- Renee Martel <CANADA LP DSP INT-401>
- side A
1.J'aurai mon tour de chance
2.Tous les arbres sont en fleurs
3.Je vais a Londres
4.La la la
5.Johnny Angel
6.Oublie ces mots
side B
1.La musique
2.Quand un bateau passe
3.Viens changer ma vie
4.Liverpool
5.Entre tes bras (Good day sunshine)
6.Cupide
A3の"Je
vais a Londres (私はロンドンに行く)"に掛けてなのか、バックにロールス・ロイスを選択というのが成金ぽくてダメ。
FLAMIN' GROOVIESのようにジャガーか、CHANTAL
RENAUDのようにロータスを選択しなかったのはお嬢様嗜好というキャラのためか?
かといって頭の上で結んでいるリボンもCHANTAL KELLYのように決まっているわけでもなく全体的にダサい。
一見とても食指が伸びるアルバムではないのだが、侮るなかれ、このアルバムで自分はフレンチ・カナディアンにハマりました(笑)
ブラスが元気なジョニ・ミッチェルのカヴァー(?)で幕開けし、次ぎはクレジットからレオン・ラッセルのカヴァーか?
ソフトロック的ですんなり聴ける。
そしてこのアルバムの白眉、A5の"Johnny Angel"。竹内まりやのカヴァーがCMに起用されたので知っている方も多いと思うシェリー・フェブレーがオリジナルの曲ですね。
流麗なストリングスといい数多のカヴァーの中で彼女のヴァージョンが一番美しいと思う。どことなく"瀬戸の花嫁"的な感じを受けなくもないが、とにかく必聴です。
で、実はこのアルバムはここまで。B面でもバカラック=デヴィッド、トニー・ハッチ、レノン=マッカートニーの曲をカヴァーしいるが残念ながらA面の水準を維持することはできなかった。 |