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奇妙な幹の形:あがりこ

 この木はミズナラです。地上1メートルくらいの所で数本の幹が枝分かれしています。このような形の木をあがりことよんでいますが、これはどのようにしてできたのでしょうか。

 ミズナラやブナなどの広葉樹は、幹の途中から切られても切られた所から芽吹いて再生するという特徴があります。写真のような奇妙な幹の形は、大木になった木が地上から1〜数メートル上の所で伐採され再生した時に見られます。特に雪の多い地方で目にする機会が多いと思われます。それは、かつて雪の多い地方では運搬を容易にするために積雪期に伐採していたからです。重機のなかった昔は雪の上を木材を滑らせて運んでいました。雪上で切り出すために雪の高さ分、上で切られることになったのです。