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アサヒ飲料のキックオフで試合開始。サンスターは自陣19ヤード付近の第1プレ ーで、いきなりQB#3柴田がつまづき3ヤードロス。さらにミドルパスもアサヒ飲 料LB#31山田にインターセプトされ、エンドゾーンまで17ヤードという絶好ポ ジションを献上した。 この試合も、いつものサンスター自滅パターンで、アサヒ飲料の消極的勝利かと思 ったが、今日のサンスターは違った。それは後程ということで、まずはアサヒ飲料の 得点シーンから。 このポジションでアサヒ飲料は、QB#1堀部からRB#34吉田を3回試みるも FD更新なし、結局K#8田中のFGに終わった。 そして、その次の次の自陣47ヤードからのシリーズ、QB#1堀部のパスの構え からのQBスクランブルでサンスターのタックルミスが重なって25ヤードのロング ゲイン。しかしここもFGに終わる。 最後は、第2Q中盤、サンスターの8ヤードからのパントフォーメーション。Cの スナップしたボールがエンドゾーンを越えてセーフティー。以上である。 アサヒ飲料のオフェンス不調再びで散発ゲインに終わる。RB#34吉田、#40 丸山はショートゲインのみ、パスは失敗を重ねた。オフェンスラインが押し込まれて いるのが原因なのだろう「余裕」が全くない。クイックリリースのパスや中央をスピ ードで抜けるシーンもあったが、パスに正確性がないため連続しなかった。アサヒ飲 料のトータル獲得ヤードは、サンスターの半分にも達してないのでは?(正確な数値 はオフィシャルサイトで確認して下さい。) サンスターは、RB#20山崎、#35井場のランで最初の3シリーズ展開するが さすがにアサヒ飲料ディフェンスは強くFD更新なしが続いた。 だが、自陣18ヤードからの第4シリーズは、TE#85桜庭への10ヤードパス をはさむ。これがフリーで見事に連続ヒット。これにつれてランも進み始めて、第2 Qに#20山崎のTDランで逆転となった。 この後でアサヒ飲料にセーフティー2点を献上して再逆点される。さらに、第3Q 、終始敵陣にいながらFGを2回もはずし、その次のシリーズをファンブルロスト。 この時点で流れが変わるかと思ったが、この日のサンスターは攻守とも「切れる」こ とがなかった。 直後にLB#50石川がインターセプトすると、WR#80足立、#1森へ10ヤ ードパスが連続ヒット。最後は左スミWR#7前田へ17ヤードのTDパスを決めて 再逆点した。アサヒ飲料のツーミニッツオフェンスもDLLBの健闘で浮き足立つと ころなく逃げ切った。 アサヒ飲料は、オフェンスに加えパスディフェンスにも課題がありそう。 サンスターは、パントカバーが少々不安だったのは春だからだろう。第3Qを敵陣 で展開しながら追加点を挙げることが出来なかったのは残念だが、最後までアグレッ シブな攻守を見ることが出来た。秋の活躍が期待できそうで楽しみである。 |