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松下電工は、昨年の東京スーパーボウルの延長戦を見ているような状態だった。オ フェンスはランがまったく機能せず、さらに、QBサックとパスインターセプトで窮 地へ追いやられる。ディフェンスもアサヒ飲料#34吉田#8丸山の中央突破で5ヤ ード以上を簡単に許す。攻守ともラインが全く機能していないのでは??と思うよう な内容だった。 第2Q、アサヒ飲料は敵陣約30ヤード付近からのFGを#8田中が成功させて先 行した。さらに、絶妙なキックオフやパントで松下電工を自陣奥深くに追いやる。学 生時代から定評のあった田中のキック力は社会人でもみごとに発揮された。 自陣深くからの攻撃を余儀なくされた松下電工は、ドロップバックしてパスを試み るも、エンドゾーン内でタックルされそうになる。一度は逃げたもののエンドゾーン 内でボールをファンブル。それをアサヒ飲料が押さえてTDを奪われた。 松下電工は、そのあとのリターンで70ヤードを戻したが、FG止まりとなって前 半終了する。 後半も松下電工は自陣でファンブルロストを2回。1TDを奪われたが、もう一度 はDB#6野村の捨て身のタックルで攻守交代。そこから流れは松下電工に傾きかけ た。だが、敵陣30ヤード付近にまで侵攻するも最後は反則などで得点できずに終わ ってしまった。結局、終盤に追加点を挙げたアサヒ飲料が予想もしなかった大差で準 決勝へ進出した。 9月まで、まだまだ時間があります。秋の復活ストーリーを待っています。 |
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