)、それを読んで「おもしろそう!原作を手に入れたい!」と思い、手に入れて、はまり(笑)、それからいろいろな作品を読むようになりました。
そして、本を見つけるたびに「日本映画…全集」を見ながら
映画化されている作品とキャスティングをチェックしていました。
私の場合、映画本編ではなく、キャスティングを知ってから
それをベースにいつも楽しく読んでいました。
私個人では、キャスティングは最高です。
「あした来る人」「猟銃」「氷壁」は映画を見ましたが
それは原作を読んだだいぶあとです。
なぜ、だいぶあとか?
「猟銃」「ある落日」「わが愛」「氷壁(これは絶版といううろ覚え)」などほんの一部の作品を除いてビデオが出ていないからです。
リバイバル上映もテレビ放映もなかなかありません。
それでもNHK衛星放送では「あした来る人」「氷壁」を放映してくれました。
映画もよかったです。
私の場合は原作ー映画ー原作の順です。
映画を見てから、もっと想像がひろがり、また楽しく読むことがで
きました。
これからもいろいろお話聞かせて下さい。
[23] [22]の続き 投稿者:伊豆 投稿日:2000/03/12(Sun) 19:04 |
>キャスティングは最高です。
とは言っても全ての(井上作品の)映画で、全ての登場人物で、というわけではありませんが…(すみません、こんな書き方)。
ミスキャストと思った時は別の方にかえて(笑)読んでいます。
でも、映画に出てる方を見ると、当時の話題の大スターばかりで
、そして、たくさんの作品が映画化されているのをみると
井上作品が新聞や雑誌の連載で当時のたくさんの人々の
支持を得ていた人気ぶりがわかります。
[24] はじめまして 投稿者:木部 投稿日:2000/03/13(Mon) 00:04 |
はじめまして。
井上靖の小説は、自伝的小説、時代小説、歴史小説、恋愛小説、・・・全て好きです。中学生の時、夏草冬濤にのめり込んで以来、十数年来読み続けています。特に好きなのは、自伝的小説の三部作、時代・歴史小説では戦国無頼、風と雲と砦、風林火山、天平の甍、敦煌、蒼き狼、おろしや国酔夢譚、恋愛小説では海峡、月光、その他では三ノ宮炎上、傾ける海、崖、欅の木、花壇など。夏草冬濤では藤尾、木部らの自由奔放な文学青年ぶりに憧れ、三ノ宮炎上ではヒロインに恋のような感情を抱き、ちょうど好きな子にふられた直後に読んだ月光では、涙が止まらず、子供の頃以来のしゃくり上げるような泣き方をしてしまいました。崖っていう本は余り語られないと思いますが、文句なく面白いです。上に上げた本は、手に入りにくいのが多いと思いますが、僕のお薦めです。
インターネットを初めて間もないのですが、このページを見つけて思わず飛び込みました。これからもよろしくお願いします。
[25] こんにちは、木部さん! 投稿者:洪作 投稿日:2000/03/13(Mon) 16:37 |
私も自伝的小説三部作は好きです。
洪作をはじめ登場人物たちの無邪気な青春の日々は、自分自身にシンクロしたり、センチメンタルな気分にさせてくれたりします。
とくに木部は、モデルであった人物が若くして亡くなったというのもあり、作者の思い入れとともに、生き生きとした奔放さのなかに高潔さをもっているような気がします。
こちらこそよろしくお願いします!
[26] ありがとうございます!その2 投稿者:洪作 投稿日:2000/03/13(Mon) 16:44 |
伊豆さん、映画のお話どうもありがとうございます。
「憂愁平野」や「猟銃」などが映画化されているとは知らなかったです。
私も映画は大好き!なんですけれど、邦画の方はちと弱くて・・・。
「あした来る人」なんて見たいなあ。キャスティングも気になるし。
またいろいろ教えてくださいネ!
[27] みんなすごいなぁ 投稿者:おん 投稿日:2000/03/14(Tue) 03:00 |
こんにちは。おんです。
みなさん、井上靖の映画を見てるんですね。
僕は、最近ファンになったので映画化されている作品が多いのは
知っていましたが、見たことあるのはありません。
3・4ヶ月前にBSで敦煌が映画でやっていたのを録画してある
くらいです。まだ見てないんですが・・・
年間40〜50作品は読んでいるので、(古本屋をあさりつつ)
小説のほうは詳しいんですけどね。
面白い情報がありましたら、もっと教えてください。
[28] こちらこそありがとうございます。 投稿者:伊豆 投稿日:2000/03/14(Tue) 16:36 |
洪作さん、おんさん、ありがとうございます!!!
私の日本映画ばなしを聞いて(読んで)くださって!
生きてて良かったです(笑)。
本当にマイナーな分野で、まわりに話せる人が全く
いなかったので…。
話はかわって、井上作品のファンになって、もう
10年以上になります。中学生の頃からです。長いものです。
だから、実は[22]の書きこみをしている時や、今、また読んでみると、井上作品との出会い&原作ー映画ー原作の順は[「確か」こうだった]という大変記憶があいまいなものとなっています。
すみません。
長い月日の中で、原作を何度も読み、映画も何度も見たので…。
それと「映画化のキャスティングをベースに読んだ」というのは
読むときに、私の乏しい想像力(笑)でも楽しく読みたいと思い、参考にしました。
この人物をどういう風にイメージして読み進めていこうか?
手っ取り早く、芸能人で(笑)。
映画化されてる!じゃあ、その出演者&配役をそのままいただき!
おおっ!私的にもぴったり!当時の映画関係者(企画や
キャスティングなど)もやるなぁ(失礼)!
という感じです。
また話はかわって(笑)、今、手元に「なつかしの
日本映画ポスターコレクション」という本があります。
この本に「猟銃」と「氷壁」と「憂愁平野」の当時のポスター
がちょうどいい縮写で載っています。
ここでポスターに書かれている言葉を紹介したいと思います。
映画だけでなく、原作にもぴったりだと思うので。
「猟銃」
豪華スターで描く、女の愛のすべて!
「氷壁」
愛と死の大ロマン!日本中の女性が待っていた井上靖の
傑作小説の映画化!
「憂愁平野」
恋してはならぬと
心に誓った
あの人を
それでも
慕う
私は妖精
とくに「憂愁平野」は(時津)美沙子の(納所)賢行への
せつない愛が大変うまく表現されていると思います。
[29] すぎ去りし日の… 投稿者:伊豆 投稿日:2000/03/15(Wed) 16:18 |
記憶が少しずつよみがえって来ました。
「日本映画…」の本で「憂愁平野」「猟銃」を
見つけた時、「井上靖って、こんな素敵な恋愛小説、
男女の微妙な愛も描く人なんだ」と思いました。
それまでは「あすなろ物語」と「しろばんば」しか
知らなかったので…。
その発見もありましたが、実は、原作よりも
映画が見たかったんです(笑)。
でも、前にも書かせて頂いた通り、「映画は(すぐに)見れないだろう」(事実、そうでした)と思い、じゃあ、そこに書いてあるあらすじだけでなく、映画本編の雰囲気を少しでも感じられたらと
思い、そして、やっぱり、(前にも書いた通り)おもしろ
そうだし、原作も気になったし、新しい井上靖の世界を拝見!ということで原作を読みました。
原作を読んで一石四鳥(笑、上記全て)でした!
前に書いたのと矛盾するようで大変申し訳ないのですが
(誤解しないで下さい、お願いします。何しろ昔のことで記憶があやふやで…。また、こんな素晴らしい機会に出会えるとは思ってなかったので今、遠く薄くなった記憶を必死に手繰り寄せています)
「猟銃」「氷壁」は原作と映画の順序を完全
に忘れてしまいました。
本当に「確かそうだった」という感じです。
また、前に書きそびれてしまったのですが、「氷壁」の映画
はまず、民放の昼の90分枠の短縮版で放映されたので見ました。
そして、私の住んでる所から少し離れた町の文化センターで
上映されるというので見に行きました。
スクリーンで見ることが出来て感激でした。
実際の封切当時にタイムスリップした感じが
してうれしかったです。
どちらも10年以上前で私が高校生の時でした。
それから、NHK衛星放送で放映されました。
「あした来る人」もまず何年か前に関東地方の民放(VHF局)の
深夜に「石原裕次郎や吉永小百合じゃない、めったに
見れない昭和30年代の日活映画作品集」という
特集でノーカットで放映されました。
解説は水野晴郎さんでした。
それから、NHK衛星放送で放映されました。
そして、今年2000年1月にケーブルテレビの全国ネットの
チャンネルNECOで「川島雄三監督作品集」の中の
1本として放映されました。
最後に「憂愁平野」。
実は井上靖が亡くなった日に追悼で番組を当日急遽変更して
民放(全国ネット)の夜9時からのゴールデンタイムに2時間枠
で放映されたんです。
その時、放映されているのを知らず、私は部屋で
ラジカセを聞いていてテレビは見ていませんでした。
その日の井上靖死去のニュースは知っていました。
その頃はもうすでに、映画化されているのも知って
いて、原作も読んでいました。
もともとは洋画劇場で「西太后」をやる予定でした。
ちょっと、ラジカセのテレビの副音声で中国語を
聞いてみようと思い、チャンネルをあわせたのですが、主・副・両方全ての音声にしても日本語しか聞こえてきませんでした。
「チャンネルは間違えていない。新聞には2カ国語放送と書いてあったし、おかしいなぁ。」
と思っている所へ別の街で住んでいる兄からの電話。
「今、「憂愁平野」見てる?」
「えっ!!!、放送してる?」
「今日、井上靖の追悼で」
謎が解けた。急いでテレビをみるとラストシーン。
「あーあ、ガックリ」
今でも残念です(笑)。
兄のところではその日、夕刊には「憂愁平野」と
番組変更が間に合って載っていたそうです。
私の所では夕刊は「西太后」のままでした(笑)。
兄も少ししか見ていないと言っていました。
今思えば、井上靖追悼でたくさんの作品の中から「憂愁平野」
が取り上げられたことは素晴らしいこと。
そして、今とかわらないあの時代に昭和30年代の
日本映画が民放(全国ネット)のゴールデンタイム
の2時間枠で放映されたこともすごいことです。
その作品が「憂愁平野」だったこともすごいことです。
もちろん、井上靖の偉大さも。
いつも、乱文・乱筆ですみません。
これからもよろしくお願いします。
[30] ありがとうございます&すごいです! 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2000/03/18(Sat) 21:27 |
木部さん、初めまして。
沢山の作品を読んでいらっしゃるんですね。
崖という本は今回の旅行中に寄った古本屋で見付けました。読むのが楽しみです。
これからも宜しくお願いします!
みなさん、小説だけでなく映画の方も結構見ているんですね。
僕はまだ井上靖という名前に馴染みがない頃、敦煌をテレビで、おろしや国酔夢譚を映画館でみたぐらいです。
伊豆さんはお詳しいんですね。すごいです。
それにしても、ポスターのキャッチフレーズは「ほぉー」と頷かされますね。
今は旅行の合間で実家に帰ってきているところです。
実家にもパソコンがあって良かったー。でも、更新なんかは出来ないので、まだ暫くかかりそうです。すみません。
でも、旅行中に随分文庫の方も入手できました。
今回はうまいもの巡りがメインでしたが、そのうち井上作品ゆかりの地も訪ねてみたいですね。
[31] 井上靖の旅! 投稿者:洪作 投稿日:2000/03/19(Sun) 03:37 |
ばりばり蟹座さん、実家ですか。いいですね。
そうなんです、私も井上靖ゆかりの地をじっくり旅したいんです!
以前沼津と修善寺に行きましたが、ほんのちょっとだけ・・・。
千本浜の詩碑を見れたのはうれしかったですけど。
まずは、湯ケ野・沼津・金沢で洪作の(?!)足跡を
ゆっくり辿ってみたいと思っています。
下田に親戚がいるので、沼津と三島と伊豆はGWにでも行けそうです。楽しみ!
でも不思議と靖の作品に出てくる場所って大抵何かしら知ってる場所なんですよね・・・。
在京の登場人物の家がやたらと大森だったり、「おなじみ」っていうのもありますよね(笑)。
[32] 旅ではないですが・・・ 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2000/03/19(Sun) 21:11 |
洪作の足跡を辿る旅ですか、面白そうですね。
僕も作品に出てくる場所の幾つかは多少縁があるかも知れません。
僕が生まれる前に両親が金沢に住んでいたし、
僕が小さい頃は三島に住んでいて伊豆や沼津はたまに遊びに行ったし、
今は実家が滋賀県にあって、琵琶湖がるし。琵琶湖って幾つかの作品で出てきますよね。
金沢は、金沢大に友達がいるもので2回ほど遊びに行ったことがあるんですが、
その友達が金沢大学の寮に住んでいて、『四高寮寮歌』(みたいな感じの名前でした)というのを聞かせてもらったりしました。
あと、は連れの実家が旭川なので、一度遊びに行ってみたいですね。
[33] 佐渡にも行きたくなりました 投稿者:洪作 投稿日:2000/03/20(Mon) 01:18 |
というのも、今『四角な船』を読んでいて、
主人公も魅せられた佐渡の描写が絶妙で・・・。
琵琶湖も出てきてますが、琵琶湖周辺は近いのでよく行きます。
比良を歩いたり、スキーへ行ったりも。
それでも作品の風景はまた別で、それはそれを味わいに行きたいんですよね(笑)。
[34] 佐渡ですか 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2000/03/24(Fri) 03:33 |
佐渡って言うと新潟県ですよね。
僕は都道府県巡りもやっているんですが、新潟はまだ行ってません。新潟県に行ったら、佐渡も見に行ってみたいと思います。
でも、その前に『四角な船』を手に入れて読まなければ(笑)。どんな描写をしているのか楽しみです。
しかし、琵琶湖や佐渡や伊豆に限らず、井上氏が小説を書いた頃とは、風景も随分と変わっているんでしょうね。
[35] 都道府県めぐり?! 投稿者:洪作 投稿日:2000/03/24(Fri) 23:33 |
→ばりばり蟹座さん
その「都道府県めぐり」には何かルールがあるんですか?
私、生まれた時から通算なら、一応全都道府県制覇してますよ!
靖を愛する皆さんは「旅」状況、どうですか?
[36] 言い換えると、都道府県庁巡りですね 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2000/03/25(Sat) 01:19 |
僕の友達でも都道府県巡りをしているのがいて、その都道府県の土地を踏んだら行ったことにするというルールでやってますが、僕は違うルールでやっています。
その都道府県庁に行って、建物の写真、石版とか表札とか『〜県庁』みたいに都道府県庁名が分かるものと一緒に撮った写真を撮って、その都道府県に行ったことにしています。
このルールで、半分ぐらい制覇しました。
洪作さんは全都道府県制覇ですか、すごいですね。
僕は、土地を踏んだことがあるというルールでも、まだ10県ほど行ったことがありません。
まだまだ先は長いです。
[37] 【わだつみ】について 投稿者:STELLA 投稿日:2000/03/25(Sat) 10:26 |
はじめましてステラおじさんと申します。
井上靖の本を読み始めてまもない初心者です。
初めて読んだのが【一期一会】と【石檮】で有名な歴史物はほとんど
読んでません。
ところで質問があります。
【わだつみ】という作品はどういう作品なのでしょうか。
読まれたことのある方、ぜひ教えていただけませんか。
文庫になっているのでしょうか。ご存じの方よろしくお願いします。
[38] STELLAさんへ。 投稿者:おん 投稿日:2000/03/26(Sun) 01:22 |
おんです。
えっと・・・「わだつみ」のことなんですけど、
岩波書店からでているのですが、残念ながら文庫では
出版されておりません。
ただ、今でも岩波書店のHPに行けば購入可能だと思います。
古本屋でも、探せばみつかりますよぉ〜♪
おんは「わだつみ」もってますが、まだ読んでません。
ハードカバーの、厚さ3cmくらいで、上・中・下巻と、
長編になってます。
[39] こんにちはSTELLAさん! 投稿者:洪作 投稿日:2000/03/26(Sun) 01:58 |
はじめまして、洪作です。
私も新参者なんですが、初めて後輩(?)が出来てちょっぴり
うれしいです(笑)。
あ、でも「おじさん」っていうことは、私の方が後輩かな?!
・・・な〜んて、これからよろしくおねがいします。
さて、「一期一会」という作品、よく知りません。
現在は入手しにくいと思うのですが、出版はどこですか?
よかったらあらすじも(ちょっとだけ)教えてください。
[40] ありがとうございます 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2000/03/26(Sun) 07:05 |
STELLAさん、はじめまして。
書き込みありがとうございます。
『わだつみ』の件ですが、僕もおんさん以上のことは分かりません。
お力になれず、申し訳有りません。
『一期一会』というと、知的生き方文庫刊の『わが一期一会』のことでしょうか。
この文庫でしたら、一応このページにも簡単ですが載っています>洪作さん
そういえば、井上靖氏の娘さんが、『わが父 井上靖の一期一会』という本をだしたそうです。
まだ手に入れていませんが。
[41] ちょっと質問 投稿者:Rina 投稿日:2000/03/26(Sun) 16:44 |
私は、この4月から中3になるgirlです。
今まで本を読む事がなかった私が、「しろばんば」を学校の宿題をきっかけに読み始め、今では本のない日なんて考えられないくらいです。ところで、ちょっとquestionなんですが、「北の海」に続く井上氏の自伝的小説は、あるのですか???
いま読みたくてウズウズしています。
どうか私の質問に答えてください。おねがい!!
[42] こんにちは Rinaちゃん 投稿者:洪作 投稿日:2000/03/26(Sun) 23:05 |
こんにちは、洪作です。
「しろばんば」をきっかけに本が好きに・・・よかったね!
これからも時々おしゃべりしましょうね。
さて、自伝的小説ですが、一応「北の海」が最後だと思うよ。
ただ、小説ではなくエッセイとして「幼き日のこと・青春放浪」(新潮文庫)で、よりノンフィクションな井上靖の青春時代が分かります。面白いよ!
その他
[43] 続き! 投稿者:洪作 投稿日:2000/03/26(Sun) 23:08 |
まだ途中なのに、間違って「投稿する」をクリックしちゃった、ごめんなさい。
ええと、書きたかったことは・・・
その他、何か知ってることがあれば、皆さんRinaちゃんと私に教えてくださいネ。
っていうことでした。
[44] ありがとうございます&『北の海』の続き 投稿者:ばりばり蟹座 投稿日:2000/03/27(Mon) 00:02 |
Rinaさん、はじめまして&ありがとうございます。
『北の海』に続く自伝小説ですが、無いと思います。
僕も続きがあれば読みたいと思っていたんですが、このページを見てメールを下さった方の話によると、
『井上靖の息子さんの手記を、古本屋でみつけたんですが、それによると、井上靖は、死の直前、「北の海」に続く、大学〜新聞記者時を書こうとしていたそうです。』
ということらしいです。実に残念です。
それでは、これからもよろしくお願いします。
[45] ジュンク堂で見かけました! 投稿者:洪作 投稿日:2000/03/27(Mon) 00:16 |
→井上靖の娘さんの本。
パラパラとは見てみました(ちゃんと勝ってから読もうと思って)。
また読まれた方は感想など聞かせてくださいネ。
[46] 「わが一期一会」について 投稿者:おん 投稿日:2000/03/27(Mon) 00:17 |
おんです。
知的行き方文庫の「わが一期一会」は、1年くらい前に
渋谷の新しい本が売っているお店(つまり、古本屋では
ないほう)に売っていた記憶があります。
絶版になっていたはずなのですが・・・
たまにそんなことあるみたいです。
中公文庫の「北の海」が売っていたり。
色々探して見るのも手かもしれません。
ちなみに、「わが一期一会」は、井上靖が毎日新聞に
書いていた随筆(エッセイともいうのかな?)
です。ハードカバーでも出ていて、最近まで
手元にあったのですが、文庫を入手したのと、
引越しの整理で手放してしまいました。
(古本屋に売りました。m(__)m)
もし、必要であれば、買い戻しておきますよ。
[47] びっくり! 投稿者:洪作 投稿日:2000/03/27(Mon) 00:22 |
→中公文庫の「北の海」ってあるんですね。
大好きな本なのに知らなかった・・・。
そういえば、徳間文庫だった本が他で再出版されてたのもあったような気がします。
おんさん、詳しいですネ!
[48] 井上靖の自伝小説 投稿者:おん 投稿日:2000/03/27(Mon) 00:25 |
「しろばんば」→「夏草冬濤」→「北の海」
は、いい流れの自伝小説ですよね。僕もここから
井上靖の世界に入っていきました。
自伝小説から離れるかもしれないですが、井上靖の
幼い頃や、若い頃の小説は非常に多く、短編集でも
よくみかけます。「グウドル氏の手套」などは、
井上靖が幼いころ生活を共にしていたおじいさんの
妾(しろばんばでは、おぬいさん)から聞いた
話だそうです。(はっきりとは覚えていませんが・・・)
他に、井上靖の母のことを書いた『わが母の記』
(講談社文庫)というのもあります。
この本は絶版になっているようですが、下に書いた書店で、
新しい装丁で見かけました。
毎日新聞社に勤めていた頃の同僚や先輩をモデルにした
話もありますので、色々読んで見てはいかがでしょうか?
[49] Re[47]: びっくり! 投稿者:おん 投稿日:2000/03/27(Mon) 00:33 |
> →中公文庫の「北の海」ってあるんですね。
> 大好きな本なのに知らなかった・・・。
井上靖の作品は、版権の問題があるとおもうのですが、
稀に同じ作品が異なる出版社からでていますよ。
「あすなろ物語」「しろばんば」「蒼き狼」「天平の甍」
「真田軍記」は、旺文社文庫からでていますしね。
> そういえば、徳間文庫だった本が他で再出版されてたのもあったような気がします。
それは・・・「おろしや国粋夢譚」では。
徳間文庫のは、上記作品が映画化されたときの写真も
載っているので、倍楽しめますよ。
「敦煌」のシナリオもでてますが、そっちもおすすめします。
[50] 井上靖氏について教えて下さい! 投稿者:355 投稿日:2000/03/29(Wed) 00:25 |
5月に修学旅行で伊豆に行って文学についていろいろ訪ねる
のですが、それの事前学習として今、井上靖氏について
調べています。作者本人の詳しい性格、周りの環境などを
しろばんば、夏草冬濤、北の海などと照らし合わせていきたい
のですが…。なにかいい情報があればsakippe@d9.dion.ne.jp
までメールください!!お願いします。
P.Sみなさんのホームページ参考になります!