関東大学アメリカンフットボール Aブロック 第5節



10月17日(土) 駒沢陸上競技場 13:30
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
法政大学 7007143-1-0
中央大学 060060-4-0
(現地観戦 第4Q残り2分9秒 法政FDまで)
(朝日新聞10月18日朝刊より)
 この試合も雨中の戦いとなった。両校ともパス比率が少なかったのは、天候の
影響なのだろうか。もし、パス比率が高ければ、勝敗は別にして結果は変わって
いたかも知れない。
 前半は、中央大学、法政大学ともに決め手を欠くまま時間が経過してしまった
というのが、正直なところだ。

 法政大学はQBに#4井川を起用、第2Q以降は#17木目田となった。しか
し、QBキープとUB#2井出のランがそこそこ前進する程度だ。パスも試みる
のだが、レシーバー陣が簡単なパスを落としてしまう。結局、ドライブが単発に
ならざるを得ず、オフェンスは無得点に終わった。

 第1Qの法政大学の得点は、中央大学自陣40ヤードからの右フレアパスを、
CB#21大沼がタイミングを見計らって飛び込んだインターセプトリターンT
Dによる。

 中央大学は、QB#11北澤と、RB#1木村、#25吉永によるランが主体
となった。パスは、ラインのプレッシャーがきつく、すぐにポケットから追い出
されてしまい余裕がない。さらに、法政大学のDLLBも強烈で、オープン中央
ともランを封じ込まれ、為す術無しの状態だった。

 それでも、中央大学の活路が見いだされたのは、第2Q終盤。自陣18ヤード
からのシリーズで、RB#32友成が40ヤードを抜けた。さらに、次のプレー
は、WR#82須藤へのロングパス。これがTDパスとなった。

 そして、次のキックオフを法政大学がファンブル、再び、敵陣30ヤードから
の攻撃開始となる。
 法政大学は、ランディフェンスはほぼ完璧も、ミドル程度のパスには少々弱い
かも。中央大学はミドルパスと#25吉永の中央ランをからめて、敵陣12ヤー
ド第4Dとなった。しかし、FGトライのキックは左へわずかに逸れ、逆転期を
逃した。

 法政大学は、後半にUB#40堀田を起用すると、突如としてオフェンスドラ
イブできるようになった。後半の第2シリーズ、自陣10ヤードからのシリーズ
は、堀田の中央突破とQBキープで敵陣22ヤードまで到達する。結局FG失敗
だったが、第3シリーズも同様のドライブをかねて、待望のオフェンスによる得
点を挙げて、逃げ切った。

 法政大学は、攻守ともパスに対して甘さを感じるが、ケガ人等、全体的にまだ
まだ本調子ではないように思う。次は3週間後、大きく成長して登場してくるの
だろう。



10月18日(日) 川崎球場 13:30
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
慶應義塾大学 6766252-2-0
帝京大学 213147363-1-0
(日刊スポーツ10月19日より)



10月18日(日) 川崎球場 18:30
TEAM 1Q2Q3Q4Q合計勝敗
立教大学



70-5-0
早稲田大学



313-2-0
(第4Q停電のため打ち切り)
(朝日新聞10月20日朝刊より)



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