インバースタイム送り ってなに?
送り指令方式で時間の逆数で指令します、主にマシニングセンターで同時5軸加工を行なう際に
使用することがありますが、通常、インバースタイム指令はオプションになっていますので
あまり使用することはありません。
具体的には以下の計算式により求めます
FINV=1/T=FR/L (直線補間の時)
FINV=1/T=FR/R (円弧補間の時)
FR・・・毎分送り速度 L・・・移動距離 R・・・円弧半径
真偽の程は確かではありませんが、ある機械メーカの話によると、データが微細な場合毎分送りの場合
加減速の影響で理論的な加工時間で加工できないといったケースで
インバースタイムを使用すると理論加工時間で加工できる場合があるようです。
ポストプロセッサ ってなに?
CAD/CAMやAPT等自動プロでは個々の工作機械をあまり意識しないでツールパスを作成します。
この時にCL(Cutter Location)データまたは中間ファイルなどと呼ばれるデータが作成されます
しかし、実際のNCデータは個々の機械毎・あるいはお使いになっている会社によっても異なります
そのために、CLデータを使用する機械に適合するNCデータに変換するソフトウェアを
ポストプロセッサといいます。
CAD/CAM毎にポストプロセッサで使われる言語や構造が異なるため
CAD/CAM毎・工作機械種類分のポストプロセッサを準備しなければなりません
一般的にはポストプロセッサの内容について詳細は公開していないため
完成したポストプロセッサを代理店等を通じ購入します
もし、複数種類のCAD/CAMを使用し工作機械の種類も多い場合には、
多少のプログラミングの知識が必要になりますが 汎用ポストプロセッサ といわれる
色々なCAD/CAMに対応しポスト処理ができるソフトウェアの導入という方法もあります
或いは、一手間掛かってしまいますが、このホームページのダウンロードで紹介している
”NCデータ変換”のような方法で一旦CAD/CAMから出力したNCデータを変換するという方法もあります
どのような方法を選ぶか、コスト・使用頻度・将来の計画等から検討し決めましょう
カスタムマクロ ってなに?
カスタムマクロはサブプログラムのように使います
しかし以下の様にサブプログラムとは異なった特徴を持っています。
・変数が使える
・機械の状態(座標値や指令値・インタフェースの情報)を読込んだり書換えたり出来る
・演算機能(四則演算・論理式・関数)が使える
・条件により分岐や繰り返しが使える
・Gコード・Mコードでの呼び出しが出来る などです
これらの特徴を利用して
よくNC装置の取扱説明書に例として掲載されているようなボルトホールサークルのように
類似した加工の指令を簡素化したり
例えば、スロッター加工をさせるといった新たなサイクルを作る などアイデア次第で色々と使えます
カスタムマクロの作成にあたっては
・どのような変動要素があるか?
・変数等どのように指令するか?
・どのような結果を求めるのか? など、良く検討して作成しましょう。