MIREILLE DARC
ミレイユ・ダルク 

PROFILE

1938515日南仏トゥーロン生まれ。
地元のコンセルヴァトワールで演技を学び、
19歳の時にパリに出てきたが女優としての仕事は無くマヌカンをしていた。
その後演出家のルネ・デュピーに見出され演劇の端役をもらう。
60年映画デビュー、65年に出演した『恋するガリア』(ジョルジュ・ロートネル監督)でそのブロンドとソバカス顔、まるで少年のような容姿で人気が爆発した。
『ジェフ』(
69年)で共演したことがきっかけでアラン・ドロンと長期にわたり同棲することになるが結婚はしなかった。
83年交通事故で重症を負ったが見事復帰、97年には『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』に審査員として来日もした。
その他の出演作は『何がなんでも首ったけ』(
60年)『皆殺しのバラード』(65年)『女王陛下のダイナマイト』『エヴァの恋人』(66年)『太陽のサレーヌ』『ウィークエンド』(67年)『ボルサリーノ』(69年)『プレステージ』(78年)『チェイサー』(79年)などなど。

ミレイユ・ダルクのCD・DVD


DISCS

Deshonoree <FRANCE EP POLYDOR 27177>
side A1.Deshonoree
side A2.Celle qui ne dit jamais non
side B1.Marie
side B2.Cette nuit tout recommence

バックはアラン・ゴラゲール


Ce ne sera jamais trop <FRANCE EP PHILIPS 437.339BE>
side A1.Ce ne sera jamais trop
side A2.As-tu vu balthazar!
side B1.Ne cherche pas a plaire
side B2.Ou est mon zebre?

B1はなんとフランス・ギャルとのデュエット!
流石のギャルさまも
ミレイユ・ダルク相手じゃB面扱いなのね。
片や映画界の新星、方やティーンのアイドルと、まったく毛色が違う二人。
いったいどういった経緯でデュエットになったのでしょうね?
同じフィリップス所属なので、「デュエットさせたら面白いかも」的な企画物なのでしょうか?
そういえば
60年代の女性ファッション雑誌『Mademoiselle age tendre』(だったと思う)でフランス・ギャルミレイユ・ダルクが一緒に写っている写真を見たことがあるが、あまりの体型の違い(ミレイユ・ダルクがデカイ!)に驚いた。
あながち接点が無いわけでもないらしい。


Ah! les hommes <FRANCE EP PHILIPS 437.413BE>
side A1.Week-end
side A2.Ah! les hommes
side B1.Compartiment 23
side B2.Le bon numero

こちらもバックはアラン・ゴラゲール
そしてタイトル曲はシャンタル・ゴヤの公私にわたるパートナー、
Jean-Jacques Deboutの作品。
アルバムからのシングルカットですかね。


Les taches de rousseur <FRANCE SP PHILIPS 336.216BF>
side A. Les taches de rousseur
side B. Le pays des deux soleils

La femme d'un ange <FRANCE SP EAGLE NA48.401>
side A. La femme d'un ange
side B. Avec les mains, avec la bouche

このジャケット!
だから
70年代は嫌いなんだよね〜。
A面はミッシェル・サルドーの作品。


 


Compartiment 23 <FRANCE LP PHILIPS 844.779BY>
side A
1.Compartiment 23
2.Ce ne sera jamais trop
3.Le bon numero
4.Ah! les hommes
5.La cavaleuse
6.Ou est mon zebre
side B
1.Libertad
2.Deshonoree
3.Si tu devines
4.Cote soleil boulevard arago
5.As-tu vu balthazar
6.Week-end

バルドー同様歌は上手くないが、バルドーのアルバムと同じくらい楽曲は粒揃い。
しかし
バルドー並の強烈な個性に恵まれなかったため、残念ながら後世に受け継がれなかった名盤。


 


恋するガリア (Galia) <JAPON SP PHILIPS SFL-1078>
side A1.恋するガリア (Largo)
side B1.
ガリアのテーマ (Galia)

ジョルジュ・ロートネル監督の映画『恋するガリア』のサントラ盤。
音楽はミッシェル・マーニュ、バッハの曲にスキャットを載せる形で歌っているのはウォード・スウィングルをリーダーとする混声コーラスグループLes swingle singers


Galia <FRANCE EP PHILIPS 437.186BE>
side A1.Largo
side A2.Galia
side B1.Piege-party
side B2.Vertige blues

恋するガリアア』サントラの本国盤。
ちょっと見オカルト映画のサントラ盤かと見間違えるようなジャケット。
なぜこのショットなのでしょうか???


太陽のサレーヌ (Balbeck) <JAPON SP KING HIT-1445>
side A. 太陽のサレーヌ (Balbeck)
side B.
ばった娘サレーヌ (La grande sauterelle)

ジョルジュ・ロートネル監督とダルクのコンビの3作目。
故にダルクジョルジュ・ロートネル監督の愛人とも噂された。


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