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私事の都合で、後半からの観戦となった。 後半はサンスターリターンで再開。QB#3柴田のオフェンスが展開される。 #20山崎ドローや、モーションした山崎へのパスでFD更新。だがサンスター のプレー種は、外から見た限りでは#20#35井場のドロー系中央突破のみ。 さらに、マイカルDLは5−2と4−3を半々に用いて、サンスターOLを見事 にコントロールした。結局、第3Qのサンスターオフェンスシリーズ3回をFD 更新1回に抑えた。 マイカルは、自陣11ヤードからのシリーズも第4Dに追い込まれた。だが、 スナップを受けたP#5山本が左サイドを約40ヤードを走りぬけるギャンブル が成功した。 そして、自陣45ヤードからの第1プレーはQB#17辻がドロップバック。 深追いしたサンスターDLが作った空間をスクランブルして35ヤードのビッグ ゲイン。マイカルOLはダブルカバーなどで、サンスターDLを見事にコントロ ールし、#22波武名のドロー、QBオプションキープが面白いように抜ける。 LBがかろうじて追いつくが、背後からではロングゲインも仕方ない。 次のシリーズも、QBキープ55ヤードで荒稼ぎすると、クリッピング罰退後 のエンドゾーンまで25ヤードの距離を、#17辻−#22波武名−#7竹田の フリーフリッカーでTDを奪った。 第4Qになって、サンスターはQB#11浅井−WR#4田崎への42ヤード パスヒットで敵陣26ヤードへ。再度のFD更新をするも、マイカルディフェン スはTDパスカットなどで健闘する。 さらに、サンスターはプレーが決まらずなのかディレイ直前のタイムアウトが 2回。作戦会議を行ったにもかかわらず第4D2ヤードと追い込まれた。 ギャンブルでドロップバックしたQBからTEへの起死回生パスと、マイカル のオフサイドの反則を絡めて1TDを返したが、所要時間5分とタイムアウト2 回は決して効率の良いシリーズではなかった。 この時点で7点差。残り5分でマイカルのオフェンスシリーズ。ここを止めれ ばサンスターにも可能性は残った。 だが、マイカルRB#31山本の左OT65ヤードのビッグゲイン。エンドゾ ーンまで12ヤードに到達して3点を追加した。残り時間3分。 マイカルも時間を残しすぎの感はある。TDパス失敗とサイドラインアウトは どうも。 結局、攻守ともにラインが圧倒したマイカルが勝利し、WESTサバイバルを 生き延びた。マイカルのラインてこんなに整備されていたの?というのが実感。 次の松下電工戦、再び今日のライン戦ができるなら面白い。 サンスターは第3節終了して1勝2敗。負けが先行するのはいつ以来だろう。 |
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第2Q、井内盛栄堂は自陣で真横へ浮かしたピッチ。これを松下電工DLがカ ットしてイーブンボールに。松下電工が抑えてターンオーバーとなった。 このチャンスに松下電工は、QB#1高橋−WR#22下川へのTDパスで簡 単に追加点を挙げた。さらに、敵陣40ヤードからの次のシリーズ、WR#81 古本への30ヤード、#8への10ヤードTDと、まま、テンポよく進む。 松下電工オフェンスは、第1戦のアサヒ飲料戦に比べると安定している。豊富 なRB陣、レシーバー陣とあってはまとまれば脅威なのは当然だ。徐々にその片 鱗が伺えるようになってきたのはたのもしい。 井内盛栄堂はQBに#14西田を配した。#8杉谷は第1Qでケガ退場なのか 氷で治療中だった。 2TD差後のオフェンスシリーズは自陣28ヤードから。RB#1丹野のドロ ーとRB#35山本のスクリーンは面白いように決まり、とうとうエンドゾーン まで22ヤード。しかし、井内盛栄堂はタイムアウト後に5ヤード罰退(レディ ーフォープレーコール前のプレー開始)と少々気負いすぎ。松下電工#23秋山 がサイドパスをインターセプトしてチャンスを逸した。 第3Qは松下電工レシーブで試合再開。自陣25ヤードからのシリーズは、R B#31樫野、WR#41芝原、RB#85渡辺による約6分50ヤードのロン グドライブ。結果は得点ならずだったが、まま、こんなこともあろう。若干の手 詰まり感もあるが、徐々にQB高橋のオフェンスになってきたようだ。 松下電工のタイムコントロールのおかげで、井内盛栄堂の後半第2シリーズは 第4Qに入ってから。再び中央突破とスクリーンで前進するが、最後は松下電工 LB#43脇坂のQBサックで大きく後退させてパントに追い込んだ。 第4Q、再びのロングドライブで追加点を挙げた松下電工が完封勝ちで2勝目 を挙げた。オフェンスは徐々に整備されてきたのがわかる。だが、2位以内に入 るため、あるいは、FINAL6を勝ち抜くには、少々物足りない。 ディフェンスは、スクリーンはともかく、なんでドローを通すのだろう。OL のパワーとRBのダイナミックだけで5ヤードはチョイ困るかも。 勝ち残りをかけた次のマイカル戦は正念場である。 |