GENEVIEVE GRAD
ジュヌヴィエーヴ・グラ 

PROFILE

194474日パリ生まれ。
オペラ・ド・パリのダンサーだった
14歳のときイタリアの監督、アルベルト・ラトゥアーダ(カルロ・ポンティという説もあり)から『17才よさようなら』への主演のオファーがあったが、大胆過ぎるという理由により辞退、結局この役をカトリーヌ・スパークが演じたというのは有名な話。
先に雑誌やテレビで名前を売った後、
1959年『今晩おひま?』の端役で映画初出演し、1960年『浜辺の夕べ』で本格デビュー。
ビビ・グラという愛称で、歌って踊れる女優として活躍した。
その他の主な出演作『大混戦』(
1964)『ニューヨーク大混戦』(1965

DISCS

Tout juste un an <FRANCE EP BARCLAY 71020>
side A1. Tout juste un an
side A2. Les garcons les filles et l'amour
side B1. Mais ou s'en vont les etoiles
side B2. Presque autant que nous

このEPはホント大好きです。
A1はスローで当り障りのない曲なんだけど、2曲目はハープシコードが印象的なちょっぴりサイケな曲。
そして
B面はクロディーヌ・ロンジェサークルの『ネオン』またはホリーズの『バタフライ』を歌ったような、とでも言いたくなるようなバラードで、とても美しい。
特に
1曲目はこの世のものとは思えないほどで、こんなに美しい曲を吹き込んだ彼女に会いたいと、叶わぬ思いを抱いてしまう。


サントロペのお嬢さん (Le gendarme de Saint-Tropez) <JAPAN SP KING HIT-1402>
side A. Douliou douliou Saint-Tropez
side B. Douliou douliou Saint-Tropez (Instrurmental)

フランスの有名なコメディアン、ルイ・ド・フュネス主演の映画『大混戦』のサントラ盤。
主題歌はジュヌヴィエーヴが歌い、これがきっかけでバークレイ・レコードの社長、エディー・バークレイに認められ、レコードを吹き込むことになった。
この映画は『ニューヨーク大混戦』という続編も作られ、こちらの主題歌(
Les garcons sont gentils)も彼女が歌っている。
ちなみに
2年ほど前にリリースされたフランス映画のサントラ集『TWIST AGAIN AU CINE』に両主題歌とも収録されているが、 "Douliou douliou Saint-Tropez"に関してはシングル盤とはヴァージョンが異なっていた。


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