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試合結果を新聞で確認するだけでは、ぜんぜん面白くないという例、第1弾。 なぜこんなに均衡した試合になったのだろうか??観ておくべきだったと後悔しても遅いのですが・・ |
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ゲームの前半は、両チームともオフェンスの精彩を欠いたまま時間が経過していった。松下電工オフェンスはQB#7高橋がRB#31樫野のランで組み立てようとするのだが、OLが穴を作り出せない。DLの浴びせ倒しやLB#55村田の鋭い突っ込みでショートヤードのゲインにとどまり、FD更新すらできない状態が続く。 この膠着状態を打破しようと試みたスペシャルは#18秋山をQBに起用したショットガンフォーメーション。しかし、パスを投じようにも漏れてくる相手が気になってサック後退を繰り返した。 一方の湖北ファイニーズも同様で、QB#5義永が指揮するもボールキャリアRB#35井場めがけて突っ込んでくるLB#59藤田他に完璧に押さえられて前進できない。両チームともにOLが完敗のまま時間が経過していった。 それでも第2Q終盤、この停滞ムードを打ち破ったのが松下電工RB#1小林。自陣40ヤードでピッチを受けるとLBDBをスピードでかわして左オープンライン際を一気に22ヤード、両チーム通じて初のビッグゲインとなった。しかし、後が続かないまま第4Dとなる。 登場したのがK#12太田のFGトライ。しかし、ここで交代違反の反則罰退となって、P#12太田のパントフォーメーションへと変更。 そして、スナップを受けた太田がなんと右WR#18秋山へパスを投じた。パス自体は失敗だったのだが、湖北ファイニーズのパスインターフェアーの反則でエンドゾーンまで21ヤードからのFD。そのまま勢いにのって先制のTDを獲得した。(第2Q11分7秒 松下電工7−0湖北) 後半も、松下電工は勢いにのってFD更新するのだが、ホールディング3回の反則で勢いを失った。そして、再び膠着状態となり、ディフェンス優位のまま時間が経過していく。そして、再び#1小林のビッグゲインをきっかけにフィールドポジションを優位に進めた松下電工が第4Q8分44秒にSFを獲得して試合を決めた。 なお、次のキックオフで湖北ファイニーズはオンサイドを敢行。松下電工にボールを奪わて失点を重ねた。 試合の内容としては、両チームともオフェンス不調で全くゲインできず、つまり、ディフェンスの踏ん張りということになるのだろう。 ただ、松下電工オフェンスの方が、組立自体はおもしろかった。#31樫野#25安藤#44荒木の今までのメンバーに加え、専修大学新旧コンビ#33粳田&#1小林が新鮮みを出した。とくに#1小林のスピードはシーズンが深まるにつれて脅威になりそうだ。(西宮ボウルでのリターンTD、覚えています。) さらに、#18秋山のショットガンQBや、P#12太田のパスなど、「どうにかしたい!」という意気込みは今後の優勝争いに向けて良い方向に回転しそう。次は何をするのか、見てて楽しみもある。 比較すると湖北ファイニーズは・・ということになるのだが、それ以前に、もっと遊びながら行きませんか??白星が必要なのは判りますが、力の抜いた「らしい」フットボールが見たいです。 |
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試合結果を新聞で確認するだけでは、ぜんぜん面白くないという例、第2弾。 今年のWESTは、6チームとも同じような位置にいるのだろうか??優勝争いも含めて一気に大混戦の兆しが見えてきた・・ |