第４５回 西日本社会人選手権 １回戦 結果
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コイントスで権利を獲得した松下電工が、前半レシーブを選択した。リターナーは＃３１ 樫野。自陣５ヤード付近でキャッチすると、スピードとカットで一気に７５ヤードのビッグ ゲインとなった。 ＱＢ＃１高橋のオフェンスは敵陣２０ヤードから。ＲＢ＃２５安藤、樫野の２プレーで簡 単にＴＤを挙げた。（第１Ｑ４４秒松下電工７−０井内盛栄堂） 一方の井内盛栄堂は、神戸大学から入団したＱＢ＃１２大西でオフェンス展開を試みる。 しかし、中央・左右とものランは尽くＤＬに止められて為す術無しの状態だった。そして、 苦し紛れに投じたパスを松下電工ＤＢ＃２１上田がインターセプト、そのまま３５ヤードを 走り切ってのＴＤとなった。（第１Ｑ８分１０秒松下電工１４−０井内盛栄堂） 松下電工再びのインターセプトはＦＳ＃３村田。敵陣３４ヤードで攻撃権を獲得すると、 ＱＢ＃１高橋からＤＢをかわしたＷＲ＃２２下川への一発ロングのＴＤパスが成功した。一 発芸だけではなく、第２Ｑ中盤には自陣３１ヤードからのドライブ＆ＴＤで大勢は決する。 次のオフェンスシリーズで、フォルススタート＋パーソナルファウル＝２０ヤードの罰退 でオフェンスの勢いは消えてしまったが、意図したパス・ランがゲインしていたので、春初 戦でもあり、まま、これでいいのだろう。 ディフェンスは、昨年から頼もしかった２，３列が相変わらず充実し、さらに後半には、 ＬＢ＃８６杉本が登場し、いくつか、タックルを決めていた。さらに今日のＤＬは、危険す ぎるぐらいにアグレッシブなタックルの連続だった。 第３Ｑ開始早々に中央突破を繰り返されたが、それでもタイムアウト後にシャットアウト でＦＧに留めたあたり、ベンチワークも含めて今年は鉄壁ディフェンス復活かも。 一つ気がかりは、提出していただいた観戦レポートにもあるように、バックアップＱＢが いないことだろう。メンバー表の「ＱＢ＃３３粳田」表記に、わたしも誤植かと思った。し かし、ベンチでパスの練習を始めるのを見て、バックアップがいないことを認識した。 「ＱＢ＃３３粳田」が登場したのは、第４Ｑ中盤以降。第１プレーは、シングルバックか らの右奥ミドルパス。だがタイミングが合わずなのか失敗。ＱＢドローで走り始めると、さ すがなのだが、いまの時点でパスは少し苦しいかも。シーズン通じての課題になりそう。 井内盛栄堂は、ＱＢ＃１２大西と、ＲＢ＃１丹野、＃３０山本、＃５高木によるランニン グアタックが中心。パスも加えれば一層ランが進むのに、という状況だった。第３Ｑのドラ イブが唯一という完封負けだが、まだまだ、春、次があります。「新人がいきなり大活躍」 では、面白くない。秋の楽しみが１個増えた。 |
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