★あちるのマタニティ・ダイアリー★

♪出産&入院体験♪  11月7日(木)  38週の5日目

○AM1:30頃
【うっそーーー! ほんとに破水??】
3日くらい前から、散歩の後などに軽い生理痛のような痛みを感じていた。…ので、自分ではなんとなく「そろそろかな?」って思ってた。でもね、こんなに突然やってくるなんて……ね。

6日のPM11:00に就寝し、ひと眠りしたんだけど、旦那がまだ起きていてガザゴソしていて目がさめる。
ふとんに横変わったまま「うっーーーまたファミコンやってるぞ!まったく…」なんて思っていたら、突然、お股のほうから「ブチッ!!」という音が…。えーーーーー!!! 別に体を動かしたとか、腹に力を入れたわけでもないのにすごい音!
破水だってことは、すぐに分かった。だってそれ以外考えられない音だもの。でもでも私は、まさか自分が破水するなどと思いたくなかったので、しばらくじーーーっとして羊水が流れるがどうか様子を見ることにした。
「どうしうよう? ほんとに破水だったら、病院へ連絡して即入院ってことになる。でもまだ心の準備ができないよーー」…なんて考えながら1時間が経過。羊水が流れる気配はないけど、トイレに行ってみることにする。

トイレにいくと、うすいピンクのおしるしがあった。「あの音に、そしておしるし。やっぱり、来たんだ、この時が!」私は、ここで心が決まった。もう行くしかない!! 産むしかない!!

○AM2:30頃
【もしもし!破水しました】
なんか、妙に緊張しながら、一大決心して病院へ電話をする。「破水でしょうから、すぐに入院用のバックを持って来てください」と言われる。
荷物の最終チェックをして、家の中を軽く片付け、ホットミルクを飲んで、だんなといっしょに「いざ出陣!」。
クルマへ移動する時に、羊水が流れはじめる。クルマのシートにのけぞりながら乗るが、やはり羊水が流れてきて焦る。

○AM3:30頃
【入院!!】
クルマの乗り降りなどで体を動かすと、もう羊水はジョボジョボと流れてくる。ナプキンも下着もビショビショだ。
助産婦さんの内診を受ける。これがまた痛いのなんのって。子宮の状態や赤ちゃんの状態を見たんだと思うけど、指どころじゃなくて、たぶん手をまるごと入れていたんじゃないかな? 痛かったよ…あれは。でも「出産の痛みはこんなもんじゃないだろう。これくらい耐えなくちゃ」って思って我慢したよ。
それから、入院する部屋へ案内され、細菌感染を防ぐ抗生剤を受けたり、赤ちゃんの心音を聞き、お腹の張りをみる機械で状態をチェックされて、朝に医師の診察を受けるまで安静にするように言われる。
でも、不安と緊張と興奮とで、仮眠なんてできなかった。旦那はソファで横になってたけど、やっぱり眠れなかったみたい。
お腹の張りは10分間隔であるが、本格的な陣痛はまだ来ない。

○AM8:30頃
【先生の内診。いったいどうなる?】
担当の先生が来て、内診。
私の場合、昨年の子宮筋腫の手術のことがあるため、少し前に「ぎりぎりまで様子を見て、できれば自然分娩でいきましょう。しかし陣痛促進剤などは子宮に負担をかけるから使えないですよ」と言われていた。それなのに破水って形でスタートしてしまった私のお産。いったいどうなるのか不安。

だんなも診察室に連れて来るよう言われ、部屋まで呼びにいく。再び先生のところに行ったのだが、その時、机の上の「手術の承諾書」が目に飛び込んできた。「きゃーーーやっぱり帝王切開かぁ?」と心で思いつつ先生の話を聞く。
陣痛促進剤は使わないほうがいいって言ってたのに、たぶん大丈夫だろうってことで、なぜが促進剤を使うことに…。承諾書はそのためのものだったのだ。それでいいのか悪いのか、その時は半信半疑って感じ。だけど、やってみないと分からないし、ともかく先生を信じてみることにした。

○AM9:30頃
【陣痛促進剤の点滴スタート!!】
陣痛促進剤を受けて1時間、少しづつ腰の痛みが増してくる。左右に押されている感じ。助産婦さんには「赤ちゃんが降りてきているのでしょう」と言われる。10:30頃浣腸。

○PM0:00頃
【お昼ものどを通らないよーー】
陣痛の間隔が徐々に短くなってくる。最初はその時間を計っていたけど、助産婦さんに「疲れるから計らなくていいよ」と言われる。確かにだんだん余裕がなくなってきた。だって、体力をつけるために食べようとしたお昼も、どうしても食べたれないくらいになってたもん。
そのうちいきみたい感じになってきて、つい全身に力が入ってくるようになった。子宮口を見てもらったら5cm開いてた。
○PM1:00頃
【子宮口全開!!】
陣痛の波がどんどん押し寄せてくる。その一つ一つを乗り越えるのにもう必死。
意識が少しもうろうとしてくる。時間の感覚も分からず、「この陣痛を経て、赤ちゃんが産まれてくるから前向きにがんばろう」と思いながら、ただただ痛みに耐える。
私があまりに、力んでいるものだから、助産婦さんが「力まないで、楽にして!ヒッヒッフー!!」って言ってくれるけど、ヒッヒッフー!の呼吸法もできないくらい余裕がない。とてもリズミカルになんてできなくて「ヒッヒッウゥゥゥゥーン」になっちゃうの。
思わず「できないーーー!!」って叫んだくらい。
それで、再び子宮口を見てもらったら、なんと全開! すぐに分娩室に移動する。「もうすぐ、いきめますよ!」の助産婦さんの声。でも、車椅子に乗るのも降りるのもしんどかった。
○PM1:30頃
【いよいよ出産!!】
分娩台に乗るとてい毛や尿道を通すなどの準備がされ、先生や助産婦さんたちがスタンバイ。学生さんもいたので5人くらいの人たちに囲まれる。でも恥ずかしいとかいやなんてことも思いつかない。とにかくこっちは産むのに必死なんだもの。
1:30くらいになって、いきみスタート。陣痛の波に乗ってふんばる。うまく波に乗れるように意識しながら10回くらいやったけど、なかなか出てこないので、えいん切開される。
部分麻酔をしたためもあるけど、噂どおり、陣痛の痛みのほうがすごくて切ったときの痛みは分からない。
それから3回くらいいきんだと思うけど、それでも出てこないので、吸引されることになる。だんなに後で聞いた話によると、トイレのつまりをとるあの道具そっくりだったとか…。
赤ちゃんの頭に吸い付けて、私のいきみに合わせてグググッ引っ張られた。
頭が出た感じは自分では分からなかったけど、周りにいる助産婦さんたちが「ハッハッハッハ…」という短息呼吸をしたので、「ああ、頭出たんだ! もう少しだ!」って思う。
そしたら、肩が出てくる時だと思うけど、ヌルッという感触があって、ズルズルッって赤ちゃんが出てきた!!
「赤ちゃん元気だよ」という先生の声がする。「ああぁぁぁ」うれしさと安堵感で胸がいっ
ぱいになる。涙もちょっと…。

やはり、無事に産まれたことが、何よりうれしかったよ。
すぐに、お腹の上に赤ちゃんが乗せられて、初めてのご対面!! ほんとによくぞ産まれて来てくれたよ。

そして、赤ちゃんはへその緒やお鼻の処理を受けて、きれいに拭いてもらった。
私は、えいん切開した部分を先生に縫ってもらった。
えいん切開は、部分麻酔もしているし、陣痛の痛みのほうが大きいから切るときもほとんど分からなかった。でも縫うときは少し痛かったなぁ。けっこう大きく切ったみたいだから。いっぱい縫っているようで、すごーーく長い時間に感じた。

左の写真は、ひととおりの処理を終えた赤ちゃん。
私のほうに体を向けているので、顔がよく見えた。第一印象は「なんて、はっきりした顔なんだろう。目も鼻も口も大きいなぁ〜」だった。だって、もっと猿みたいだと思ってたから…。指の数も思わず数えてしまったわ。

子のときの赤ちゃんは、なんか不思議そうに周りをきょろきょろ見てた。初めての外界にびっくりしていたのかもね。




私のほうの処置も終わると、赤ちゃんにお乳を吸わせてみようってことになった。
うちの子は、2440gっていう小さい体だったけど。食欲はあったみたいで、すぐにおっぱいに吸い付いてきたの。
小さいお口でチューチュー。このときは、母親になった実感がすごくした。すれにすごくうれしかったなぁー。お産の時の痛みや苦しさなんて、もうどっかに吹っ飛んでしまうくらい幸せ!!


そして、3人で記念撮影!
実は、パパは立会いをしてくれていたの。
私がいきんでいる時も、枕もとに立って、うちわを仰ぎながら「ヒッヒッフー」って言ってくれてたの。
正直言って、お産じたいには、男性は役にはたたないね。私はいきむので精一杯で、旦那の存在なんて感じている余裕がなかったもん。
でもね、精神的にはすごーーく支えられました。やっぱり側にいてもらって良かったですよ。いっしょに感動を味わうことができたし。
ほんとに、私は幸せ者です。

最後に、出産ってたいへんな事業だけど、たいへんさよりも感動のほうが大きいね。
あんなに苦しくて痛くてつらい体験だったのに、もうそんなの忘れてしまって、本当に自分が産んだのかな?って不思議になってしまうくらい。
体力が許されたら、どんどん産みたいって感じ。

子供って本当にかわいいですね。
5日間の入院期間があっという間に過ぎて、無事に退院。
これからは、親として責任をもって子の子を育てていきたいと、二人で決意を新たにしています。
子宮筋腫手術を乗り超えて、あと何人の子が産めるか、自分にとって一つの挑戦です。
今後も期待して見守ってください。