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到着したのは第1Q8分過ぎ、イワタニ7−6マイカルだった。そして、イワ タニのオフェンスシリーズは敵陣エンドゾーンまで10ヤード。ここでマイカル は2回連続のフェイスマスク。さらに、パス失敗をはさんで再びのフェイスマス クの反則。 しかし、イワタニはQB#9大橋、#11松本併用も、ホールディングの反則 罰退でFGトライも失敗に終わった。イワタニとしては、突き放すチャンスだっ ただけに惜しいことをした。 その後は、膠着状態のまま前半が終了してしまった。 第3Qはマイカルオフェンスでスタートするも、第1プレーでQB#14夏目 のパスを#44栄がいきなりインターセプト。イワタニは敵陣35ヤード付近と いう絶好のチャンスを得た。 右へ流れたQB#9大橋からハンドオフを受けたRB#21横山が、左へ大き くカット。これが見事に決まって15ヤードのロングゲインとなるのだが、マイ カルディフェンスの奮闘で後が続かず、FG3点追加にとどまった。 それでも、マイカルオフェンスは調子が悪い。キックオフリターン35ヤード 後も反則やランゲインゼロで敵陣35ヤードから第4D8ヤード。 ここで、マイカルはタイムアウトを要求した。そして、ギャンブルフォーメー ションをとる。ピッチを受けたRBはしかし、パントキックを蹴った。リターナ ーのいないエンドゾーン手前でボールデッドの作戦だったのだろうか。しかし、 結果は、「審判の不用意なホイッスル」でプレー自体が無効に。タイムアウトま で使ったのにという絶不調が続く。 ここでイワタニが畳みかけていれば勝利も可能だったのだが。自陣20ヤード からのオフェンスでエクスチェンジミスによるファンブルロストが発生。マイカ ルに攻撃権を献上した。これが結果として勝利も献上することになる。 マイカルはQB#14夏目からホットラインWR#7○○へのパスで逆転TD を挙げた。マイカル12−10イワタニ。しかし、TFPに右オプションで2ポ イントを狙うも失敗に終わる。 リードされたイワタニには堅さが、リードしたマイカルにはリラックスムード が現れてきた。そして、第4Q早々、マイカルRB#34山口の中央突破からカ ット50ヤードTDランで大勢は決した。 イワタニにしてみれば、勝てた試合だったと思う。第2、3Qの得点機を逃し たのが結果的に響いただけだ。ここ数年、低迷が続いたが、イワタニにも復活の 兆しが見える。来年が楽しみだ。来年のWEST勢力図は大混戦。 マイカルオフェンスは自ら掴み取った得点機での得点シーンは、大勢が決した 後の第4Q終盤まで見ることが出来なかった。相手がミスをすれば勝てる、ミス をしなければ勝てない。結局ミス待ちである。ミスをしないチームには勝利でき ない。昨春、松下電工からの勝利も、松下電工の反則多発が原因だった・・・・ |
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松下電工レシーブで試合開始した。QBは#1高橋。第1プレーは#31樫野 の中央突破4ヤードも、次の#25安藤右オープンはLB#41駒井の突っ込み が早く、−4ヤード。さらに、DL#97春日のQBサック−8ヤードで、簡単 にパントへと追い込まれた。 P#15平船のキックしたボールがサンスターのリターナーが胸ではじく。そ こへジャストタイミングで突っ込んできた松下電工#40吉川が浮いたボールを キャッチしてしまった。エンドゾーンまで残り10ヤードから再び松下電工の攻 撃となる。 しかし、サンスターディフェンスの気迫は凄い。LB#41駒井、#50石川 のつっこみで合計−4ヤード。さらに、パス失敗となって、この窮地をFGの3 点のみで脱した。 ディフェンスの踏ん張りに応えたいサンスターオフェンスだがQB#3柴田、 #35井場のシングルバックのみで展開した。序盤こそ松下電工ディフェンスも ゲインを許したが、キャリアがRB#35井場しかないと判ってからは、さすが に止まった。 そんなオフェンスのじり貧を尻目にディフェンスは踏ん張った。松下電工第3 シリーズ、ブリッツでQB高橋が負傷退場。ここまではよかった。次に出てきた のがQB#10渋谷。やはり、高橋とはプレーのタイミングが微妙に違うのだろ うか。ここから、松下電工のロングゲインが続く。RB#36高本、#31樫野 の中央突破10ヤードずつと、パスインタフェアーにダブルリバース。突然進み 出した。最後はWR#85渡辺へのクイックパスでTDとなる。サンスターディ フェンスが瞬時にアジャストできなかった。 しかし、高橋と渋谷の違いは松下電工オフェンス陣にも支障をもたらしたよう で、これ以降、オフェンスの勢いはばったりと止まった。バックアップという点 で課題があるのかも。それとも、ケガ退場による突然の登場が原因か?、それと も、得点差が付いたから? さて、第2Q早々に松下電工が得点してから、第3Q終了時点までのターンオ ーバーの数々(わたしのメモによる)サンスター:ファンブルロスト2回、イン ターセプト3回。松下電工:パント2回 インターセプト2回 サンスターのファンブルロストは積極的なオフェンスの結果だ。インターセプ トは松下電工DB#21上田#6野村のスピードが上回った。しかし、両チーム オフェンスの不調が如実に現れた。 第4Q、松下電工はサンスターのパントをブロック、そのままLB#20奥村 が持ち込んで久々の得点となる。これに対してサンスターもRB#35井場のス クリーンパス50ヤードでエンドゾーンまで10ヤードに到達する。最後はRB #20山崎の中央突破で完封負けは逃れた。 この結果、サンスターは5位でシーズンを終了することになった。 WESTのレギュラーシーズンが終了してしまった。FINALにも入れ替え 戦にも出場しない3チームにとっては、今年の最終戦となった。で、選手にとっ てもラストだが、応援団にとっても最終戦である。 ということで、西宮STでは1塁側上層が指定席なのだが、第3試合はサンス ター応援団のいる3塁側へ移動した。 サンスターの応援、好きなんです。チアメンバーは女性だけなので、パワーで のパフォーマンスは少ない。それでも、動きが大きくて、揃ってるので、みてい て気持ちがいい。よっぽど練習してるんでしょうね。その跡が伺えます。 昨年までもサンスターチアのまとまりは印象に残っていたが、今春の西日本社 会人選手権決勝で、はまってしまった。この時、サンスターは西宮STの1塁側 だったから。 WESTでは、マイカルチアが男性との混合でパワーを前面に押し出してのパ フォーマンスをしている。これも、楽しいし高さに驚きもするのだが、フィール ドの試合との一体感と、応援席の自然発生的な手拍子とメガホンの振りでは、サ ンスターがリードだ。 春、カウントダウンを聞きながら「次は秋か・・・」と感慨に耽っていた。そ して、今年の最終戦。本当だったらもう1試合ぐらいあっても良いのにと思いな がら、今年のメンバーでのラストパフォーマンスに参加した。 「HEY・HEY・HEY」と「GO!GO!Finies!」・・・もう少し 聞きたかった。 次は、4月。サンスターファイニーズ本体の復活と、再びの見事なチア、楽し みにしています。 |