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この試合は、普通に考えればマイカル勝利なのだろうが、前節の低調なマイカルオフェンスを見ていると、あまり安心できそうもない。スタッツを見る限りでは、RBのキープレレイヤーがよくわからなかった。ここも、同じような結果に終わるのなら、頭の中を「?マーク」が飛び交うことになるのだが、・・・・。 井内盛栄堂は前節のアサヒ飲料戦の最初のキックオフで、いきなり、オンサイドキックを敢行した。結果は失敗だったが、「なんとかしたい!!」という意気込みを伺いしることが出来た。もしかしたら、面白い展開が見られるかも。 |
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松下電工は、前節でQBに秋山を起用したりしていろいろと試みていた。また、RB#1小林のスピードには、目を見張るものがある。タックルミスでもあるとそのまま一気にTDなんていうケースも十分にあり得るだろう。前節途中でケガ退場したRB樫野の復帰も期待したい。 一方のイワタニは、QB大橋のパスオフェンスが冴える。ラインのパスプロテクトがもてば、敵陣奥深くへ侵攻という場面も見られそう。松下電工はDL#43脇坂筆頭に構えるも、ひと頃に比べてパワーダウンしたのは否定できない。 イワタニが先行するような試合展開になれば、十分に可能性はある。ここも面白い試合になるかも。 |
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今春のグリーンボウルトーナメントでも対戦したが、そのときは、湖北ファイニーズが第4Q終了まぎわにFGを決めて勝利した。その試合では、湖北ファイニーズのオフェンスに工夫があったが、アサヒ飲料ディフェンスがそれを抑えていたという内容だった。 WESTの各チームのことを「オフェンス低調」と一言で済ませているのだが、試行錯誤して苦労しているか、なんの策もなく時間だけ経過しているかは、見れば大体わかるだろう。そういう意味では、両者とも前節は淡々としたオフェンスに終始していたように思う。 この対戦は、どのような展開で時間が経過するのだろうか?もちろん、オフェンスが調子付いた方が勝利するだろう。したがって、一概にはどちらが優位などとは言えない。1敗してあとがない湖北ファイニーズにも十分にチャンスはある。 |