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この試合も雨中の戦いとなった。両校ともパス比率が少なかったのは、天候の 影響なのだろうか。もし、パス比率が高ければ、勝敗は別にして結果は変わって いたかも知れない。 前半は、中央大学、法政大学ともに決め手を欠くまま時間が経過してしまった というのが、正直なところだ。 法政大学はQBに#4井川を起用、第2Q以降は#17木目田となった。しか し、QBキープとUB#2井出のランがそこそこ前進する程度だ。パスも試みる のだが、レシーバー陣が簡単なパスを落としてしまう。結局、ドライブが単発に ならざるを得ず、オフェンスは無得点に終わった。 第1Qの法政大学の得点は、中央大学自陣40ヤードからの右フレアパスを、 CB#21大沼がタイミングを見計らって飛び込んだインターセプトリターンT Dによる。 中央大学は、QB#11北澤と、RB#1木村、#25吉永によるランが主体 となった。パスは、ラインのプレッシャーがきつく、すぐにポケットから追い出 されてしまい余裕がない。さらに、法政大学のDLLBも強烈で、オープン中央 ともランを封じ込まれ、為す術無しの状態だった。 それでも、中央大学の活路が見いだされたのは、第2Q終盤。自陣18ヤード からのシリーズで、RB#32友成が40ヤードを抜けた。さらに、次のプレー は、WR#82須藤へのロングパス。これがTDパスとなった。 そして、次のキックオフを法政大学がファンブル、再び、敵陣30ヤードから の攻撃開始となる。 法政大学は、ランディフェンスはほぼ完璧も、ミドル程度のパスには少々弱い かも。中央大学はミドルパスと#25吉永の中央ランをからめて、敵陣12ヤー ド第4Dとなった。しかし、FGトライのキックは左へわずかに逸れ、逆転期を 逃した。 法政大学は、後半にUB#40堀田を起用すると、突如としてオフェンスドラ イブできるようになった。後半の第2シリーズ、自陣10ヤードからのシリーズ は、堀田の中央突破とQBキープで敵陣22ヤードまで到達する。結局FG失敗 だったが、第3シリーズも同様のドライブをかねて、待望のオフェンスによる得 点を挙げて、逃げ切った。 法政大学は、攻守ともパスに対して甘さを感じるが、ケガ人等、全体的にまだ まだ本調子ではないように思う。次は3週間後、大きく成長して登場してくるの だろう。 |
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