第44回 西日本社会人選手権 展望



リーグ戦表 



Updated, 1998. Apr. 21 at 00:50 JST. 

 「昨秋のリーグ戦トーナメントで不本意な結果を残したチームのブロック」対「ここ
最近良い事ばかりチームのブロック」という粋なブロック分けである。       

 松下電工は、昨秋、社会人NO1確実という世間の評判を背に東京に乗り込んで惨敗
してしまった。昨春のチャンピオンであるマイカルも秋2敗で早々と姿を消した。アサ
ヒ飲料
は、関西学生の有名どころを集めて鳴り物入りでのシーズンインも、終わって見
れば入れ替え戦出場という屈辱を味わっている。                 

 一方で、サンスターは久しぶりにリーグ2位を獲得、ブラックイーグルスもスポンサ
ーを獲得、新たに井内盛栄堂として今春のスタートを切る。            

 さて、1回戦屈指の好カードは、松下電工−アサヒ飲料である。東京の惨敗からどの
ように立ち直ったか松下電工と、今年こそ実力発揮のアサヒ飲料。昨年の対戦は春秋と
も松下電工が7−0で逃げ切ったが、僅差であることは間違いない。        
 看板のアサヒディフェンスが松下オフェンスを抑え込むか、鉄壁の松下ディフェンス
がアサヒオフェンスを封印するか。1回戦なんかでは負けてられない松下電工に対して
真価が問われる年になりそうなアサヒ飲料、真っ向勝負が繰り広げられそうだ。   

 マイカル−千趣会は、残念ながら若干の力量差がありそうでマイカル優位か。   

 サンスターは、昨秋、久しぶりに東日本のチームと対戦したが惜敗。今年こその意気
込みで1回戦では負けられない。順当なら、昨秋のリーグ戦での借りを返して決勝まで
登りつめたいところだが。                           

 井内盛栄堂の1回戦は非常に興味深い。昨秋のリーグ戦でかいま見た勢い粘りの再現
が見れるかも。WESTに旋風を!!