関西学生アメリカンフットボール Div.1 第2節



9月15日(水) 宝が池球技場 11:00
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
立命館大学





大阪産業大学





 


 大阪産業大学にとっては苦しい試合が続く。ここも、普通に考えると残念ながら立命館大学の優位は動きそうにない。

 大阪産業大学の開幕戦を毎日放送のダイジェストで見た限りでは、いくらかオフェンスも機能していたが、立命館大学の強力ディフェンス相手に再び良いところを見せられないか?春と違って形が整ってきただけに、簡単には敗戦しない大阪産業大学のいいところがきっとみられるはず。

 立命館大学は、ここで、もたもたしてられない。試合前半で決めるぐらいのゲームプランで臨んでくるだろう。したがって、遅刻せずにキックオフから観戦することが大切である。
 もし、見所を挙げるとすれば、来年の主力となるであろうメンバーが登場する後半あたりか。現在の正QB川嵜は主戦を任されて実質3年目である。そろそろ来年の正メンバーを育てる時期にきた。




9月15日(水) 宝が池球技場 14:00
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
京都大学





甲南大学





 


 個人的には、ひそかに期待している試合である。オフェンスディフェンスとも互角になるような気がするのだが。それを確認するために立命館大学−甲南大学戦を見に行ったようなものである。

 京都大学の前節はQB#8横山・#12竹下の併用だった。しかし、エースRB#32秋原・WR#82岸田の姿が見られなかった。若いメンバーの活躍シーンばかりだったが、その真相は??まさか、全員ケガなんてことはないだろうが。
 ディフェンスは好調そうなので、守りきることができれば優位に展開できるだろう。しかし、守りきることが出来なければ、低調なオフェンスが焦りだして凄い試合になるかも。こわいのはタックルミス。

 甲南大学オフェンスは前節立命館大学戦でまったく良いところなく、何がメインのプレーなのか判らないまま試合が終わってしまった。しかし、度々のパントリターンキックオフリターンでスピードを披露してくれたWR#3五島・#87松下の活躍は印象に残る。

 この試合、甲南大学がリターンTDやビッグリターンをきっかけにモメンタムを掴み取ることができれば、面白い展開になるかもしれない。京都大学のタックルミスを誘いだし、そして、先行するようなことになれば、一気に形勢は逆転する。観戦する方は、京都大学パントの場面で気を抜かないように。

 それ以前に、オフェンスが京都大学相手に機能すればいい。焦点は甲南大学オフェンス対京都大学ディフェンスである。



9月18日(土) 阪急西宮ST 13:00
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
近畿大学





神戸大学





 


 近畿大学は、関西大学との開幕戦をRB#32平手のランだけで勝利した。ともに上位に食い込むチャンスを狙う関西大学が相手の第1戦であり、ぜひとも勝利しなければならないとなれば個人の力に頼ってしまうのもわかる。
 しかし、、この試合でもRB平手の個人プレーだけで勝ち抜けようとするのか、それとも、他のRBを育てようと試みるのか。試合の見所は、ここにある。
 3強相手にRB平手1人では、プレー予測されて全くゲインできない。第2、第3のRBをどのように育てながら前半戦を戦うのか。

 前節の神戸大学オフェンスは、ほぼ完封されていた。ここも、神戸大学OLが近畿大学に圧倒されるようでは、点差が広がる同じ展開になってしまう。
 QB#18上岡はオプションQBというよりは、ランパスバランスアタックを得意としていそうだ。ランはUB#2仁科のショートヤード中央突破がメイン。パスはクイック・ミドルと幅は広そう。そして、RB#40朴木の復活があるか??

 神戸大学はオフェンスが目立っていたというのが過去数年の私のイメージだったのだが、今年はディフェンスの方が充実している。DL#89谷川、LB#27鬼塚、佐々木あたりが活躍してロースコアゲームに持ち込めば、可能性はありそう。



9月18日(土) 阪急西宮ST 16:00
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
関西学院大学





関西大学





 


 春の関関戦は、関西学院大学60−7関西大学。予想以上の大差がついてしまった。ただし、わたしはこれが関西大学の実力ではないと思っているのだが。その根拠は、関西大学が基本に忠実なシンプルなプレーに終始したこと、ボールキャリアがほとんどRB#21石野のみだったことにある。

 前節、近畿大学戦で見せてくれたシングルバックからのパスや、フリーフリッカー、時計を止めるプレーの実行など、昨年の関西大学とはレベルが違う。関関戦大敗も秋への布石とするいう戦略だった可能性は考えなくて良いのだろうか???
 わたしは、以上の理由から、この試合をとても楽しみにしている。考え過ぎか??結論は、もうすぐ出る・・。


 前節の関西大学を見た限りでは、攻守とも立ち上がりの悪さを感じた。3強相手には、ぜひとも先行したいだけに、どのようなコンディションで臨むだろうか。攻守とも最初の数シリーズこそ要注目である。観戦される方はキックオフに遅れないように。

 相手システムの分析力と対応する能力はありそうだ。したがって、早い段階に追い付くことができるならば面白い展開になりそう。なおかつ、QBが冷静に指揮すればランパスマルチで数TDは可能だろう。


 関西学院大学QB有馬は無難なスタートを切ったように思う。しかし、プレーを組み立てての得点よりは、一発で得点できてしまった感じだった。今後、相手次第でプレーの組み立て方は変わっていくだろう。
 ただ、神戸大学のDLLBの突っ込みで、マイナスゲインする場面もあった。関西大学DLLBに対して、OLなりQB有馬がマイナスゲインなく対応できるならば、豊富なRBWR陣によるバランスアタックで、得点を重ねていくことはできるだろう。したがって、関西大学LB#41吉田が近畿大学戦での負傷が完治していれば、対決が楽しみである。

 焦点は、関西大学DL・LBと関西学院OL・QB有馬の闘いにある。



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